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オートバイにまつわる(たまにクルマも)日々の出来事を
ひたすら書いてます。。
オートバイに関係ないネタもあるかな!?

■ 750SS(machⅣ)のガソリンタンクについて・・・・。 ■

2014-08-26 22:48:09 | オートバイ

H2のガソリンタンクについて多数の反響がありましたので
個人的に考察させていただきます。

※誤った記事の場合は速やかにお知らせください。訂正させていただきます。



↑↑↑ H2のタンク給油口です。
   進行方向(右)に対してキャップが前方に開きます。




↑↑↑ H2Aのタンク給油口です。
  キー付きになるせいか、ピンの取付位置が初期と異なっています。




↑↑↑ H2Aのタンクキャップです。
   キー付きキャップです。

 



↑↑↑ H2B及びH2Cの給油口です。

  進行方向(左)に対して手前に開きます。
  H2、H2Aの給油口と比べてピン取付部の形状が異なるのがわかります。




↑↑↑ H2B/Cのタンクは写真の矢印の部分がH2/Aに比べて薄いです。


フューエルコックはH2/A/Bともに共通となります(負圧コック)
※こちらのタンクは強制開閉式に変更されています。


次にタンク形状ですが、まずは写真をご覧ください。



H2tank_2 
H2atank
H2btank

↑↑↑上からH2・H2A・H2Bの側面写真になります。

H2AはH2に比べて四角く、H2BはH2Aに比べて丸味を帯びてると
思いませんか???



Dscf6526

↑↑↑どのタンクも『この角度(ライン)』が違うように感じます。
※あくまでも個人的主観ですが。。。



Dscf6568_2

↑↑↑さらに、このフレームネック側のタンク前部の角度も
微妙に違う気がします(H2Bのほうが尖っている!?)

トップブリッジ付近の溶接耳も初期型はほとんど出てなく、
こちらのH2Bタンクのほうが飛び出ている!?気がします。


以上の内容から、
この三種類のタンクは全て形状が違う!?と考察しました。


最後に一言。

『H2/A/B tanks are interchangeable except for caps/cap design features.』

(H2 / A / Bタンクはキャップ/キャップの設計上の特徴を除いて互換性があります。)
※2ストトリプルのサイトから抜粋

ようするにどのフレーム・どのタンクでもくっついちゃう!
ってコトですね(^-^)/ ※H2Cを除く


■ 日本の名車『カワサキ 750SS(マッハⅣ)』 ■

2014-08-24 15:14:08 | オートバイ

Z400FX&Z400Jネタはもう暫くお待ちください。。。汗



『空冷』『2スト』『トリプル』....

このキーワードに全て引っかかるマシンといえばコレ。



Dscf6560


↑↑↑ カワサキ・マッハシリーズになります!


こちらの車輌は73年式の「H2A」の逆輸入車になります。
(ロケットじゃないよ。。。ある意味ロケットだけど。笑)


簡単にモデルの説明をしておきます。

『H2(H2F-00001~)』→1972年モデル。いわゆる初期型。高価(涙)。
※この中に希少な「71年製造」があります。←超高価っ(超涙)!

『H2A(H2F-23671~)』→1973年モデル。いわゆる二型。今回の車輌。

H2から若干の外観変更アリ。詳細は後ほど。。。

『H2B(H2F-32201~)』→1974年モデル。いわゆるⅢ型。
テール&テールランプ変更。KH風テールに。

『H2C(H2F-42547~47556)』→1975年モデル。いわゆる最終型。
H2Bに比べてタンクが長く、シートが短くなったモデル。



フルオリジナルですっ!と言いたいところですが、
残念ながら、各所変更されている部分がありますので、
初期型や国内仕様と、どこがどう違うのか?
考察していきたいと思います。



まずは国内仕様をご覧ください。


Photo

↑↑↑こちらは71年製造(72年モデル)の初期型・国内仕様です。
(ほとんど市場に出回らない希少なH2です....)



