ライクーダー

今は全く触らなくなったギター。

昔、それはもう一心不乱に打ち込んでいた時期があった。
ただただ一生懸命に練習していた中学時代。
いくつかのバンドをかけもちし、メインのバンドではローカルのラジオにも出演でき、真剣にこれでメシを食いたいと思っていた高校時代。

いつの間にギターから遠ざかってしまったのかな。。
ギタリストの端くれのレスポールは、今はもう部屋の隅でゆっくりと時間を過ごしてる。

そんなギタリストの端くれが尊敬し愛して止まないギタリスト、Ry Cooder。
テクニック、スタイル、ポリシー、曲。
それぞれに素晴らしいギタリストはいっぱいいるけど、それらが上手くミックスして絶妙の世界を作っているギタリスト。私はかれ以上の世界を持ったギタリストを見た事がない。

思い出すと、、
ロック一本槍だった私が、Ry Cooderと出合った事でモーレツに彼の音楽に惹かれ、少しずつ周りの仲間と志向性が変わったのも、最終的に音楽の道に進まなかった理由かもしれない。
そういえばその辺りをさかいに、ギターのスタイルが一変したっけ。
明けても暮れても無我夢中でスライドギターを練習してた。。

当時でもRy Cooderのはるか、はるか、足元にも及ばない腕だった私。
今はそれがさらにガチガチに錆び付いているけれど。。
今週末は久しぶりに楽器屋さんに行って弦でも買ってこようかな。