なんか作ろぐ

pikukoの山暮らし的手作り生活。

あんどん(行灯)完成

2005年06月30日 | DIY
あんどんの灯りはなんともいい。
pikukoの家にはあんどんが2つある。1つは手作りだ。

「おだまき」という、昔、糸を紡ぐときに糸を巻いておくのに使われたものがある。
それを古材を使って、新しく作りなおしたものを手に入れて、スイッチ付きのソケットを取り付けた。40Wの電球用だ。

ここまではよかった。

次にシェードの部分を作る。
おだまきの周囲に和紙をぐるっとまくことにした。が、うまく固定されない。
電球を付け替えたりしていると、端にぶつかるから、段々よれよれになっていく。

困った・・・。


   (ここで約2年経過)


そんな中、群馬の「かやぶきの郷」というところに行った。
古民家を移築したり、古民具や骨董、筒描き(藍染め)の布団表(?)とかが展示してあって、温泉も一応あって、面白いところだった。意外にも(失礼)

そこでpikukoはいくつかアイデアをもらってきたのだった。
pikukoの視点は普通とちょっと違う。昔のものという意識はあまりない。

 「(今の)自分の家にどう活かせるか?」

古いものがpikukoは好きだ。昭和30~40年代の暮らしも好きだ。
黒電話なんて、まだ現役だ。

 ( ADSLとアナログの黒電話が併用できる ってすごいよね


かやぶきの郷で見たあんどんは、おだまきにモヘアを巻き付けてあった。

 「これだ!」

そこでさっそく、おばあちゃんの形見(?)に残っていたモヘア半玉を巻き付けてみた。

 (う~ん、すばらしい

柔らかい、なごむあかりのできあがり

 のち 

熊だぁ!!!

2005年06月29日 | pikukoの日々
忘れもしない、ちょうど1年前。pikukoは森の中、熊さんに出会った

まじだ。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

珍しくpikukoも釣りに行く気になって、新しいウェダーで格好だけはフライフィッシャーのようになって出かけた。
時間は朝8時。そこに着く直前には、班になって小学校に通学する子供達に会った。

pikukoの連れが先に車を降りて、準備をしていたところ、突然連れの叫び声が・・・

 「熊だぁ!!!」

慌てて振り向く。そこでpikukoが見たものは・・・

紛れもない胸の白い菱形!まっくろな体!
まん丸な体の、ツキノワグマの子供だった。

連れによると、子熊はこちらに向かってガードレールをぽんっと飛び越えてきた瞬間、連れと目が合い、焦った顔で、必死に向きを変えて走り出したらしい。

子熊は慌てて走っていく。
走っている姿は「ぽんすか、ぽんすか」という感じ。ヒョウのような素早い走り方ではない。

 (やばい・・・。)

子熊がいるということは、母熊もいるということだ。
親子連れの熊は一番危ない、と聞く。

 (お、落ち着け!)

車で紅茶を一口飲む。まだ心臓がバクバクいっている。
pikukoたちは車で少しだけ移動することにした。
ところがぁ

 今度は母熊が、ざばざばと川を渡っているぅ!!!

今、目の前の光景はTV「地球大自然」か?!


 (デジカメで撮らなきゃ!)

pikukoは慌てて電源を入れた。が、望遠のついたデジカメのせいか、時間がかかる。立ち上がったときには、母熊は森の中に消えていってしまった。

 (子熊の跡を追って、道路を横切るかも?)

pikukoは慌てて走って(生身で無謀だ)道路に向かった。
が、時すでに遅し。横切っている姿を見ることはできたが、画像には「熊が横切った道(跡)」しか撮れなかった。

残念だった。でも恐かった・・・。

でもその後、pikukoの連れは25cmの大ヤマメを釣り上げた。



 ハイリスク、ハイリターン


ちなみにpikukoの方はそれ以来、まだ釣りにお供していない

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

あの時、親子熊が向かっていたのはどうやら、とうもろこし畑だったらしい。
折しも、甘~いベビーコーンができたころ。母熊は子熊に

 「この先の畑には、この時期、おいしいベビーコーンがあるからね

って教えたんだろうな。


今、産地直売所がおもしろい

2005年06月28日 | pikukoの日々
真っ赤なトマトがおいしい季節だ。
ここのところ、山から都会への移動中、サービスエリア内の直売所に立ち寄ることが多い。
前々からpikukoはどこへ行っても、勝手に100円を払って買う無人の直売所とか、地域の直売所とかに立ち寄ってはいたが、今、また産直がおもしろい!

