昨日は、リスリンさんの愛馬ヤコピーリスリン(ヤコリン・画像)が大井競馬に出走するので、その応援がてらヤコリンが所属するK厩舎にご挨拶に伺った。
リスリンさんがそのブログで『馬主に損をさせないことが基本の調教師』と書く師は、また『見かけは怖いが、馬にも馬主にもきれい好きで優しいおっさん』なんだそうだ。
これまでの短いお付き合いを通して、私も師が強面ながら根は優しいことは十分承知していたが、この夏に小林から大井に厩舎を移転したK師がどのような考えでハード・ソフト面で厩舎を経営しているのか、来年愛馬ペコリンを預ける身としては百聞は一見にしかず、この機会にこれまで厚いベールに包まれていたK厩舎の実態を探るべく視察を行うことにしたのだ。
ヤコリンの出走レースは午後4時半なので、余裕を見て2時半過ぎに厩舎に赴いた。
これまで羽田行きモノレールの中から覗いたことはあったが、厩舎村に足を踏み入れたのは初めてである。
馬草やボロなどが混ざり合った特有の香りが漂う中、慣れた足取りで歩くリスリンさんに連れられて目指すK厩舎に着いた。
『おう。いらっしゃい!』
にこやかな表情の師に迎えられ、厩舎の番頭格のHさんも交えて、早速厩舎内部を案内していただいた。
リスリンさんに聞いてはいたが、成程、いろいろなところに様々な工夫が施されている。
建物の躯体自体はコンクリート造りの相当な年代物だが、内部は全面的に改装されていた。
他の厩舎を見たことがないので比較のしようがないが、私が知っている社台やラフィアンの育成厩舎とはまた違う。
エアコンが設置されていた。当たり前と思っていたが、エアコン付き厩舎は未だ少数派らしい。
その他、詳しいことを書けないが、すべては馬の為にという創意工夫がなされていることは良く分かった。
馬房は別棟を合わせて18馬房。
気がついたのは、馬たちの表情や仕種がとてもリラックスしていること。
牧場ならいざ知らず、競馬場隣接の厩舎にいる馬がこんなに人懐っこいものなのかと、それぞれの馬の鼻面を撫でながら軽い驚きを感じた。
可愛がられているんだろうな。
この夏、訪問した牧場で放牧中の私の愛馬に近づいて頬擦りしたK師を見て、ホントに馬がお好きで優しいんだなと感じたことを思い出した。
この日、出走する2頭の内、牡馬はさすがにレースが近いことを知っていて多少ナーバスになっていたが、もう1頭のヤコリンは鼻面を押し付けて挨拶してくる。
『いいのか~?』と思いつつも、その愛らしい顔につい手が伸びてしまった。
厩舎スタッフは8人だそうだが、この日厩舎に居た数人は皆若く、きびきびと働いていた。
社台の牧場でも思うことだが、皆きちんと挨拶をしてくれることが嬉しい。
なるほど。お聞きしていた通り。好印象の厩舎訪問でした。
(お前も遊んでないで仕事しろって)
厩舎正面入り口の看板。
何の変哲もないつまらない写真だが、この看板の右側の透明なアコーディオンカーテンとシャッターは移転時に新設されたもの。
看板の左側の壁は馬草置き場になっていて、これも腐食していたものを新調したそうな。
先生、いろいろと物入りでたいへんだが、なあに、来年ペコリンが稼いでくれますよって。←めでたい
リスリンさんがそのブログで『馬主に損をさせないことが基本の調教師』と書く師は、また『見かけは怖いが、馬にも馬主にもきれい好きで優しいおっさん』なんだそうだ。
これまでの短いお付き合いを通して、私も師が強面ながら根は優しいことは十分承知していたが、この夏に小林から大井に厩舎を移転したK師がどのような考えでハード・ソフト面で厩舎を経営しているのか、来年愛馬ペコリンを預ける身としては百聞は一見にしかず、この機会にこれまで厚いベールに包まれていたK厩舎の実態を探るべく視察を行うことにしたのだ。
ヤコリンの出走レースは午後4時半なので、余裕を見て2時半過ぎに厩舎に赴いた。
これまで羽田行きモノレールの中から覗いたことはあったが、厩舎村に足を踏み入れたのは初めてである。
馬草やボロなどが混ざり合った特有の香りが漂う中、慣れた足取りで歩くリスリンさんに連れられて目指すK厩舎に着いた。
『おう。いらっしゃい!』
にこやかな表情の師に迎えられ、厩舎の番頭格のHさんも交えて、早速厩舎内部を案内していただいた。
リスリンさんに聞いてはいたが、成程、いろいろなところに様々な工夫が施されている。
