ニコンD100は
まだ少しはバブルを
引きずっていられた
幸せだった日本国内、
2000年において
「老人力」を
キャッチフレーズとして
人気を博したあの
銀塩機のF80を
ベースとして設計、
デザインされています。
ニコンD100は2002年に
登場し、ニコンでは初の
プロ用以外を
マーケットとした
コンシューマー向け初の
デジタル一眼レフになり、当時は
ついに登場したかと
カメラ界を
話題騒然とさせました。
その時の雑誌カメラマン誌
ではD100を購入したと
小澤太一さんがトキナー
28-70/2.8を付けて
狂喜乱舞する特集も記憶に
いまだに印象的です。
その後はD100の後継機
としては普及機としてD70と
ハイアマチュア向けの
D200へとふたてに枝分かれし、
波に乗ったニコンは
D70をニコンデジタル一眼レフ
史上最大の大ヒット作にさせました。
個人的には
銀塩機ベースの
ほうが私は好きで
銀塩機から開発されたものと
イチからデジタルで設計されたものは
雰囲気が違い、
また
銀塩ベースであるデジイチは
非常に少なく希少価値が
あります。
現在でも低画素など
まったくものともしない
非常にコッテリとした
絵を叩き出して
くれる20年来の
愛機のひとつです。
しかし、背面液晶は
非常にまだプアな品質
だったので
その画面だけを見て
名機であることに
気付かない方は
非常に多いはずです。
