goo blog サービス終了のお知らせ 

パソコン修理の毎日

毎日毎日パソコンを修理しています。パソコン修理で特に印象に残ったものをここに公開していきます。

Acer power 2000 電源が入らない

2013年07月19日 | 仕事関係
電源が入ったり入らなかったり。
電源が入ったとしてもBIOSが起動しない状態でした。

PC本体をばらしコンデンサを目視で確認しましたが、目視で確認出来る異常はなく、コンデンサを外し1つずつ容量を測ってみると、1000uFのコンデンサに容量不足を発見。


同様に全てのコンデンサをチェックし、不良のあったコンデンサと同じ容量のものを全て交換。
PCを組み上げ電源を入れると無事に起動しました。

Pavilion dv6 熱暴走

2013年05月20日 | CPUファン修理
Pavilion dv6 電源投入時にファンエラーが検出され、使用中にPC本体が熱くなり勝手に電源が切れてしまう症状にて修理依頼をいただきました。

外気温の上昇に比例して依頼件数の増える内容です。

CPUファンの動作不良は修理が早いほど修理費用も安く済みます。
CPUファンの動作不良を改善せずにPCの使用を続けると最悪の場合、CPU、GPU、マザーボード等が熱で壊れてしまい修理費用が高額になることがあります。

この機種はPC底面の蓋からCPUファンにアクセスできない為、PCを全分解しCPUファンを取り出します。



早速、CPUファンを分解すると、ヒートシンクがホコリで詰まっておりました。
この状態では熱が外部に排出されません。

↑クリーニング前


↑クリーニング後

CPUファンとヒートシンクをクリーニングし、CPUファンの回転軸にグリスを注油し組み直します。

起動後CPUに負荷を掛け、CPUファンが確り仕事をしている事を確認し修理完了となります。


Solaris SUN BLADE 150 インストールに・・・

2013年04月12日 | 仕事関係
SUNBLADE150のマザーボード不良ということで、修理のご依頼が。


LINUX-OSのSolarisが入っていて、何かに失敗するらしく、テキストベースでの起動しか出来ず、GUIでの起動が出来ない。
もう一台用意してあるというので、そちらも送ってもらったが、テキストベースでの起動しか出来ない。
同じ状況。そもそも、ソフトの故障なのか、ハードの故障なのか?検証する方法を考える。


新しいHDDを接続して、Solaris10をDVDからインストールしようとしたが、何度インストールを行ってもテキストベースのインストーラーとなってしまい、GUIでのインストールが出来ない。


困った。


そこで、いったんOBPを初期化してみたら、今度はインストーラーさえ起動できずに、ネットワークBOOTで無限ループに入ってしまった。
再起動しても同じ。



これを打開するためには、STOP+Aキーを押すらしいが、キーボードが普通のDOS/V用なので、STOPキーが無い。



キーボードと、検証用に同一機種1台を購入することにした。
一体いつになったら、OSが起動したところが見られるのだろう・・・。
Solarisを徹底的に勉強する必要がありそうだ。



CPUファンの交換修理

2013年03月08日 | CPUファン修理
SONYの13.3インチパソコンのCPUファンからガラガラと音が出ています。




VGN-SZシリーズですが、ファンの異音が出やすい機種のようで、修理実績も多いです。


分解して、CPUファンを取り出して注油をしてみますが、回転軸の磨耗があり、グラグラしてしまっています。こうなっては残念ながら注油では直らず、CPUファンの交換となります。


新品部品がありますので、すぐに交換して、元通りに組み立てます。


それにしても、ネジの本数と種類が多く、神経を使います。
しかし、慣れたもので、分解の際にネジを丁寧に並べているので、手際よく元に戻せます。
まぁこの機種は修理依頼が多いので、たとえねじが混ざってしまっても場所を覚えていますからねじが余るようなことはありません。



元通りに組み上げて、しばらく負荷をかけてCPUファンの回転を確認します。
問題ないようで、修理は完了となりました。




壊れたUSBメモリからデータを救出しました 今週9本!

