梅の花が咲きました!
春は近づいているんですね。
バンクーバーオリンピックが始まりました。
開会式、感動的でした!
特にカナダの先住民に敬意を表した演出に、胸が熱くなりました。
メダルも先住民のアートをモチーフにしたということ。
先住民との摩擦を避けようとするカナダ政府の意図もあるのでしょうが、
カナダという土地のエネルギーをアピールした、とても民族色の濃い演出だったように思います。
同時に、途絶えたアイヌ民族のことがふと頭をよぎり、せつなくなりました。
さらに、こんなことを思いました。
かつて野蛮とさげすまされてきた先住民だけど、
環境を次々に破壊し、戦争やテロ行為をする国家を野蛮とは言わないのだろうか。
地球が生命体であり心があるとしたら、何と思うだろう。
環境破壊や紛争に直面している今の世界は、
自然と共存し、自然を崇拝して生きてきた先住民の知恵と文化に
学ぶものがたくさんあるんじゃないだろうか。
開会式で先住民たちの踊りを見ながら思いました。
選手入場では、世界には名前も知らない国がたくさんあるんだなぁと。
金沢市くらいの土地で人口3万人だったかの国。
たった選手一人で参加の国も。
地球環境を守るために、人類すべてが幸せに暮らすために、
国や民族のいろんな価値観を認め合い、共存することの大切さを考えさせられます。
オリンピックは、国家の威信をかけての競い合いだけに終わらせないで、
たくさんの国々が集う、意味のあるイベントであってほしい、
そして、これからもオリンピックが4年に一度ちゃんと開催される世界であってほしいと願わずにはいられません。
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