秋の牧場訪問（社台Ｆ・追分Ｆ）

一昨日、北海道へ行ってきました。

前日、７１日目の真夏日を記録した東京から飛んで着いた北海道は、さすがにもう秋の気配。
シャツ１枚では寒いですよ、うっちーさん。
今回はひとり旅でしたが、行く先々で 『今日はお一人ですか？』 『あれ？軍師は？』

「あ、軍師ネ。クビにしましたあ」




さて、まずは社台ファーム。
Ａさんにご案内頂きました。

トップチョイス０９

地方競馬オーナーズのお馬。
初期馴致が終わり、鞍をつけてサイドレーン調教を始めているそうです。
馬体重は聞いたものの忘れました。
遅生まれってこともあり、まだ腰高の馬体。
今後の伸び代が期待できそうです。
因みに、このお馬はまだ残口あり。

ペ： ９月ツアーで売れるかと思ったら、同じく残ありだったジョルジーナが完売でしたね。
Ａ ： あっちはマルカキャンディの孫ですので、馴染みの血統ってことで売れたようです。
ペ： へぇ・・・
Ａ ： この母は馴染みのない輸入牝馬で、この仔が本邦初仔ですから・・・ま、その・・・
ペ： どこの馬の骨だ？ってことですネ
Ａ ： 育成が進めばゴールドアリュール産駒らしい筋肉がついてくるでしょう。期待してください。
だそうです。


ハイライトリール

山元への移動目前に、ＷＭ内で暴れて外傷を負ったリール。
骨や筋肉には異常なかったことは、不幸中の幸いでしたが、暫く、乗り運動を控えて傷の回復待ちです。

Ａ：普段はおとなしいのですが、何に驚いたのか・・・
ペ：募集ツアーでも動き回ってたし・・・ナーバスなのかなあ？
Ａ：いや～、この兄弟姉妹ではイチバン穏やかですよ。

なんて話してたところに、厩舎の陰から自動車がブイ～ッと現れたので
ビックリして立ちあがって大騒ぎになりかけましたぁ

ペ：いや～、踏みつけられるかとオモタヨ
Ａ：スミマセン。まあ、でも、今のはどんな図太い馬でも驚きますネ。
（そうだよねぇ）


かすり傷？

傷痕は痛々しいですが、いずれ綺麗に治るそうな。

ペ：そうすると、入厩は年末ごろ？
Ａ：ですね。
　　アクシデントは残念でしたが、年明けデビューでもポンポンと行けば桜に間に合いますから

てことで、これからは後戻りなしでお願いしますだ。


フランボワイヤン

グリーンの２歳馬。
５月に見たときには、夏の北海道で下ろす話もありましたが、結局、ひと夏鍛えることに。
その甲斐あってか、胸前辺りから全体にしっかり筋肉がついて逞しい馬体に。

Ａ：実は、明後日セグチＴＣへ移動します。
（クラブ発表はありませんが、この週末に移動しているはず）
その後、グリーンＷ⇒栗東入厩のスケジュールだそうな。

ダートの短いところかな？と思いましたが、厩舎長の印象では芝のマイルまでならとのこと。
厩：だいぶ目立たなくなりましたが、この曲飛は芝のスピードと瞬発力向きだと思います。
楽しみにしましょう～♪



次いで、追分ファームへ移動。
Ｓさんにご案内頂きました。

ウィッチフルシンキング０９

バランス良く成長しているようです。
遅生まれですが、鞍付けが終わり、騎乗運動を始めたところとか。

Ｓ：期待の繁殖牝馬ですが、ロフティー以後は弱い仔が多くて。
　　でも、昨年の姉、そしてこの仔と良い仔が産まれました。
ペ：（むふふ）
　　この仔の体質はどうです？
Ｓ：フジキセキの強さが上手くマッチしましたネ
ペ：むふふ・・・♪

時期は未定ですが、近く社台ファームへ移動して育成に入ることになりそうです。


これで予定は終了でしたが、
Ｓ：わざわざお越し頂いたので、よろしければ
ペ：はい～♪ （二つ返事・笑）

Ｇ１募集馬で残口のあるお馬を拝見することに。

マクダヴィア０９

希少なステゴ産駒なのに、母高齢・関東入厩で売れ残っているお馬。
はい、では、セールスポイントをどうぞ～
Ｓ：全兄は大柄でしたが、この仔はマクダヴィアの仔にしては小柄に出ました。
厩：兄姉は激しい気性で世話が焼けましたが、この仔は手が掛かりません。
　　牝馬として大きなメリットになりますよ。

テイクミーハイヤー０９

続いてもう１頭。
Ｓ：残り少ないタキオン産駒です。
厩：このお母さんをはじめ、一族は体質が弱くて遅咲きでしたが、この仔は健康優良児デス。


おまけ

めんこいねぇ

（ノーザンファームに続きます）