
以前よりこの日記で新作アルバムを制作中というお話をしてきましたが、とうとう完成いたしました。
内容もずーっと秘密にしてきたのですが、本日発表いたします。
タイトルはずばり「ふるさと」です。
このアルバムを作ろう!と思ったきっかけは、あの忌まわしい東日本大震災です。あの大震災以来、僕は自分にできる範囲で、募金活動などをして参りました。
また、全国的にも募金やボランティアの輪が広がっていて、日本が一つになってきている…という事も何となく実感として感じてきました。
そんな中で、僕の故郷が、この日本であることに気付いたのです。
以前は、僕は東京生まれなので、故郷がある人をどこか“うらやましく”思ったこともありましたが、何のことはない、この国が僕の「ふるさと」だったと…。そうして、このアルバムのタイトルが決まりました。
内容的には「故郷」や「七つの子」等、日本人なら誰でも知っている童謡や唱歌を川島茂の感性でピアノ・ソロで演奏いたしました。
また今回特筆すべき点として、東日本大震災によって大きな被害を受けた地域の民謡(東北と関東の六県)の民謡を収録したことも挙げられます。
また、このアルバムは、純粋なソロ演奏です。前作『Vintage』は、打ち込みによるベースとドラムが入っていたヴァーチャル・ピアノ・トリオ編成でしたので、純粋なソロ・アルバムは、1999年に発表した『PIANITY』以来12年ぶりという事になります。
このアルバムは7月10日、CDという形で発売をする予定ですが、1日でも早く皆様にお届けしたいという気持がありまして、本日よりCDR版を販売いたします。
もちろんCDRをお求めの方にも、CD発売の際には無料でCD版に交換いたします。(交換方法についてはジャケットに封入してありますチラシをご覧ください。通信販売場合ご希望の方は、送料のご負担をお願いします)
CDR版をお求めになるメリットとしましては、
・早く聴ける!
・定価2,000円のうち、1000円を東日本大震災の義援金に寄付いたします。
という事が挙げられます。
ちなみに通常のCD版は定価2,000円のうちの1割(200円)程度の寄付にする予定です。
ですので、CDR版で早く聴いて、1000円を寄付して、しかもCD発売の折にはCD版に交換できる、大変お得な聴き方かもしれませんね。
「ふるさと」川島茂 限定CDR版 (定価2,000円)
1. さくら
2. 春の小川
3. 八戸小唄(青森県民謡)
4. どこかで春が
5. 外山節(岩手県民謡)
6. 七つの子
7. 虫の声
8. 猿島豊年温度(茨城県民謡)
9. 村の鍛冶屋
10. 通りゃんせ
11. 大きな古時計
12. 斉太郎節(宮城県民謡)
13. おぼろ月夜
14. 九十九里大漁木遣唄(千葉県民謡)
15. 砂山
16. 紅葉
17. 新相馬節(福島県民謡)
18. 故郷
演奏;川島茂(ピアノ・ソロ)
ジャケット題字;豊岡まり
※)売上のうち、1,000円を日本赤十字社を通して、東日本大震災義援金に寄付致します。
通信販売ご希望の方は、pianity@nifty.com(川島)までメッセージを下さい。
折り返し購入方法をご連絡いたします。


スタバのおしゃれな募金箱に1日100円募金、寄付してまいりました。
累計では6,300円になりました。



