最近、あまりブログに登場していないTREK TopFUEL9.9SSL
ブレーキの調子が悪いというか、エア噛みしているようなので、エア抜き(ブリーディング)を行うことにしました。
前回、2021年7月にもブリーディングしているのに、なんかよくエアを噛んでしまいます。
私のTopFUEL9.9SSLは既製品ではなく、フレーム単体を購入して、コンポーネント、ブレーキ、ホイールなどを好きなパーツで組み立てる「フレーム組み」で作りました。
なので、まったく同じのMTBは存在しません。
現在使用しているブレーキですが、レバーはMAGURAのMT8を使用しています。
キャリパーは14年ほど前のMAGURAのMARUTAです。
現在、左のブレーキレバーも
右のブレーキレバーもフルブレーキするとグリップについてしまう感じです。
左レバー(後ろブレーキ)は舗装路では支障はないのですが、トレイル(未舗装路)の急な下りでは、リアタイヤがロックしないので停止することができません。
リアタイヤがロックするぐらいでないと、ゆっくりと下っていけないので、メンテナンスが必要になります。
ってことで、エア抜き(ブリーディング)を行います。
まずは作業しやすいようにメンテナンス台に乗せます。
ブレーキレバーを水平にします。
ブレーキレバー側に注射器を差します。(通気用の穴が開いています)
キャリパー側にも注射器を差して、ミネラルオイルを送り込みます。
ブレーキレバー側から気泡がプクプクと出てきました。
ちなみにミネラルオイルの色はMAGURAはブルー、SHIMANOはピンクです。
素材的には同じだとは思うのですが、できれば混ぜない方がいいと思います。
MAGURAにはMAGURAのミネラルオイル、SHIMANOにはSHIMANOのミネラルオイルです。
なんどかミネラルオイルを送ったり、抜いたりを繰り返して、気泡が出なくなったら栓をして終了です。
ブリーディング後の左ブレーキはこんな感じ
右はこんな感じです。
MAGURAとSHIMANOのブレーキの違いは、ブレーキングのタッチ感です。
SHIMANOはガツンと効く感じで、MAGURAはフワッと効く感じです。
おそらく、ピストンのミネラルオイルを押し出す仕組みが違うので、イッキに押し出すかゆっくり押し出すかの違いななって思います。
オイルラインになぜ気泡が入るのかは謎なのですが、オイル漏れもしていないし、MTBを逆さにもしていないし、最近は路面に寝かしたりもしていないので、オイルが逆流するようなことはしていないので、原因はわかりません。
まぁ、1時間ぐらいの作業なので、たいした手間ではありませんけどね。
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