母が、乳がんだって

2009年6月末、70歳の母から「乳がんになった」と言われました。

循環器内科で術前外来検査

2009-07-15 00:34:48 | 日記
検査だけなこともあって、今日は母一人で病院へ。
父に振り回されず、自由に動き回れて気楽だったらしい。

検査と言っても問診だけだったようで
何の薬を何年何月からこの量で処方され、というのを
よどみなく言えたからか、あっさり終わったらしい。
70婆さんが(事前にまとめておき)自分できちんと薬歴を言えるのを
褒めて貰ったらしく、ちょっと喜んでいた。

明日はA先生にも会うことになるので、父もセットでついてくる。
A先生は偉い先生すぎて、何というか、
病巣だけを診る身分、という先生なので
母に挨拶以外の話をしないのがひっかかる。
C先生から話は聞けるのか、と期待するけど、
父が一緒だと話がずれていくか途切れる可能性大なので、
チャンスは入院後になりそうな気もする。
この段階で家族(うちの場合は私達姉弟)が何も判ってないって
あんまりだよね、と弟とメールでこぼしあう。
弟も色々あって身動きが取れないので、情報が無くて不安なのに。

手術日が母の体調じゃなくて
A先生の都合で決まっている気がしなくもない。
でも母はこの不安よりも、術後の痛みと喪失感、
退院予定日を言ってもらえない方が不安だという。

母も変わり者ではある。
「やっぱり切ったものって見せて貰えないのかなあ。
麻酔からさめる頃には持ってかれた後だよね」

普段かかりつけの地元開業医のうち、いくつかは家族で同じところでお世話になっている。
今日は整形外科で私の捻挫等を診てもらった。
本当は来週の予定だったけど、入院の前後に気力が出るか判らないので、急遽行ってきた。

私のしばらく前の時間に母が腱鞘炎で受診していた。
(薬が影響ないので)母は、今は何も言わない、と昨日から言っていた。
だから私も何も言わなかったし、F先生ももちろん、家族が来院したことを言わない。
だけど、父が、診察に行ったと思われる時期の数週間前には(無断で)しゃべってしまったようだ。
終わり際に、普段言われないことを言われ、
更に私が前に副作用が辛くて3日でストップした薬を再考するようにも言われた。

私は、いまだに毎晩涙をこぼしている。
涙が出なくなったとき、どうなっているのだろう。