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つぼみな日々

いろんな花の蕾をもっていたい。たくさんの花を咲かせたい。
言葉を紡ぎたい私のブログです。

全部話せたかい

2012-04-01 19:16:16 | 日記
オリエンタルリリーのソルボンヌ。
赤い葉っぱのアンスリウム。

近所の花屋さんにお花を買いに行く。
今日は4月1日だから淡く春らしいチューリップの花束でも買おうかと思ったのだが、1本のソルボンヌがあまりに立派で、結局私の好みの主張の強いアンスリウムと一緒に連れ帰ってきた。
お花の前では衝動に従うしかない。

いつか大きな生花を飾れるような家に住みたい、とずっと思ってきた。
生花は枯れるから、と造花に始まり、ドライフラワーを北海道から取り寄せたりしてきた。
しかし行きつくところはやはり生花だった。

恐らく鉢植えには行かない。
土に宿る様々なものが好きではない。

最近引っ越したわけでもなく部屋の広さそのままに、「大きな生花のある家」を叶えてしまっている。
確かにもっと大きな生花が本当は欲しい。
しかし今あるものも高さ80cmほどあるから結構大きい。

ソルボンヌは今にも音を立てて開きそうな、弾けんばかりの蕾が6つもついている。
何だか徐々に開いていくのではなく、突然めきめきと音を立て始めて一瞬でぶわっと開いてしまいそうな気配すらする。
花自体は可憐なピンク色だが、その威圧感は大きさと相俟って真紅のバラ以上かもしれない。

花の裏側がまたセクシーで、光にかざすとピンクの筋が透き通る。
後ろ姿がとても美人、美花。
私は花の裏側が好きで、いつも下からのぞきこんでしまう。

どれも脇役にもなれなそうだったので、ソルボンヌに負けないアンスリウムを合わせる。
全体が赤ではなくて、中心から放射状に赤から緑へ変わる。

なんとエロティックな花瓶だこと。

しかし、私は生の百合の香りが好きではない。
買う時に少し心配したものの、案の定だ。
仕方がないので消臭ビーズを増やして隣に置く。

友人の転職のお祝いに深い赤色の大ぶりのダリアをプレゼントした。
彼女に花をあげるのは2回目だが、私たちの共通点としての花は重要な話題だ。

お花は誰にでも喜ばれるプレゼントでは決してないと思う。
花に興味のない人からすれば、持ち帰るのに嵩張って邪魔だし、つぶれてしまわないか気を配らないといけない。
持ち帰ったはいいものの、花瓶など持っていなかったり、でも生き物だから簡単には捨てられないし、水も換えなければならないし、そして枯れるし朽ちる。

好きでなければ面倒以外の何物でもない。

面倒でも、美しく愛おしいもの。
面倒だから、美しく愛おしいもの。


いただいた鮭の切り身が冷凍してあったのを思い出して焼いてみる。
一人暮らしをし始めて生の魚を家で焼いたことは過去5回もない。

ジューシーで美味しい鮭だったが、部屋中が魚臭くなってしまった。
ファブリーズを振りまいて、緑茶の茶葉をフライパンで炒る。



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