建物の躯体自体はコンクリート造りの相当な年代物だが、内部は全面的に改装されていた。
他の厩舎を見たことがないので比較のしようがないが、私が知っている社台やラフィアンの育成厩舎とはまた違う。
エアコンが設置されていた。当たり前と思っていたが、エアコン付き厩舎は未だ少数派らしい。
その他、詳しいことを書けないが、すべては馬の為にという創意工夫がなされていることは良く分かった。
馬房は別棟を合わせて18馬房。
気がついたのは、馬たちの表情や仕種がとてもリラックスしていること。
牧場ならいざ知らず、競馬場隣接の厩舎にいる馬がこんなに人懐っこいものなのかと、それぞれの馬の鼻面を撫でながら軽い驚きを感じた。
可愛がられているんだろうな。
この夏、訪問した牧場で放牧中の私の愛馬に近づいて頬擦りしたK師を見て、ホントに馬がお好きで優しいんだなと感じたことを思い出した。
この日、出走する2頭の内、牡馬はさすがにレースが近いことを知っていて多少ナーバスになっていたが、もう1頭のヤコリンは鼻面を押し付けて挨拶してくる。
『いいのか~?』と思いつつも、その愛らしい顔につい手が伸びてしまった。
厩舎スタッフは8人だそうだが、この日厩舎に居た数人は皆若く、きびきびと働いていた。
社台の牧場でも思うことだが、皆きちんと挨拶をしてくれることが嬉しい。
なるほど。お聞きしていた通り。好印象の厩舎訪問でした。
(お前も遊んでないで仕事しろって)
厩舎正面入り口の看板。
何の変哲もないつまらない写真だが、この看板の右側の透明なアコーディオンカーテンとシャッターは移転時に新設されたもの。
看板の左側の壁は馬草置き場になっていて、これも腐食していたものを新調したそうな。
先生、いろいろと物入りでたいへんだが、なあに、来年ペコリンが稼いでくれますよって。←めでたい
非常に参考になりました。来年はペコリンがお世話になることになりますから、興味津々で拝見しましたよ
厩舎も企業と同じで戦略的なよい経営をすれば、いい方向に向うのでしょうねKさん(私じゃなく)、頑張って欲しいところです。
12月には私がペコリンをたずねて日高に行きますので、近況をご報告しますね
でも、大井へ行くといつもあのコースなんです。
厩舎村では、厩舎を探す振りして、よその厩舎をたまに覗きます。どのようにやっているのか、たいへん気になりますね。
最近、テレビで医療ミスがニュースになっていますが、愛馬の故障ケガ、病気に関して、まったく防ぎようの無かった事なのか?と疑問に思うことがあります。厩務員の手抜き、勘違い、調教師の判断ミス・・・などなども、多少なりはあるように思います。だって、師も厩務員も人間ですから、と私は考えています。ですので、愛馬がたとえ安馬であっても、元気で長くコンスタントに走ってもらうためには、日頃厩務員さんとのコミュニケーションを大事にして、時々予告も無く馬主が見に来るからちゃんとしておかないと、という意識だけでもね。(笑)
こうさん、また12月に行かれたら、一枚写真くださいね。
愛馬の応援には行かないくせに、平日の昼間から大井に出没しているペピさんでスミマセン。
細かいところは企業秘密でしょうから書きませんでしたが、コンクリートの躯体を残して他の部分は天井から壁、床まですべてリフォームしてありました。
馬が落ち着いて快適に過ごせる環境は整いつつあるようです。
別にあら捜しに行ったわけじゃありませんし、私にあらが見つかるとは思えませんが(笑)、K師のお人柄もあってか良い雰囲気を感じました。
そして、とにかく馬がリラックスしているのです。
これは良いことじゃないかなと思いました。
ペコリンの近況報告を楽しみにしています。
◆リスリンさん、たいへんお世話になりましてありがとうございました。
また機会があればご一緒させてください。
よその厩舎を覗かれたりされているのですか。
その気持ちは良く分かります。私もいろいろ見聞を広めたいと思います。
再開されたブログでくりげさんが書いてますが、かけがえのない愛馬は一生懸命面倒を見てくれるホースマンに委ねたいと思うのは、大馬主も零細馬主も、一口馬主も同じでしょうね。
厩舎経営も基本は人ですから、その人一人ひとりのやる気と能力を調教師がいかに導き出して戦力にしていくことができるか。
大井に移転してからK厩舎の勝鞍が増えているようです。
応援していきたいですね。