このところ目覚めると水色の空が広がっている日々でしたから
今朝は久々、雨の音で目覚めました。
最近は家族が病気だったのもあり、5時台に起きていましたが
今朝は二度寝して、気づいたら7時前でした
雨降りと言いますと、一人旅が絶好調の頃、そうちょうど何年か前の5月でしたか
何十年ぶりの奈良に一泊で一人旅をしました。
青葉茂れる頃の古の奈良の都。
しかし訪れた時は雨模様。
首からぶら下げたデジタル一眼レフにシャワーキャップをかぶせて雨をよけ
小さな傘をさして、明日香を歩きました。
灰色の空と新緑の山々。
小さな花や緑を増し始めた木の葉たちは
雨に濡れて一段と鮮やかな色を放ち、誇らしげに道端で生きていました。
もちろん、運動会やハイキングに雨はありがたくないですが
雨の日に傘をさしてお散歩すると、いつもと違った景色が見れます。
そして雨上がりの水溜りに、青空と白い雲が映っているのを見ると
この世界は素敵な事であふれている、とさえ思えてくる。
こういう風な感覚を持てるのは人間だけなんだな、とも感じる。
嫌いなものの見方や接し方を変えて見ると
この世界も捨てた物じゃないなって気がしてくる。
でも・・・・
黒田さんは不調だわ
話がちがうか。
そんな土曜日。
雨はそのうち上がるようですが、
お出かけの方は、傘の下から道端の小さな草花に目を向けてみては。
素敵な土曜日になりますように
ご訪問ありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫
その時の奈良のヒルサキツキミソウ
自分で大好きな写真の一枚です。