時代とともに…

時代とともに、「はやりすたり」というのは、昔から当然あったのでしょうね。

しかし、最近、“爆発的ブームの後に消え去る”感じの「はやりすたり」が多いような気がします。

例えば、携帯ストラップ。

携帯電話が普及していくと共に大ブームになった携帯ストラップ。
一時期、異常な数のストラップを電話に付けていた女子高生、ＯＬ…というのをよく見かけました。
しかし、最近、あまり携帯ストラップをつけている人を、あまり見かけませんね。

なんでもiPhone等のスマートフォンには、携帯ストラップを付ける穴みたいなものが無いそうで、付けたくても付けられないのだそうです。
でも、スマートフォンの普及率は決して100％ではないようです。

しかし、従来型の２つに折るタイプの携帯電話を使っている人も、ストラップを付けている人は非常に少ないと思います。
また、付けていても、「本当の意味でのストラップ」が多く、いわゆるマスコットやキャラクター等の、アクセサリーを付けている人は、とても少なく見受けられます。

僕は、演奏した先でよく、“子供たちの手作り”携帯ストラップを頂いたりします。
心を込めて作ってくれたストラップなので、僕の電話に穴がある限り付け続けようと思っています。


携帯がらみで言えば、「着メロ」も消えましたね。
ほとんどの方が、マナーモードにしているか、普通に“プルルル”って鳴る着信音にしていますね。

僕も“着メロ”を作成する仕事をした事がありますが、ああいう会社は、今どうなっているのでしょうね？

オーディオ絡みで言うと、ＭＤやＤＡＴも消えたかなぁ。
ミュージシャンは、ＤＡＴくらい持っていないと…的な風潮もありましたが、買わないで良かったです。

あと、地味な話をすると、ＣＤＲに録音できるＣＤレコーダーなるものが登場しましたが、パソコンの普及で、“あっ”という間に消えました。
僕も12年くらい前に５万円くらい出して買いましたが、半年後パソコンを購入した時に、これは必要ないかも…と判断して、すぐ中古オーディオ店に売りました。
３万円くらいで引き取ってくれましたが、今思えば、うまく売り抜けたと思っています。
ちなみに、５年程、カセットデッキを売りにいったら、引き取れない…と言われました。結構ＳＯＮＹのいいやつ(シングルで５万円くらい)だったのですが、もうその時には、カセットデッキの社会的使命を終えていたのかもしれませんね。



最近ビバップも、もしかしたら、消えつつあるのではないか…と危惧しています。
僕にとっては、ビバップこそがジャズであり、ジャズこそがビバップだと思っているので、このまま消えてしまうのはとても納得がいきません。
しかし、ビバップを演奏する側も、現代の動きに敏感にならなければならないのかなぁ…なんて思ったりします。
ビバップだけが持っているあの緊張感…これを音楽好きに伝える方法、それをもっと考えたいなぁ…なんて思っています。


　
16日、17日も1日100円1年36,500円募金は継続中です！
16日はスタバ広尾店の募金箱、17日は近所のファミマの募金箱へ募金しました。
累計は9,300円です。


14日の火曜日に、横浜のＭＳさんが、ＣＤ『ふるさと』を買ってくれました。
１枚分の売り上げ2,000円のうちの1000円を、日本赤十字社東日本大震災義援金に寄付してきました。


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