公開終了が間近に迫っていた事もあって慌てて駆け込んできました。(笑)
駆け出しとは言えパン屋のスタッフとしても。
そしてパン大好きっ子としても。
超絶癒し系映画と絶賛せざるを得ません。(◇ω◇)

いやもう… 和み度半端ないです。

4月から新しい仕事になって怒涛のような日々だったので
そういう意味で結構精神疲労というか… 疲れてましたからね(-ω-;)
図書館でお世話になっていた時と違って全てが慌ただしいのでホント、余裕ないし

なのでこんなに穏やかな気持ちになれたの、久しぶりでした。

舞台背景も、自然豊かで美しい北海道の大地。
北海道の四季の美しさは本当に格別に感じますね。
緑と自然が大好きな私には、宛ら『楽園』の如くです。

そこにある"世界"が、とても穏やかで、優しくて、温かくて。
今の私の生きる環境とは、まるで正反対…。
水縞くん扮する大泉洋さんが、丁寧に生地をこねてるシーンや
石窪の中に成形し終えたパン生地をそっと入れるシーン。
そして焼きたてのパンを、大切な人と半分こ―――。


って言うか。
ああ。そうですよね…。
何でこんなにも、あの映画の一瞬一瞬が焼き付いてるのか。
水縞くんが作るパンと、私が携わっている製パンの一環は
同じ事をしてる様で、まるで別物だったんです。
私は店の指示に従って決められたものを"作らされてる"だけ。
水縞くんは、自分で考え思い描いたものを、自分の好きな様に作ってる。
機械じゃなくて、自分で混ぜて、捏ねて、形作って…
ぜんぶ自分の手で、丁寧に、1つ1つの過程を熟してる。
私の仕事環境は、時間ばかりに追われた戦場の様です。

あんな風に、緩やかな時間の中で優しいパン作りなんて、とても出来ません。
私が憧れてたパン作りは、まさにあの水縞くんの姿そのもの。
この映画を観て、そう気づいて。
何だか悲しくなって、ちょっとだけ涙が出ました…。
今の私の仕事環境では、只々忙しいばかり。
とてもパンを作る楽しさや、食べて喜んでくれる誰かを想う嬉しさを考えてる暇もありません。
個人店は個人店で、勿論大変な事も多いでしょうけど…
それでも、ひどく強く惹かれましたね。
水縞くんとりえさんの人生―――。

もしも本当に『Cafe Mani』があったなら…
絶対絶対、行くと思う。
水縞くんとりえさんと。
一緒にパンを作ってみたい。
本気でそんな事を願ってしまうほど、
やさしいやさしいお話でした。
DVD絶対買う(笑) 7月楽しみですね❤(*´ω`*)
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