「暴れん坊将軍」、けさは美しかったね。というのは、信濃の小さな藩の殿様に捨てられた梅乃(三浦真弓)と吉宗の御庭番(密偵)の梢(高島礼子)の出番が多かったからだ。
解決すべきは、両替商が続けて殺された事件。結果、上方から来た相場師が旗本と組んで江戸の相場を握ろうとしていたが、梢らの探索で簡単にからくりが分かり、終盤まで梅乃を巡るあれこれで魅せたあと、成敗。
両替商斬殺の実行犯は和三郎(清水健太郎)。岡っ引きに追われ、和三郎が逃げ込んだのが、梅乃の屋敷。
しかし、なぜか梅乃は逃げるどころか、同心の聞き込みにも和三郎をかくまう。そして、このうなじに
ピクった和三郎が襲い掛かろうとすると、梅乃はその手を払いのけ、拒むのかと思いきや、自ら帯を解く。
きのうも書いたが、このシリーズではサービスカットが多いね。その後も、
しかし、梅乃には心に一物あった。「私に変わって殿の側室になった女を殺してほしい」。
和三郎は引き受ける。ところが実行しようとしたとき、梅乃が前に飛び出して、代わりに刺される。それこそ梅乃が描いていた筋書きだった。
自害よりも殺されることを選んだのだ。最期はかけつけた吉宗の胸で果てる。
もういっちょ、高島礼子。