☆つる姫の星の燈火☆

#303 ちょこっと杉並、必死の釣り堀

雲一つない快晴の土曜日。

一週間前の、ぎっくり腰の悪夢が嘘のような私、久しぶりに電車でお出かけしました。

そういえば、ハロウィン近い土曜日。

そんな気配のひとつもない、朝の渋谷駅から井の頭線に乗り、待ち合わせの駅に向かいます。

車内のアナウンス。

「ハロウィンですが、他のお客様が恐怖を感じるような仮装をして乗車されるのは、ご遠慮ください」

昨年でしたか、ハロウィン辺りに、電車で、無差別殺人❓が起こりました。亡くなった人がいたのでしたっけ。

あれは、小田急線でしたか。

それでなくても、ホームで待ってて後ろから押されないかとか、多少強迫観念を持っている私。

また悪い癖で妄想が始まりそうになったので、ないない!と深呼吸して、今に集中。

 

待ち合わせ時間3分前に駅に到着、間もなく反対方面から来た娘と落ち合って、まずは近くの八幡様に行ってみる事に。

結構有名な神社なんです。

大宮八幡宮。

駐車してある車をみると、郡山とか新潟ナンバーの物もありました。

この日は、七五三やお宮参りの、おめでたくてかわいらしい光景も目にして、こちらもしあわせのおすそ分けをいただいた気分。

そうそう、来週は鎌倉で、我が孫の七五三。

楽しみ楽しみ。

 

ここから近くの、以前テレビの番組で観た、釣り堀に行ってみる事に。

この辺りは、広い公園や広場がたくさんあるそうで、杉並、という地名の由来も彷彿とするような空気。

池に水鳥。

こういう風景を見ると、描けもしないのに、絵心が動く。

絵の素材としても、カシャカシャと撮影しておきました。

さて、釣り堀に到着。

釣りと言えば、幼い頃は自宅の裏を流れる川で、釣りをしたこともありますが、どちらかというと網を持って入って掬ってとっていた方が多かったです。

また、子どもたちが小さい頃、家族で釣り堀にも行きましたが、問題は、今回はか弱い女子ふたり。

釣れたら嬉しいが、万が一釣れた場合、その魚を針から外さなくてはいけない!

娘は、虫一匹に大騒ぎする人なので、まして、生きた魚など触れるはずもない。

そんなことを考えて、ある事を思いつき、この日を迎えたわけです。

おおげさな。

 

釣り堀の受付の女性に、おばさんの図々しさで質問。

つ:釣れた魚ってどうするんですか?

受付:そのまま、また池にもどしてください。

つ:魚が触れないんですけど~。

受付:魚が触れないと、無理ですねえ。

つ:(その言い方)心の声

つ:まあ手袋持ってきたから、釣れたら、のはなしですからねえ。

と、いうことで、実は私、ゴム手袋を持参してきたのです!!

えへへ、ナイスアイディアでしょ?

さすが、年の功、そしてA型の忖度と心遣い。爆

30分、一人600円、高い。

さて、竿と餌を持って、釣り場へ。

何故か、ジョーズがいる。

ジョーズに釣ってね、か?上手にね。

用意万端で臨んだものの、20分経っても全くヒットなし。

娘は時々、つつかれて、餌だけ持って行かれるような手ごたえはあるようですが、私なんぞ気づいたら餌がない、状態。

無駄に場所を変えてみるおばさん。

しかし、娘から離れてこの場にいた時、

「ママ!ママ~~~ぁ!!」と、28の娘が、叫んでいる!?

見ると、必死でつかんだ、竿がグーンと湾曲している。

わ~!釣れた!!!

走って、網を掴み、竿の先に食いついていた鯉を捉え、陸に上げる。

網の中には、でっかい鯉。

われらの、カープじゃあ!

昨日の友は、今日の敵とはこのこと。

ちがうか。

暴れ狂う鯉を気にしいしい、リュックからゴム手を取り出して、装着。

「メス!」

いや、手術が始まるわけではない。

とにかく必死で、釣り針の刺さったところを確認しようとするのですが、暴れるので、糸の先が見つかりません。

スタッフ~~!と叫びたいところですが、誰も助けてはくれず、娘もワーワーキャーキャー言うだけ。

そこに、パパと一緒に釣りに来ていた5歳位の男の子が、釣れた鯉を覗きに来て、「すげえ」と言って去っていく。

パパさん、助けて‥と思いますが、これでも中学の時はバレー部、高校では帰宅部。

バブルの荒波を越えたおばさん、やるときはやる!

少し大人しくなった鯉さん。

来年は新井さん、こいのあらい。

ちがうちがう。

やっと糸の先が見えたと思ったら、あっ!いつの間にか鯉の口から外れていた。

めちゃくちゃラッキー♪

あれね、変に刺さってたらなかなか抜けないの。

写真も撮って、無事にリリース。

この時点で、ちょうど時間となりました。

残った餌を、先ほどのお子さんに差し上げて、釣り堀を後に。

釣った娘はもちろん、格闘した私のアドレナリンも大噴出で、テンションはマックス。

 

さて、落ち着いたら、おなかが空きました。

娘が、人生で一番おいしかったという近所のピザ屋さんでテイクアウトして、娘の家で食べる予定が、

なんとなんと、店主が親知らずを抜くために入院中で、臨時休業。

が、が~~ん・・。

明日から(今日30日)から再開とな。

仕方ないので、これまたお勧めのパン屋さんでパンを買い、コンビニでビールを買って帰宅。

半そででよいくらいの天気、鯉との格闘、結構な散策。

これはもう、最近は飲んでいなかったビールでしょう♪

娘お勧めの塩クロワッサンと、私の好きな卵とベーコンパンと、アサヒ生ビール。

お勧めクロワッサン、絶品でした。

ランチは娘のおごり。

娘を授かってて、よかったなあと、こういう時は思います。

息子はね、まあ、頼りにはなるかもしれないけど、結婚したらそれまでよ、ですし、それでいいと思っています。

 

次に来た時は、人生一番のピザとやらを楽しみにして、駅まで送ってくれた娘と別れて、帰宅。

こたろうのお留守番していた部屋が、南向きで、昨日の晴天。

32度位になってて、びびってしまいましたが、元気いっぱいで迎えてくれました。

冬場でも、日当たりが良いと半そででもよいくらいになるので、気を付けないと。

 

久しぶりに楽しい土曜日でした。

12300歩ほどの歩き、ぎっくりが昨日の土曜日でなくてよかった。

これも、日ごろの行いですね。

魚は釣れなかったけど、私の足もつらなくてよかったわ。

めでたしめでたし。

 

そうそう、

このクロサギの絵なんですが、頑張って描いた波が、コンクリートに見えるとご指摘がありました。

私的には、曇天の下の、少し荒い海を描きたかったので、海の色を青にするのは違うかなあと思い、これはこれでこのままにすることにしました。

どちらかいうと、もう少し波の陰の部分を暗くしてコントラストを強めた方がいいようにも思いますが、いじりすぎるとしくじるので。

新しい作品で色々やってみたいと思います。

実物の絵は、この写真で見るよりはメリハリもありますが。

ただ、いいですね、よりも、このような意見とかアドバイスは、独学の私にとってはとてもありがたい事です。

 

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。

今日もいい天気、素敵な日曜日をお過ごしください。

感謝をこめて

つる姫


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

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