今週の出走と結果

今週は８頭出走します。

◆ブルーメンブラット　　　◎/○
２８日（土）京都１R　未勝利(牝)　ダ１８００ｍ　安藤勝

◆テューダーローズ　　　◎/▲
２８日（土）京都５R　未勝利　　　芝２２００ｍ　安藤勝

◆キャットストリート　　　　▲/△
２９日（日）京都１R　未勝利(牝)　ダ１２００ｍ　岡部誠

◆クードゥシャンス　　　　▲/▲
２９日（日）小倉５R　５００万(牝)　ダ１７００ｍ　藤岡

◆オーディンズアイ　　　　▲/△
２９日（日）府中７R　５００万　　　ダ１８００ｍ　村田

◆ハンマークラヴィア　　　○/△
２９日（日）小倉８R　５００万　　　芝１８００ｍ　嘉藤

◆ランスオブグリーン　　　▲/△
２９日（日）小倉８R　５００万　　　芝１８００ｍ　赤木

◆ピクシーダスト　　　　　　◎/▲
２９日（日）府中１２R　１０００万（牝）ダ１３００ｍ　内田博


◇ブルーメンブラットはダート戦に出走します。
ダート不適とも言われるアドマイヤベガ産駒ですが、この馬はこなせると思います。
むしろ陣営はダート戦で必勝とコメントしているほどですから、大きな出遅れでもない限りは勝ち負けしてくれると期待しています。
⇒優勝
心配していたスタートが一番良く、すーっとハナに立つとそのまま逃げ切りました。
道中競りかけてくる馬もなく楽な展開でしたが、末脚もしっかりしているので距離が伸びても良さそうです。
流石は私のオークス候補。次走の芝戦が楽しみになりました。

◇テューダーローズは追い切りでかなり良い時計を出しました。
この日は全体に時計が早かったのですが、それでも坂路で一杯に追ったことで少しは走る気を出してくれるのではないかと思います。
距離２２００ｍ。鞍上は引き続きアンカツ。１１頭の少頭数とお膳立ては揃いましたので、ここで真価を発揮して欲しいところです。（勝ち負けできないようでは困りますネ）←なんか自分で自分にプレッシャー掛け捲ってますな。
⇒２着
３、４コーナーではまたかよと思いましたが、直線で２着まで押し上げたのでいちおう及第点でしょう。
負けはしましたが、正直なところホッとしました。
今日もパドックでは右トモを引きずっていましたが、こういう歩様の馬なのでしょうか。
２戦したところでの評価ですが：
①サンデー産駒ではありますが、母父の血が濃いのか瞬発力よりも持続力型。所謂ジリ脚ですな。
②ピリッとした脚がないので勝負処で置かれてしまい、暫くは追い込んで届かずを繰り返しそう。
比較するのはおこがましいですが、叔父さんのヴィータローザのデビュー時に似ているように思います。
今後順調に使い込みながら末脚を磨いていけば、いずれ勝ち上がるのは問題ないでしょう。
クラシック云々などと言える馬ではないですが、長い目で見れば楽しめそうかなと思います。

◇キャットストリートは、まだまだだった前走で４着に来たことが陣営に自信を与えたようです。
ここは勝ち負けとのコメントも出ているようですが、お稽古では全く走りませんのであまり大きな期待を掛けるのはどうでしょうか。
⇒６着
今日はこれまでと打って変わってダッシュ良く逃げ先行しましたが、直線を向いて失速してしまいました。
それでもパドックの踏み込みが良くなっていたように、だんだんレースに慣れてきたようです。

◇クードゥシャンスはJRA再登録後の初戦となります。
JRA未勝利とは言え未勝利戦ではそこそこの勝負をしていた馬ですから、馬に身が入ったと言われる現在ならそれなりの勝負はしてくれそうな気がします。
⇒６着
１番枠でしたが一完歩目で躓くような感じで立ち遅れ、最後方からとなってしまいました。
直線で内ラチ沿いにジリジリと伸びて６着入線でしたが、今日は流れに乗れず仕舞いでした。
転厩初戦ですのでこれからの変わり身に期待しましょう。