2012年12月07日 | 仕事関係
USBメモリーの修理が多くなっています。
今週は折れ曲がってパソコンに接続しても認識しないUSBメモリが5本、折れたりしていないが突然認識しなくなったものが2本届きました。

折れ曲がったUSBメモリーは、以下の通り

ELECOM USBメモリー1GB データ救出OK

富士通 USBメモリー1GB データ救出OK

SONY USM8GLX データ取り出しNG

BUFFALO RUF3-K16G データ救出OK

Princeton USBメモリー256MB データ救出OK


折れ曲がっていないのに突然認識できなくなったUSBメモリーは以下の通り

SILICON POWER USBメモリー8GB データ救出OK(論理障害)

SONY USBメモリー8GB or 16GB データ取り出しNG

折れたもので、データが出せなかったのは、コントローラICの異常発熱がありました。メモリーICチップを取り外し、正常な基盤に移植したのですが、すでにメモリーICチップが破損してしまっていたようです。
通常は、メモリーのIC内にメーカー名などの情報が書き込まれていて、読み出すことが出来るのですがメーカー名も全く読み出せない状態でした。


折れていないものでは、論理障害のタイプが、「フォーマットされていません」というメッセージが出て、フォーマットしますか?と聞いてきます。
データ救出のソフトを使用して、1~2時間程度かかってデータの救出が出来ました。
画像が1000枚ほど取り出せて、お客様も喜んでいました。

出せなかったのは、SONYのUSBメモリーですが、USBメモリーのLDEランプが点灯するが、マイコンピュータにはドライブとして表示されず。
デバイスマネージャー上では、USB大容量記憶装置として認識されますが、容量などが一切表示されません。
実体顕微鏡で確認しても半田われなどは見つからず、念のため半田を乗せ直してみましたが、読み取ることは出来ませんでした。


この記事を書いているときに、たった今郵便局が書留の配達に来ました。
SONYのUSBメモリー4GBの修理でした。
すぐに分解して実体顕微鏡で確認すると、USBコネクターが曲がった拍子にチップ抵抗が2個半田が外れてプリンタパターンが切れています。ヒューズの回路パターンも切れていました。
結構重症ですが、極細ジャンパー線で半田修理を行い、データは無事に読み出すことが出来ました。

その後、14:30頃、今度はレターパックでBUFFALOの256MBのUSBメモリーが届きました。
こちらは、USBコネクタの半田われでした。半田修理で当日中に直っております。

今週修理したUSBメモリーは合計9本で、データが取り出せたのは7本です。
全てのデータが取り出せて100%になるとうれしいのですが、現実は厳しいようです。
曲がってしまったUSBメモリーであれば、8割以上、およそ9割程度は取り出し出来ています。折れていないのにデータが出せないUSBメモリーは半分程度の成功率です。

修理ご依頼は
http://www.pc2.jp
パソコン修理 PCアシスト
050-1205-3827

USBメモリーにしても外付けHDDにしても突然壊れてしまうものです。
データは必ず2箇所に保存するということを徹底すれば、万が一のときにあわてずに済みます。



USBコネクタ破損のため、コネクタ交換修理

2012年04月25日 | マザーボード半田修理
ノートパソコンが2台、USBコネクタの破損ということで、修理依頼です。
業務で同じパソコンを導入し、両方とも壊れてしまったというのですが、壊れやすい機種だったのか?扱いが悪かったのか?何とも言えませんが・・・。


パソコンを分解して、マザーボードを取り出して、USBコネクタ部品を交換します。
半田ごてで温めて半田吸収のスッポンを使い、コネクタの半田を一旦除去してコネクタを取り外します。
半田ごてを当てるのに時間をかけすぎると基盤のパターンが断線したりするので、繊細な修理です。

新しいコネクタを取り付けて、テスターで回路の抵抗値を確認し、断線や回路の不具合が無いことを確認し、元通りに組み立てます。

動作のテストも問題なし!、修理完了です。



DELL Inspiron1720通電しない

2011年05月19日 | 仕事関係
DELL Inspiron1720通電しない症状で、修理依頼がありました。

ACアダプタを接続すると、アダプタに付いている緑のLEDランプが消灯します。

マザーボードの不良のようですので、分解して故障箇所を特定します。
かなり多くのチップコンデンサが実装されていますが、そのうちの1個が割れていました。
全部で30個近いのですが、再発防止のため全て交換します。

チップコンデンサは1000個のリールで仕入れていますが、この調子で交換していますのでもう3本目です。


PRECISION 390修理

2011年04月06日 | 仕事関係
DELL PRECISION390の起動不良での修理です。

今回は電源ユニットの不具合でした。
ユニット内の不良コンデンサを7個交換にて無事起動するようになりました。

デスクトップパソコンで電源が入らない症状ですと、マザーボードか電源ユニットのどちらかの不良というケースが多いですね。
コンデンサは故障の多い部品です。品質の高い部品に交換することで、再発を防いでいます。


APC 無停電電源装置設置完了

2011年03月31日 | 仕事関係
APC 無停電電源装置設置完了しました。

APC SmartUPS700を入手したので、バッテリーを大容量に交換し、輪番停電でも修理作業等が出来るようにしました。
このUPSは、最大450Wというものなので、デスクトップPC1台を動作チェックするにはまずまずという容量です。

