私の思い出

私の思い出

昭和の夜がありました

2009-01-31 23:59:59 | Weblog
伊豆伊東の 裏町小路 まるで私が子どものころのような わびしい夜。ふるさとの小さな商店街が 浮かび上がる。酔っ払いのおじさんが 寿司折りをぶら下げて フラフラと歩いていた。でも伊東は 赤ちょうちんはあるけど 誰も歩いていない。でも私は 懐かしくて この裏小路が好きだなぁ。

おっちゃんと一緒に

2009-01-30 23:59:59 | Weblog
誰も通らない 山のこみち おっちゃんと一緒にお散歩。ひとりだったら寂しくて とても行けない山道 どんなところでも おっちゃんと一緒なら歩いて行ける。長い間 ずーっと一緒に歩いてきた人生のように これからもずーっと一緒に行くんだ。足も痛い私には短い散歩も かなりつらい。でもおっちゃんと巡りあって23年間 一日も離れたくない。だけどおっちゃんは仕事の出張で ヨーロッパや アメリカに行ってしまう。山のなかに取り残されて ひとりぼっち。でもノラだったネコを育てて いつもひっそりとそばにくっついてくる おとなしいきのちいさなぺーを抱きしめて ぺーのつやつやした背中に涙をポロンと落とす夜 何度あっただろうか……病気でなかった頃は 仕事一筋でぺーのことを 一人ぼっちにしていたんだよね。ごめんね ぺーちゃん この森のなかに たったひとりぼっちで 長いこと 留守番させてさぞ寂しかっただろうね。

小さな村里中伊豆

2009-01-29 23:59:59 | Weblog
中伊豆にある小高い丘から 見下ろすと 小さな村里がひっそりとよりあつまっている。 息子夫婦の小さなアパートも 見えるはず。重なりあった山々の上に まばゆい夕焼けのそらが輝いている。中伊豆の風景は 何十年前とあまり 変わらないに違いない。 風習も人情も。

下田の水仙と夕日

2009-01-28 23:59:59 | Weblog
伊豆下田に 水仙が岬いっぱいに咲く美しい海辺がある。爪木崎という。下田で教室をはじめる何十年も前にひとり旅で 訪れた。以来何十回も 水仙の咲く冬の海に行った。 球根を買ってきて さくらのしたに植えた。かつて活躍してくれた車が 夕日を浴びてさみしげにじっとしている。 沼津 三島かんなみちょう 土肥 伊東 修善寺 なかいず 伊豆長岡 下田と9教室を走り回って仕事を共にしてくれた車 各教室に大量のレッスン教材を乗せて山を峠を 海辺を 走ってくれた車 ありがとうね。過労で身体を壊してハンドルを 握れなくなったいま 車をみると胸が痛む。

冬のさくら木

2009-01-27 23:56:27 | Weblog
今しも太陽が落ちて行く。 冬の夕空が淡いブルー 薄いクリーム 輝く太陽をバックに さくらの樹が 美しいシルエットを描いている。往診の先生が今日も姿勢正しく歩いて帰っていった。看護婦さんをつれて 週一回きちんときてくれる。御年は召しているけれど しやっきりして 頼もしい。かなり年の離れた美しい奥様がいる。先生の人徳なんだろうなぁー…しあわせそうな先生の人生が うらやましいと思うことがある。

我が家の窓辺

2009-01-26 23:59:59 | Weblog
山奥の窓辺に 春の香りが柔らかく漂う。 身体の痛みをこらえて 小さな田舎の花屋さんまで おっちゃんがつれていってくれました。 寄せ植えしてくれたのは おっちゃんです。私は庭の花を植えました。雑草をとり 枯葉を払い おっちゃんは枝を切り ずいぶん庭も すっきりして明るくなりました。 でも昔に比べればまだまだ荒れています 少しずつきれいに片付けたいなぁ。ゴミとりのおじさんたちに花御殿と呼ばれていたころのように……

森のなかの夕日

2009-01-25 23:51:49 | Weblog
我が家の周りは森がいっぱい。その森に夕日が沈んでいく。 天城の山に吸い込まれていく金色の太陽 だあれもいない夕焼けこやけ ちょっぴりさみしい ひとりぼっち 幼い頃を思い出す。お父さん おかあさんがいたころの ちっちゃいみいちゃんになった気がする。なんでかな?

裏道散歩

2009-01-24 23:59:56 | Weblog
なかいずの小さな町のまた その裏道を散歩した。狭い小路が続いて お屋敷もあった。 寒い冬の小さな楽しみ 知らないところを少しずつ散歩する。 また 行こうね。 おっちゃん!

すずらんの里

2009-01-23 23:59:59 | Weblog
山々を越えてみどりに染まる林を抜けて ようやく辿りついたのは透き通った小川のある小さな村里 川にかかる木橋も 童話の世界のように可愛い。 街灯が すずらんの花の形をしていました。林をわけいって 山奥に入って行くと ある地点から 急に 木々が白樺林になって…その木々のした一面にすずらんが どこまでも……花には少し 遅かったけど まるでおとぎ話のなかに入ったみたいな ほわーんとした静けさ ロマンチックなすずらんの里 ようやく見つけたよ。 花の盛りにまた来たいねといって 夢のようなすずらんの里をあとにしました。

峠の嵐

2009-01-22 23:59:59 | Weblog
伊豆船原峠を走っての帰り 土砂降りの雨風に 車を止めて 一休み。向こう側には山々があるのに 雨と霧でなにも見えない。 土肥教室のレッスンが終わったころは小雨だったのに さすがに険しい峠道 葉桜になった木々が 荒々しくうねっている。まだまだうちまでは遠い。 気合い入れて ひとっ走り帰ろうか。可愛いぺーのまつあの 愛しい我が家に向かって……