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つぼみな日々

いろんな花の蕾をもっていたい。たくさんの花を咲かせたい。
言葉を紡ぎたい私のブログです。

テレビマン

2014-01-17 17:18:20 | 日記
生卵を電子レンジで加熱すると爆ぜる。
というのは知っていた。
だから黄身にぷすぷすと適当に穴を開けてラップもせずに加熱した。
このとき私は、確かに、大丈夫だろうか、という一抹の不安は持っていた。

まあでもだからと言って、途中で恐る恐る電子レンジを止めたりはしない。
爆ぜるまで。

案の定、なのか何なのか、電子レンジの小さな庫内で黄色い爆発が起きた。
小規模、だけれども、確かな爆発。
見事なまでに庫内は、黄色いペンキがたっぷりついた刷毛を振り回したようにどろどろの惨状。
四方八方、放射状に飛び散った半熟卵はそのときの私の様々なやる気を剥いでいった。

しばらく呆然として、爆発の悲劇を真正面から眺める。
しかしこのままでは黄色いまま固まってしまうと、意識を取り戻して一生懸命に片づける。

こんなことでも起こらないと電子レンジの庫内を一生懸命掃除することはないので良かった、というのは必至過ぎる精一杯の言い訳である。


携帯電話の登録情報を変更しようと思って、ID/PASSを入れようとしたのだが、何度やってもログインできない。
私はパスワードは3つほど持っていてそのどれかを入れるようにしているのだが、最近は登録の時点でセキュリティ強化のためにややこしいものしか設定できなくなっているものも多い。
数字だけでも(それが例え自分の誕生日でも)よかったものが、英字と数字が混じらないと登録できない、英字と数字と記号が入らないと登録できない、英字も大文字と小文字を混ぜて更に数字と記号を入れないと登録できない、というふうにどんどんと複雑化している。
しかもパスワードだけでなく、IDも同様になっているものもある。

セキュリティを強化するのは良いのだけれど、これは本当に覚えられるはずがない。
いや登録している最中は、これであれば数度試せば当たるだろう、と思って登録しているのだけど、ほぼ100%の確率でいつもの3通り以外でイレギュラーで登録したものは思い出せない。

次回にログインするときにさんざん試した挙句、どうにもならないのでパスワードを変更せざるを得ず、パスワードの再登録で新しいものを入力してみると「過去1年間に使用した同じパスワードは使用できません」となる。
やれやれ、だ。

だから、ブラウザがID/PASSを記憶してくれているのはとても助かる。
端末を盗まれない前提で全部そうしておきたいが、さすがに銀行は危険だと思うし、各銀行ともID/PASSはブラウザ保存できないようになっていてセキュリティは何重にもかかっている。

たぶんまた、今回変更したパスワードも思い出せずに再登録になるのだろう。
しかし紙に書き留めておくこともどうかと思うので、そうなったら素直に再登録の手続きを踏もう。


さて今日は誕生日である。
最近、この日で自分が28なのか29なのか30なのか、本当にわからなくなる。
「20代最後の年だね」とメッセージをもらったりするわけだけれど、「そうか、そうなのか」と、しかし「ふーん」と思う。
なんだろう、本当に「ふーん」と思う。

学年で言う「今年○○歳」と言うことばかりで、同学年の多くの人たちは既に29歳を過ごしているわけで、しかし大学や会社は同期と言えども年齢にはばらつきがあって、「○○年入社」「○○年卒業」という様々な括りをしているうちに、その細かなカテゴライズが面倒になってしまったのかもしれない。
だったら、「真島37年」のように軸は自分1本で持てばいいではないか、と思う。
またこの話をするとぐるっと回って、いや本来そういうものでしかないか、というふうにブーメランが戻ってくる。

まあ「真島37年」というのは、紛れもなくどう考えても「真島37歳」のことなのだけれど、「がたがた言うな、俺は真島年しか生きてはいない」という聞き分けの悪い子供のような屁理屈みたいな真実が、私は大好きなのである。

ともあれ、29歳、どこかへ行ける一年であるといいなと思う。

今日の書はニーチェの言葉。