ごめんなさい

今日はとても近い身内と一緒に夕食をとることに。最近は挨拶程度しかして
いなかったので、ゆっくりとお話しするのは少々久しいことかもしれない。

でも、その会話というか…会話にならなかったのだけれども。無意識にこちら
に投げかけられる色々な事への期待、重圧、思い込み、押し付け。悪気はな
いのです。私への希望を言っているだけなのです。それはわかっているの。

でも、ごめんなさい。今の私には無理なことばかり。自分と旦那の病気の事、
自分の仕事の事、目の前の生活の事をこなす事で精一杯なのです。

まさか出来ないとは言えないので、黙って頷いていました。それが精一杯で
した。本当はその場から立ち去りたくてしょうがなかった。

その人は私の病気のことも知ってくれています。でもやっぱり…。そりゃそ
うか。わかんないよね。まあ、そんなことはいいや。

なんだか酷く疲れてしまいました。やわらかいデスクマットのようなものが
自分の真上から地下へ向かってじわじわと押し付けられてる感じ。嫌な感じ。

そんなとき、ふと斜め後ろを見ると、いつのまにか猫がまるまっている。
いてくれてありがとう。なんだか救われたよ。思い込みだけど「大丈夫だよ」
って言ってくれてるみたいでさ。

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