大変です クンちゃんが、骨折しています
車にあたったのかなぁ・・・
右前足がつけないみたいで、内側に少し曲がっています。左前足ばっかり使うから、左が倍増・・・ばあちゃんの真似して骨折しなくてもいいのに。
3本足で動き回っているけど、本当は動かないほうがいいのになぁ・・・。捕まえようとしても、ダッシュで逃げるから余計痛くなるだけだと思います・・・
そういえば・・・
昔(25年くらい前?)、クロベエっていう忠犬みたいな黒猫がいました。
クロベエも捨て猫で、生後半年ぐらいのときに近所の整形外科の前に捨てられていました。
家に来るようになって、いつの間にか他の猫たち(マイケルとみぃあん)と一緒に家の中にも入ってくるようになりました。
ある日の午前10時頃、クロは左前足をひきずりながら血まみれになって帰ってきたそうです。
いつもは、黙って勝手に家の中に入ってくるのに、ニャ~ニャ~鳴いて入ってこないから、母が見に行くと、
あきらかに車にはねられた直後の様子のクロがいたそうです。
「助けて~!!」と叫んでいるように聞こえた母は、すぐに動物病院に連れて行きました。(今、お世話になっている獣医さんとは違うところ)
動物病院で告げられたことは、
複雑骨折をしていて重傷なので、すぐに手術をするとショックで死んでしまうかもしれないということと、
もう二度と歩くことはできないだろうということ、そして、野良なのに助けるのかというようなことでした。
母は迷わず治療をすることを選び、翌日、クロは手術を受けました。
10日ほど入院して、びっくりするような金額になりましたが、(子どもにとっては、すごい大金でした)
「助けてって帰ってきた子を、見捨てるなんてできないよ。」と、母は最期まで面倒をみる覚悟をしていました。
車が通る道から、坂をのぼって、家まで帰ってきたなんて・・・そうだよ、絶対に助けてやらなくちゃと私も強く感じました。
それからのクロは、予想をよそに、めきめき回復していきました。歩けないどころか、左前足をピンと伸ばしたまま、
3本足でひょこひょこ走り、どんぐりの木にだって登っていました。歩けないはずの猫が、木登りをしている姿をみて、
子どもながらに、クロに負けちゃいけないと思いました。
それから、クロは母のことが大好きになり、どこへいくにもついていきました。
母が車の運転席に座ると、クロは助手席に乗り込みます。もちろん、3本足でジャンプして・・・。
目的地に着いて、母が車から降りると、今度は運転席に移ります。そこで丸くなって寝て、母の帰りを待ちます。
用事を済ませて母が帰ってくると、再び助手席へ。まるで、忠犬・・・。(これにまつわるお話は、また後日)
夜になると、母のベッドにとびのって、掛け布団をあげてもらうと、頭からもぐっていって中で方向転換。ちゃんと、腕枕で寝ます。
そんな母が羨ましくて、クロをそっと抱っこしていって自分の布団の中に入れたりもしましたが、クロはすぐに飛び出していって、
母の布団に逆戻り・・・そんなことをする私は、たぶん嫌われていました
その後、何年経ったか分からないけど、クロは伯父が亡くなった日に姿を消しました。近所を探しましたが、見つかりませんでした。
・・・クンちゃんの骨折から、クロベエのことを思い出しました。そう、クロベエの不撓不屈の精神は、忘れてはいけないことでした。
ちょっと、疲れがたまってめげていたけど、がんばろう!! クンちゃんもがんばれ~ 助けが必要なときは、いつでも言ってくれ
車にあたったのかなぁ・・・
右前足がつけないみたいで、内側に少し曲がっています。左前足ばっかり使うから、左が倍増・・・ばあちゃんの真似して骨折しなくてもいいのに。
3本足で動き回っているけど、本当は動かないほうがいいのになぁ・・・。捕まえようとしても、ダッシュで逃げるから余計痛くなるだけだと思います・・・
そういえば・・・
昔(25年くらい前?)、クロベエっていう忠犬みたいな黒猫がいました。
クロベエも捨て猫で、生後半年ぐらいのときに近所の整形外科の前に捨てられていました。
家に来るようになって、いつの間にか他の猫たち(マイケルとみぃあん)と一緒に家の中にも入ってくるようになりました。
ある日の午前10時頃、クロは左前足をひきずりながら血まみれになって帰ってきたそうです。
いつもは、黙って勝手に家の中に入ってくるのに、ニャ~ニャ~鳴いて入ってこないから、母が見に行くと、
あきらかに車にはねられた直後の様子のクロがいたそうです。
「助けて~!!」と叫んでいるように聞こえた母は、すぐに動物病院に連れて行きました。(今、お世話になっている獣医さんとは違うところ)
動物病院で告げられたことは、
複雑骨折をしていて重傷なので、すぐに手術をするとショックで死んでしまうかもしれないということと、
もう二度と歩くことはできないだろうということ、そして、野良なのに助けるのかというようなことでした。
母は迷わず治療をすることを選び、翌日、クロは手術を受けました。
10日ほど入院して、びっくりするような金額になりましたが、(子どもにとっては、すごい大金でした)
「助けてって帰ってきた子を、見捨てるなんてできないよ。」と、母は最期まで面倒をみる覚悟をしていました。
車が通る道から、坂をのぼって、家まで帰ってきたなんて・・・そうだよ、絶対に助けてやらなくちゃと私も強く感じました。
それからのクロは、予想をよそに、めきめき回復していきました。歩けないどころか、左前足をピンと伸ばしたまま、
3本足でひょこひょこ走り、どんぐりの木にだって登っていました。歩けないはずの猫が、木登りをしている姿をみて、
子どもながらに、クロに負けちゃいけないと思いました。
それから、クロは母のことが大好きになり、どこへいくにもついていきました。
母が車の運転席に座ると、クロは助手席に乗り込みます。もちろん、3本足でジャンプして・・・。
目的地に着いて、母が車から降りると、今度は運転席に移ります。そこで丸くなって寝て、母の帰りを待ちます。
用事を済ませて母が帰ってくると、再び助手席へ。まるで、忠犬・・・。(これにまつわるお話は、また後日)
夜になると、母のベッドにとびのって、掛け布団をあげてもらうと、頭からもぐっていって中で方向転換。ちゃんと、腕枕で寝ます。
そんな母が羨ましくて、クロをそっと抱っこしていって自分の布団の中に入れたりもしましたが、クロはすぐに飛び出していって、
母の布団に逆戻り・・・そんなことをする私は、たぶん嫌われていました
その後、何年経ったか分からないけど、クロは伯父が亡くなった日に姿を消しました。近所を探しましたが、見つかりませんでした。
・・・クンちゃんの骨折から、クロベエのことを思い出しました。そう、クロベエの不撓不屈の精神は、忘れてはいけないことでした。
ちょっと、疲れがたまってめげていたけど、がんばろう!! クンちゃんもがんばれ~ 助けが必要なときは、いつでも言ってくれ
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