 「安い!うまい!楽しい!」(なんか古い)

スーパーに卸すほどたくさん作らないから、うまい。
自分の家で食べるのプラスαぐらいの気持ちで丁寧につくるから、うまい。
よろこんでもらおうという気持ちがにじみ出てる気がするから、うまい。


昨日はお店が開くちょっと前に着いた。行ってみて、びっくり!
すでに10人近く並んでいる


最近のお気に入りは、
 ミニキュウリ(味噌マヨを付けて食べる。やわらかくて、さわやかな味)
 トマト(やっぱり木で赤くなったのがうまい)
 ジャガイモの子供(丸ごとフライにして塩・胡椒がうまい。ジャガイモなのにさわやかな味)
 とうもろこし(まだ早いかとおもいきや、すでにあっま~い!)
などなど。
季節感があって、毎週品揃えが全然変わる。


豆腐も実はすんごいのがある。
そこは140円の木綿豆腐がすっごくうまい!!!東京のデパートの高いのより全然うまい。
ざる豆腐もあったから、今度試してみよう。
そこのお豆腐は、豆の味がしっかり。甘い。そして、ふわっとやわらか~い

家に帰って、パックから出して、水を換えてから冷蔵庫に入れておくのだが、ついつい、毎回、そのときにつまみぐいしてしまうぐらい、うまい

 
直売所には、うどんやそば、炊き込みご飯やお寿司、パンやおはぎ、ドーナツまである。
かき揚げ付きうどんでうまいのがあって、ここ3回続けて、お昼ご飯にしている。

pikukoの実家もそうだったが、田舎には「あの人のつくるうどんはうまいんだ」みたいな人たちが大勢いる。
そんな人たちの腕はほんとにすばらしい
直接知らないけど、「作ったから」って持ってきてくれたみたいな気がしてうれしい。

また来週、絶対寄ろう・・・。

ヤマメの一番おいしい食べ方

2005年06月27日 | ごはん・保存食
pikukoの連れは釣りをする。
釣りといっても、鯛やカツオやイカを釣ってきてくれるわけではない。いつもヤマメ(山女魚と書けとうるさい)とイワナ、たまにニジマス。
つまり渓流釣りだ。

釣れたときに、誰かにプレゼントすると、とっても喜ばれる。
pikukoの犬にから焼きしてヤマメをプレゼントしたときになんか・・・
一口食べたとたん、息を飲んだ。目を見開いて、動きが止まった。

 ヤマメ、ショック!

 「世の中にはこんな旨いものがあったのかぁ

ちなみにpikukoの犬は処方食のドッグフードを食べている。
(だからほんとはあげちゃいけないんだよ)

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

さて、ヤマメも色んな食べ方を試してみた。
もちろん塩焼きがすっごくうまい。天ぷらもうまい。

でも「山女魚寿司」は信じられないくらい、うまい!

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

まずヤマメを三枚におろして、そぎ切りにする。
それを少し酢をきつめにした酢飯で、手まり寿司にする。
そしてフランス料理のシェフの気分で、マヨネーズで飾る。

そして最後に、ほんとにぱくっと食べる直前、かぼすかライムを搾って
“ぱくっ”


 「んっま~い!!!」


かぼすがベスト。なかったらライム。
なかったら、仕方ないからレモンかゆず、でもこれだと酸味が足りないし、香りがきつすぎてしまう。

ライムやりんごのチューハイも合う(昼から)


川魚を生で食べて大丈夫なのか?
pikukoたちはいつも朝釣ってすぐにはらわたを取って、昼に寿司にする。
10回以上食べて大丈夫だから、たぶん大丈夫\

(日本中でここだけ)





零釣法のすべて

つり人社



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コンポストベイ?

