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ジャコ・パストリアス

2012-02-23 09:20:18 | ライブ・レポート


初めてジャコ・パストリアスの名前を聴いたのは、中学生の頃、今から30年位前だろうか…と記憶しています。
テレビで(多分NHK)、ジャコのビッグバンドのライブを1時間に渡って放送していたのを見ました。

当時は、まだうちにはVTRが無く、テレビのイヤフォン端子とラジカセを繋いで、録音したのを覚えています。
しかし、あまりに音質が悪かったのと、カセット自体が伸びきってしまった過程で、どこかに紛失してしまいました。

それから何年かたって、高校の同級生のMくんに家には、この時のVTRがあって、見せてはもらったのですが、ダビングする手段は無く、そのまま、記憶の中にだけ、その音と映像が残る形になりました。

さて、当時はまだまだジャズは全盛期の名残がそこかしこに残っていて、というか、大きなジャズ・フェスティバルはいくつもあって、どこも大盛況だった様な記憶があります。

当時、その中でも、規模の面でも、来日するミュージシャンのすごさでも群を抜いていたのが、『オーレックス・ジャズ・フェスティバル』で、ベニー・グッドマンやアート・ブレイキー等の、超・超一流のミュージシャンたちが毎回出演していた。
しかし、保守的な人選が多い中で、ひときわ光を放っていたのが、このジャコ・パストリアス・ビッグバンドでした。
それまで、ビッグバンドといえば、ベニー・グッドマンやカウント・ベイシーしか知らなかった僕にとっては、この今まで全く聞いたことのないサウンドを奏でるビッグバンドは、かなりの衝撃でした。


そういえば、この時のライブは、2枚のLP(2枚組では無く、バラ売りでした)で発売されたのですが、当時中学生の僕には当然買える訳もなく、いつか買えたらいいな…と思っている間に、廃盤になってしまいました。
この2枚の盤のほとんどの曲の長さを半分ほどにした編集盤の『Invitation』がその後発売になり、所有していましたが、各個人のソロが大幅にカットされていて、自分としてはあまり好きなアルバムではありませんでした。


そして30年の時を経て…。
先日、横浜に食事に行きました。
そして、少し早く横浜に着いたので、食事の前にフラっと入ったディスク・ユニオン関内店で見つけてしまったのです。
そう、あの時の演奏が収録されていた2枚のLPを2枚組にはなっているものの、内容はほぼ同じものである『Twins Ⅰ&Ⅱ』を。
しかも900円で…。(もちろん中古!)

もちろん、“大きな傷あり”とう但し書きもありましたが、いてもたってもいられず、即購入。
確かに盤面には、2枚とも大きな傷がありましたが、再生には問題は無く聴けます。
再び僕のジャコの体験(追体験)がこれから始まるかと思うと、ウキウキしてきます。

モーツァルトとは同じ時代に生きられなかったかもしれないけど、ジャコと同じ時代に生きることが出来て、とても幸せだと思いました。




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