今回のH2Aと比較して違うところは..........まずは色ですかね!?笑


H2の「キャンディーゴールド」に比べて、
オレンジ味が強い感じ。でもこの色ドコかでみたような気が・・・・!?



Photo_2

↑↑↑そう!このマッハⅢ(500SS)のH1B・H1Cの
「パールキャンディオレンジ」だったんですネ!ヾ(●゜ⅴ゜)ノ

ライン色こそ違うものの、H1カラーを忠実に再現しているようです。



さて、次に違うところと言えば・・・・・・


Photo_3

↑↑↑やはりコレ。サイドカバーエンブレム。

このエンブレムが『国内仕様』である証となります。


Dscf6552

↑↑↑輸出仕様(逆輸入車)は「750」の数字のみ。。。
なんだかチョットさびしいですね(;¬_¬)

※H2BとH2Cにはこの数字の下に小さい「MACH Ⅳ」という
シールが貼ってあります。



Dscf6553

↑↑↑メーター廻り。
輸出仕様の為、マイル(MPH)表示となります。

・・・トップブリッジのデカい「ツマミ」。気になりますねぇ!?
これを締め込むことによってハンドル操作の重さを調節しています。

目一杯締め込むと、ほとんどハンドル切れません!笑


Dscf6550


↑↑↑フロント廻り。
初期型(H2)と違うのはフロントフェンダー。
H2の車体同色フェンダーに対してH2A/B/Cは全てメッキフェンダー。

ウィンカーは国内仕様のショートステータイプ。
輸出仕様は本来、ロングタイプとなります。
(立ちゴケしたら折れるんじゃないか!?ってレベルです。笑)

メーターカバーは本来「チヂミ塗装(ブラック)」ですが、
こちらのH2Aはメッキ施工されています。

ヘッドライトケースはZ1のモノを流用。ライトはシビエ。


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↑↑↑タンク廻り。
タンクキャップや形状も年式により異なります。

H2→跨いでキャッチが手前。フタが前方に持ち上がるタイプ。
H2A→跨いでキャッチが手前(H2と同じ)。キー付きになる。
H2B→跨いでキャッチが奥(Z系と同じ)。フタが手前に持ち上がるタイプ。
H2C→タンクが薄く長くなる。キャップはH2Bと同じ。

以上の内容から、今回の車輌は
H2Bのタンクが装着されていることが判ります。

ステアリングダンパーはH2/Aはオプション・H2B/Cは標準装備です。


Dscf6556

↑↑↑シートフック。

H2→キー無しタイプ
H2A→キーロック付き
となります。
※H2B/Cはこんなチャチくないです。笑


Dscf6557

↑↑↑テール廻り。

輸出仕様の証、テールレンズ内のリフレクターが左右に装着。

Photo_4

↑↑↑国内仕様はコレ。いわゆる『一つ目テール』。
これだけでもかなりお高い。涙


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↑↑↑国内仕様の初期型にしか付いていない幻のレアアイテム。笑
振動でナンバーが折れないようにするパーツです。
メーカーではすでに生産終了となっていますが、
入手するルートがありますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
※ナンバープレートカバーはZ1のモノを流用しております。

サイドカバー取り付けノブも取り寄せ可能。





他にもサイドカバーやテールランプは、
純正は鉄製に対して、こちらの車輌はFRP製になっております。


40年以上も昔の車輌ですから、
フルオリジナルで残っていることはほぼ皆無に等しいかと思われます。

「国内だからイイ、逆車だからダメ」とかではなく、
同じ『旧車』なのだから、
オーナーが大事に大事に手を掛けてあげることが大切なことだと思っております。


枯渇になり、高騰化しつつある旧車たち。。。
一部の悪意ある人たちの為に不正打刻まで現れる始末。涙


『旧車選びはお店選び』と同じです。


このブログを見ている方々には、
ステキな一台と巡り合わせられますように・・・・・!


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