新♪へっぽこのお部屋☆こんなんできましたよ

へっぽこ書道家の好き勝手な殴り書き&書道作品のお部屋ですよ。※画像や文は持って行かないでね。禁止!※

浮世絵を観にいってきました。

2008-08-14 17:54:48 | Weblog
今日は午後から旦那とお義母さんとお墓参り&昼食を済ませ、お義母さんを家に
送りとどけてから、旦那といま福井県立美術館で開催中の浮世絵展覧会「大江戸の
賑わい」に行ってきました。

何年か前から「平成の浮世絵師」「耽美浮世絵師」と呼ばれている山本タカト氏の
絵に魅せられている私は、とりあえず王道のきちんとした浮世絵をじっくりと観て
みたかったのです。

人物画、風景画、妖怪画などいろいろありました。浮世絵というと、なんだかどれ
も同じように見えがちですが、近くでじっくり観察してみると作者や顔の表情一つ
とっても個性があることが分かります。

びっくりしたのが、線は滑らかだけれども強弱の付け方がすごい。顔や着物の輪郭
ひとつでも太さがまるで違うし、人物画をよく見ると女性の目のまつげが下まつげ
までしっかりと描かれています。髪の毛から透けて見える肌もリアルで、すごく
細かいところに気を使って描かれています。

かと思えば、風景画に描かれている人物の顔がすごく適当で、ギャップが物凄い。
ギャップがあるんだけど、全体として見るとキチンと纏まっていて不思議です。

もっと見慣れてくると、女性の表情も豊かなのが分かります。おきゃんな娘さんは
目もぱっちりしていて笑顔、クールな女性は涼しげな目で微笑み。最初はどれも同じ
に見えますが、一人一人ぜんぜん違います。

明らかに構図的におかしい絵、猫だけで構成された猫の絵、人だけで構成された人
の顔、妖怪絵(特に大髑髏)の迫力、体いっぱい使って影絵での遊び方を説明した絵
…なんかもう盛りだくさんでお腹いっぱいです。

後は…たくさん言いたいことがありすぎて、かえってここでは書けません。 なにせ
1日いてもっと観察していたいくらい楽しかったのです。

あ、えーと、最後に…北斎はアホやったんやなあということが分かりました(笑)
ちゃんとした絵も描けるのに、北斎漫画を観ると…もう…ね、アホ(笑)

今月の24日まで開催しているそうです。ご興味のある方は観に行ってはいかが
でしょうか?

参考に山本タカト氏のHPです。
http://yamamototakato.com/ ※少し判りにくいですが、Enterは薔薇の部分です。

余談:展示の最後の所に実際に自分でやってみようということで、ゴザやら着物やら
定規やらが置いてあって、更に障子にライトまで準備してあったので、影絵をやりた
いといったら、旦那に「あんた本当にアホやろ?」と軽くしかられたので思いとどま
りました。残念。

※画像クリックで少し大きくなります。

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コメント
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