2005年06月26日 | DIY
昨年末、雪が降る直前に、pikukoはコンポストベイというものを作った。(画像はそのとき撮った、ぴかぴかの状態)
コンポストはよく聞くと思うが、作ったのはコンポスト「ベイ」。(「入れておくところ」みたいな意味だ。)これに履き集めた落ち葉を入れておき、堆肥にする(まで待つ)ことにしたのだ。

これまでは落ち葉は燃やすか、ゴミに出すかしていたのだが、集めて袋に入れる方が大変!
しかも最近ゴミが有料になって、ちっちゃな袋が指定されてしまった。これでは1袋にちょこっとずつしか入らず、さらに手間がかかる。

ということで作ったコンポストベイだが、雪の重みで壊れてしまっていた。ので、ちゃちゃっと修理した。
これは本に載っていた一枚の写真を思い出しながら作ったのだが、制作費は(いくらだったかなぁ)3000円ぐらいだったか?

一番長い板の部分は、マンションの建設現場でもらってきた(未使用の)廃材であるフローリング材。保管していて次の現場に持っていくより、捨てちゃった方が安いそうだ。
pikukoはそんな類のものに鼻がきく。(顔が利く、のではないが、現場のおじさんに受けはいい)

話を戻そう。
このコンポストベイの制作のポイントだが(たいそうな話に聞こえるな)、まず、空気が通るよう、両サイドはラティスにし、前後は板と板の間に隙間を空けるようにした。
あと、出し入れがしやすいよう、前後の板は外せる。(すばらしい

と、ここまでは完璧。問題は来年。堆肥になるまでには1年以上かかる・・・ってことは?

<結論>1つじゃ足りないんだよぉ!

なぜか今ごろ桜もち

2005年06月25日 | お菓子
今日は山にいる。ほんとによかった。だって・・・あっつい!ほんと酷暑だ。
今日、都会にいたら、pikukoの老犬はきっと散歩中に、その生涯を終えていただろう。
(お、ごはんを催促に来た。今日も元気だ、ごはんがうまい!)


pikukoは今日、桜餅を作った。
桜はさすがにとっくに終わり(あたりまえだ)、梅雨の中休みの猛暑の中、なぜか桜餅。

pikukoはここのところ、お菓子作りにはまっている。
マフィンやケーキの類をぼちぼち焼いていたが、とうとう和菓子作りにまで手を出し始めた。
「和菓子は季節感が大切さ!」
わかっちゃいるんだ。材料は桜の咲く頃に買ったものの、できあがったら梅雨になっていた、というまでの話だ。
我ながら、いかにもpikukoらしい。

初めての和菓子作り、季節はずれの桜餅も、なかなか見てくれよくできあがった。味もあけてびっくり、うっま~い

さっそく久しぶりに来ていた裏のお家にお裾分け・・・
おばあちゃんの「くれ好き」が遺伝したpikuko、何か作ると、だいたいどこかへ持っていく。
たいていは海老鯛で、倍になって帰ってくるのだが(計算ずく?)、ここの家だけは期待できない。まあいい。ご近所づきあいさ。



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講談社

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よけいな心配

2005年06月24日 | pikukoの犬
「お引っ越しされるの?」

(???)
昨日、pikukoは犬の散歩中にご近所の人に言われた。何故だ???

「表札がなくなっていたから・・・」

なるほど・・・。


pikukoの家の表札はpikukoの手作り。20センチ角の木のプレートに
pikukoの犬をデフォルメしたイラストを彫ってある。

(← その一部)


だいぶ傷んできたから、一度外して塗装をしなおしていた。
直してからまたつけたんだけど、何故か留守中に下に落ちていた。
(縁起でもない・・・)

(まあ、そのうち付けるか)

やるときはやるけど、やらないとずっと後回しにする性格のpikukoは
表札がないまま、ほっておいたのだった。

(いかん、いかん。早く直さねば。)



その散歩の帰り道、今度はまた違うご近所の人に呼び止められた。

「あ、ワンちゃん、無事だったのね、よかったぁ!」

(???何故だ?)

「表札が無くなっていたから、ワンちゃんに何かあって取り外した
のかと思っていたわ」

(なるほど・・・。)

pikukoの犬は14歳の老犬で、いつものんびりよろよろと歩いている。
とうとう・・・と心配されても無理もない。

「ぼちぼちですが、頑張ってますぅ。」

びっくりだ。
ずっとついている表札なんて、なくても気づかないものかと思っていたが、
意外とよく見られているものだ。
家に帰ってから、あわてて木工ボンドで表札をつけなおした。(いいかげんだ)
また落ちてたら誰か拾っておいてね。