一晩考えたブログタイトルは、、、、ペリカン次郎は鳥が好き

レンズが欲しい、カメラが欲しい、新しい自転車が欲しい

大切なコゲラ

2021-10-19 14:42:31 | 野鳥

昨年の12月27日に生まれて初めてコゲラを見た。生まれて初めてのキツツキだった。

自分がこの眼でキツツキを見る日が来るとは思っていなかったので、感慨もひとしおで、日記にそう書いている。

その後、日本固有種であるアオゲラをじきに見ることになるとも知らずに。

>>下の画像はクリックすると拡大します<<

300mm ISO450  1/500sec f/6.3

飛んでいる鳥を撮りたいと言う思いが強いので、1/1000秒より短い高速でシャッターを切っていることが多い。そうして撮ったコゲラの写真を見ていると、コゲラの周りに黄色っぽい粉が映っていることがある。(上の写真のことではない) どうもコゲラがつついた木片のようである。スズメみたいだけどキツツキなんだなぁ、と思う。

キビタキなどを探しているカメラマンの集団にいて、何か動いたっ!とシャッターを切るとそれがコゲラだったことがある。「なんだ、コゲラかぁあ」と皆落胆していた。

コゲラに罪はない。コゲラやシジュウカラは野鳥カメラマンからは「ゴミ」扱いされて可哀想だ。私はコゲラもシジュウカラも大好きだ。どんな野鳥も大切にするべきだ!!

ヒヨドリとムクドリは死ねばいいと思っているけど。

 

冗談です

ヒヨドリ  300mm ISO900  1/500sec f/6.3

 

ムクドリ 300mm ISO 1000  1/1600sec f/6.3

 


これはずるだ、可愛い

2021-10-17 10:19:04 | 野鳥

飛び込みのスピード対応ゲームや野鳥発見ゲームとして野鳥撮影をしているだけではない。

やはり野鳥は可愛いし、美しいと思う。

可愛い側での王様はエナガだと思う。

まず小さくて、しかもモフモフしている。枝からぶら下がって逆さまになってみたりするし、首を傾げてこっちをみたりする。

<< この画像はクリックすると拡大します。>>

300mm ISO400  1/640sec f/6.3

ずるくないか。可愛いと言われるために作られたものとしか思えない。

実際背中にコイン電池が入っているのではないかと思うこともある。

取り締まるべきだと思う。

ついつい自宅までストーカーしてみたら、普通に暮らしていた。

300mm ISO400  1/1000sec f/6.3

300mm ISO3600  1/2000sec f/6.3   発見したエナガの自宅


アオゲラ尊し

2021-10-12 18:08:36 | 野鳥

人はどうなのかわからないが私の場合は単に野鳥の写真が撮れただけでなく、その野鳥を自分で見つけた時の喜びはひとしお大きい。

カワセミしかり、キビタキしかり、ルリビタキしかりである。これらの野鳥を独力で見つけた時は嬉しかった。本当に。

言い換えるとそれ以外の鳥は他のカメラマンが撮っていたり、集まっていたりに便乗して撮影したに過ぎない。

アオゲラは自分で見つけたことのある野鳥の1つである。

最初は善福寺公園で高い樹木のほんの5m程の高さにいるのを見つけ、2枚ほど撮影したうちにあれよあれよとどんどん上に登っていった。その後も何日も同じ木を見にいったがそれ以来見つけたことがなかった。そうこうしているうちに石神井公園で遭遇した。遭遇したと言うのは「ほらあそこにいますよ」と親切な方に教えていただいたからである。結構良い写真は撮れて嬉しかったが、自力で見つけた喜びはなかった。

10月10日に善福寺公園に行った際に、「あれっ、なんだかタカみたいな声がするなぁ」と言ってみたらアオゲラだった。私の喜びはとても大きく、この緑のキツツキがとても尊いものに思えた。

調べてみるとキツツキ類の行動として、一本の木の下から上へと、次々と木を渡りながら移動していくので、善福寺公園の同じ木を毎回チェックしていたのはあまり意味がなかった。

<< この画像はクリックすると拡大します。>>

300mm ISO1250  1/640sec f/6.3


野鳥撮影歴1年が来る

2021-10-11 14:42:46 | カメラ 写真

石神井公園に行った。

夏の間に比べて下草が減り、心なしか樹々の葉っぱも減ったように感じて、緑の圧力というものが減った。そのためか公園自体が少し広くなったような気さえする。10月になり野鳥撮影を始めてから1年を迎えようとしている。季節が一巡したことになり、それぞれの季節の野鳥、野鳥の見え方を一通り経験したことになる。

きっかけは意外なことからであった。

コロナで自宅勤務のテレワークをすることになり、電話会議等で持ち主のいない息子の部屋を使うことにした。議論が好きでしているかのような二人の同僚が電話会議で延々と話している間の手持ち無沙汰で息子のカメラバッグをなんとなく開けてみたことが、この壮大な物語の始まりなのである。

「そうなのか、望遠レンズ付きのダブルズームキットというものなんだ。なるほど、これね。ふ〜ん、ホウホウ。カシャ。へーえ、カシャ。これって俺のD40にもつくレンズなのかな?? 少しネットで調べてみよう」

 知ってはいたが世の中はミラーレスカメラに流れている途中であり、一眼レフカメラ用のしかもDX(APS-C)レンズなどは価格が大幅に下がっていた。きちんと作られた良いものが安く買えるのが大好きな私である。現在の安売りのための安い製品が用意される状況はあまり好ましいとは思わない。ひょっとして今がレンズを買ってみるいい潮時ではないのか? 何より「レンズを買う」というこの特別感。「カメラを買う」ではないのだ。一度味わってみたい。

 カメラメーカーに就職した大学の友人から言われた「望遠レンズよりも広角レンズの方が面白い写真が撮れる。人間の視野に近い。」という言葉が脳裏に焼き付いていたので、D40につけるために10−24mmという望遠レンズを買った。この時点で野鳥のヤの字も産毛もない。

レンズを買ったので写真を撮ることになる。(今回の写真はどれもクリックしても拡大しません。必要ないからです)

 

写真を撮りに妻と善福寺公園に行って標準ズームレンズや広角ズームレンズで風景写真を撮った。ボートに乗った。その時である、歴史が動いたのは。ボートの周りに青いカワセミが飛び回り、池から突き出た杭に渡るロープに止まって休みさえしたのである。そして奇跡的に、付け替えた息子の望遠ズームレンズで飛んでいる姿を一応画面内に入れることになるのである。しかも65mmと言う望遠レンズのワイド端付近で。人類で言うと火の発見に相当する。

 その後も風景も撮ってみたり、人物、電車をて撮ってみたりするものも、結局夢中になった被写体は野鳥。野鳥に尽きる。土曜も、日曜も出かけて回ることになるとはな。