◇オーディンズアイは、初障害戦惨敗後の休養明け平地の一戦となります。
クラブは平地か障害か今後を占う一戦ですとコメントしていますが、これは障害を使う前に平地で一叩きするこの厩舎のいつものパターンです。
あまり期待はできないでしょう・・・。が、この馬だってエンドスウィープ産駒です。いつ一発があってもおかしくはないと親ばかなりに期待しています。
⇒６着
こちらもスタートダッシュがつかずに後方からの競馬。
ハイペースだったこともあって、直線では馬群の中を突いてジリジリと伸び６着まで押し上げました。
切れる脚がないのでどうしても展開次第の競馬となりますが、今日は気性の悪さを出さずにしっかり走ったように思います。
こうして着を拾っているうちにチャンスは回ってくるかもしれません。
さて次走は予定通り障害戦でしょうか？

◇ハンマークラヴィアとランスオブグリーンは同じレースに出走します。
ハンマークラヴィアは力はあるはずですが、神経質な馬なので輸送に弱い欠点があります。
今回は当日輸送のないローカル競馬場に予め入厩していますが、レース当日の馬体重とイレコミ次第ではないかと思います。
⇒１２着
チラッと映ったGCのパドックでは、入れ込んで飛び跳ねていました。
そのせいでしょうか。ゲートを伸び上がるように出てしまって立ち遅れ、最後方からの競馬となり、全く流れに乗れずに終わりました。
滞在競馬で入れ込んでいては困るのですが、力はあるはずなので気分次第で大掛けがあっても驚けない馬だと思います。（と、新馬戦快勝の残像が脳裏に焼きついて離れないスワイン・ペピート爺コンビは意固地に信じているのです・笑）

ランスオブグリーンは６歳１勝馬なので従場にしか出走できません。
陣営は地方競馬で２勝目をと考えていましたが、除外続きでなかなか出走もままならず、やっとここに出走が叶いました。
この馬も神経質な馬なので前日輸送となる今回のコンディションが心配です。
⇒１０着
こちらは１番枠を活かしてスタート良く先行し、流れに乗っていたのでこれはと思いましたが、直線を向いてからは全く伸びずに終わりました。
この馬も切れる脚はあるのですが、それをいつどこでどうやって使ってくれるのかが問題です。
３歳時にレース中に大きな骨折を経験しているので、それがトラウマとして残っているのかもしれません。

◇ピクシーダストは休み明け初戦となりますが体調は万全のようです。
今回は鞍上にあの内田博幸を手配してくれました。
前走では脚質転換を図ってみたものの不発でしたが、直線の長い府中に舞台が変わり、さてどんな競馬をしてくれるでしょうか。
印は○/▲でも良かったのですが、今回は応援に行くので期待を籠めて◎としました。
⇒２着
ピクシーは良く頑張ってくれましたが、この２着は鞍上の技量によるものでしょう。
やっぱり内田博幸は最高に上手いですねえ。
素晴らしいスタートを切ると逃げ馬を先にやり、すっと２番手に抑えて折り合いをつけ先行する３頭の後ろに控えてそのまま直線へ。
直線で前が壁になり、行き場がなくなった途端にピクシーがやる気を失いかけました。
やばい。ここでズルズル後退かと思わせましたが、そこからが凄いなあ。
鞭を振るってもう一度ピクシーのやる気を点火させると、一旦５番手まで順位を下げていましたが、もう一度差し返して２着を死守させました。
相当鞭が入っていたし、あの剛腕で追われたからピクシーの疲労度を心配してしまいそうですが、彼女に直線ではド根性を剥き出しにするのだと教え込んでくれました。
まあ当のご本人は、あそこで行き場を失いかけた騎乗法を反省するコメントを出しているような気がしますが。