今日も貴重なひととき、つる姫のブログにご訪問くださりありがとうございます。
さて、日本の年末と言えば、お歳暮、忘年会、それから大掃除。
そして、年賀状の準備ですね。
昔は、手書きの年賀状を書いていたものです。
イモ版とか、あぶり出しみたいな。。
結婚して子どもが生まれたら、子どもの写真入りで写真屋さんにポストカードを頼んだりしていましたが、
子どもも可愛くなくなり(笑)
最近では、パソコンで写真やイラスト入りの年賀状を自作しております。
来年の干支は、え~~っと
蛇ですね。
じゃじゃ~ん
朝の番組でやってましたが、この頃は携帯での年賀状が進化しているようですね。
そういう事については、全く否定しませんが
こたつで家族の年賀状を仕分けして
一年に一度しか思い出さない友達や、親戚の名前を懐かしく眺めるというのが
なんかニッポンのお正月だなあと思うのは、世代の違いでしょうかね。
11月になると喪中葉書が来たりして、
友人の親御さんが亡くなったお知らせを見て、自分たちも年を重ねているんだなと感じる。
年賀状の発行数も減ってきているのではないかと思いますが
元旦に年賀状をポストに取りに行くのが、お正月の楽しみの一つでした。
楽しみと言えばお年玉は、もらった瞬間に親に預ける(笑)
貯金しておいてあげるからね、と。
あのお金は、その後どうなったのだろうか。。
田舎のお正月は寒く、暖房の行き届かない家で
こたつに家族が集まっておせち料理を食べる。
年末に家族で作ったお餅の入ったお雑煮を食べる。
そうそう、お餅つきでは、おとうさんが振り下ろす杵が
おかあさんの手にあたらないかとひやひやして見つめていた物です。
つきあがったお餅を、おかあさんがちぎり、それを子どもたちが丸める。
きれいに丸めて、ほめられたくて
一生懸命頑張ったものです。
温かいうちに丸めないと、すぐに硬くなってしまいます。
ということで、つる姫の田舎のお餅は、「まるもち」です。
元旦は、毎年恒例の、「豆の早食い競争」
黒豆を10個、誰が一番早く食べられるか。
それは、誰が一番お箸を上手に使えるか、ということでもありました。
いつもつる姫が一番。
面白くないので、ハンデをつくり
左手でやってみたりとかもしました。
年末の黒豆は、ストーブの上でじっくりと煮詰められていっておりました。
そのストーブに置かれたやかんから湯気が上る居間。
やかんの隣には、おとうさんが何故かみかんを置くんです。
私はあたたかいみかんなんか嫌い。
やかんとみかん、そりゃあいかん。
親父ギャグは滑るよかんもしますが。
寒すぎて、微熱があるのか、おかんがする。
大阪のお母さんは、おかん。
もう、あかん。
ご飯を食べ終わった後は、炬燵の上でカルタやトランプ。
若い頭脳に負けまいと、親がマジになる神経衰弱でも
これまた私が一番沢山のカードを集めていました。
5歳年下の弟が悔しがって、カードをまき散らしたりして
喧嘩になる。
そばにストーブがあるから、取っ組み合いは危ない。
お姉ちゃんは、いつもがまんする。
ババ抜き。
最後の二枚からの選択。
相手の目や顔色を見て、緊張したものです。
キンチョーは、夏だけのものではないのです。
今は、家族が全員テレビの画面を見て、ゲームでしょうか。
つる姫の中には、団欒というものは、「囲む」というイメージがあります。
年賀状に限らず、年末やお正月の様子も時代とともに様変わりしてきますね。
あまり語ると、また年よりくさいと言われそうなのでこの位にしておきます。
決して、時代の流れを否定はしませんよ。
文明開化の音がします。
そういうものを選ぶか選ばないか、ですね。
人それぞれ、好きなものを選べばよいと思います。
でも、古き良きものはどんどん使えなくなり
今や骨董となりつつあるような携帯電話を、いまだに大切につかっているつる姫。
どなたか、スマホなるものの使い方を御伝授くださりませぬかのう。
大体つる姫は、初めの頃「スマホ」という言葉を見て
あのジャニーズのスマップが、ホッとしたのかと思ったくらいの人間ですから。(自爆~~)
まあ半分冗談ですけど。
さて皆様は、年末年始はどのようにお過ごしでしょう。
海外旅行、実家に帰省、初詣などのご予定もおありでしょうが
事件や事故も多いときです。
お気をつけてどうぞ。
つる姫家は、受験生がおりますせいもあり、何も予定はありません。
自分はまだ肩も痛いし、治る見込みが立たないのでそれなりに過ごします。
いやはや、痛いのはもう嫌じゃ~~~
劇的回復に期待しております。
最近のつる姫城の庭園の様子です。
ごめんなさい。嘘です。
つる姫城に、庭などござらん。
素敵な一日をお過ごしください。
感謝をこめて つる姫