昨晩、10月13日(金)の夜は、ハワイアン・シンガーのMashaさんのライブでした。
ハワイアンのスタンダードやジャズのスタンダードをウクレレ弾き語りで歌ってくれて、多分それらの曲だけでも、とーっても楽しいライブでした…と思います。
今回も、ルーパーを駆使しての一人多重コーラスも半分くらいの曲で聴かせてくれたのですが、今回で4回目のご出演だと思うのですが、以前のライブとはほとんど曲がかぶらないで、新曲を持ってくるのがすごい。
だって、ハモっているんですよ。1曲歌うのだって、結構練習しなきゃ出来ないのに…。
でも、なんといってもオリジナルが素敵でした。
明るい曲で、それでいて泣かせてくれます。Mashaさんの人柄がそのまま現れている様な楽曲です。
昨日は『剣太の風』というCD付き絵本で、その中のエンディング曲をMashaさんが作詞、作曲、さらには歌った…という事で、その曲では無く、収録されてない剣太くんへの鎮魂歌を歌ってくれました。
基本的には明るい曲調なのですが、歌詞を聞くと剣太の事を思ってしまって、涙が溢れ出てしまいました。
この事件の事を、詳しく知っている訳ではない僕が、色々語るのは不謹慎かもしれませんが、とても悲しい殺人事件です。
しかも、この教師は刑事事件としては"不起訴"なのだそうです。
教師の殺人が「体罰」として、どうかすると美化される日本。
生徒同士のリンチが「いじめ」として、学校内で処理される日本…まだまだこの辺りは先進国とは言えないのかもしれません。
この絵本、昨日頂いたのですが、まだ読んでいません。ページを開いた程度なのですが、でも、ものすごく重みが伝わってきます。
絵本というのは、多分の本の体裁のことであり、子供に読み聞かせる…という絵本ではありません。もっと、「本」という、本来ならば印刷された紙を綴じただけの物体から、とてつもないオーラが出てます。こんな本、初めてです。
この時点で興味が出た方、Amazonで買えますよ。
(自費出版のため、全国の本屋で買える…という訳ではないそうです。)
体力と時間がないと読めないと思いますので、すぐには読まないかもしれませんが、読んだ暁には、僕のFacebookやブログで紹介したいと思います。
さて、次回のMashaさんのライブは、2月17日(日)15:30~です。是非とも目に温かい涙を浮かべに来て下さい!