自動車用のバッテリーを2個接続して、通常12V-7Ah 2個の構成ですが、これを28Ah 2個の構成にして長時間持続できるようにしました。
無停電電源装置は改造してはいけませんが、安価に3時間の停電中でも仕事ができるように出来るならとやってみたのですが、過充電の際に水素ガスが発生するという情報があったので、換気の良いところに設置し、火災などにならないよう注意する必要があるようです。

この無停電電源装置で、サーバーパソコンなど、ノートPC2台とデスクトップ1台を使用していますが、デスクトップを通常通り使用してしまうとさすがに2時間過ぎたところでバッテリー容量低下の警告音がなりました。
デスクトップパソコンは、消費電力を抑えるため、伝票発行等の業務で使用する場合のみ起動させて、それ以外の時は省電力設定で、画面の電源をOFFにして、HDDの電源を切る設定にし、さらにスタンバイなども積極的に使ってなんとか3時間は持たせることが出来るようです。

充電も半日あれば満充電まで回復するので、1日2回の停電でもなんとか大丈夫です。
バッテリーは空になるまで使ってしまうと極端に寿命が短くなるので、なるべく空にならないようにしなくてはいけません。

普段からノートパソコンを使うなどして停電時間だけではなく、毎日の電力の節約を心がけたいですね。


無停電電源装置が品切れ?

2011年03月24日 | マザーボード半田修理
計画停電で、APS無停電電源装置が売れているようです。

いつ停電するかわからない状況では、無停電電源装置は頼りになるものです。
しかし、通常は停電した後で5~10分程度の安定してシャットダウンさせる間の電源供給させるための装置ですので、3時間とか動作するものではありません。

しかし、計画停電がこの先、当分の間続くということですので、なんとか3時間程度電力を確保したいものです。

バッテリーでAC100Vを供給しているブログをいろいろと検索してみました。
我が家のDC-ACインバーターは無停電電源UPSを改造

APSの改造は水素ガスの発生による火災などの危険が伴うと言われますが、3時間の間、ADSLルータとハブ、プリンタ、パソコンを動作させられるように改造をやってみようと思っています。
要するに12V-9Ah×2台とかのバッテリー容量を大きくしてしまうというわけです。
もちろんこんな改造はやってはいけません。

ルーターやハブは2~10W程度で、パソコンは小型ノートにするので30W程度で、2~3台稼動させますが100Wあれば足ります。
半田ごてはガス式の物があるので電気は使わないことにします。

とりあえず、700Wの無停電電源装置を購入したのですが、今確認したところ、プリンタの最大電力がLBP3920は980Wということに気がつきました。どうやらこの無停電電源装置ではレーザープリンタはそもそも起動させられそうにありません。伝票発行の指定プリンタなので、他に変えることも出来ません。
もう1台無停電電源装置の購入が必要か・・・。1500Wの無停電電源装置をオーダーしたけど納期がかかるって連絡が来てるし。

計画停電の役立ちサイト

2011年03月17日 | マザーボード半田修理
東日本大震災関連の役立ちサイト

計画停電による、HDDの損傷にご注意ください。

自分が計画停電のどのグループかわからない場合は、こちらのGoogleのサイトで確認できます。

http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011_power.html

停電時間帯などの情報
東京電力のホームページ

震災全般の情報
NHKオンラインニュースサイト

ノートパソコンは、バッテリーが十分充電されていれば大丈夫ですが、デスクトップパソコンの場合は起動中に突然停電するとHDDや電源ユニットが故障する恐れがありますので、ご注意ください。


起動時にフリーズしたり、BEEP音がして起動しない症状

2011年03月16日 | マザーボード半田修理
OZZIOのMX6350SDXPというパソコンで、起動が不安定になったり、起動後InternetExplorerを起動するとフリーズしたり電源が落ちたりする症状のパソコン修理。

まずは、HDDの不良を疑ったが、エラーを調べたが異常なし。
HDDの無い状態でも、起動時にメモリカウントの前で停止したりする症状が出たので、どうやら他に原因があるらしい。

マザーボードは、PM8M3-VというMSIのマザーです。
どうやら、今回はこのマザーの不良のようです。

マザーボードをIntel915Gのマザーに交換し、CPU、メモリ、電源はそのままで動作チェックをしたところ問題なし。

さて、これからこのマザーで今までのHDDのソフトをそのまま動かそうというわけです。
チップセットが変わっているので、そのままではSTOPエラーで再起動してしまい、Windowsが起動できません。

そこで、WindowsXPの修復インストールをかけます。
WindowsXPHomeSP3のCDで2回チャレンジしましたが、結局認証画面が表示されず、認証が出来なくてセーフモードでの起動しか出来ない状態になってしまいました。
WindowsXPHomeSP2のCDでチャレンジすると、問題無くライセンス認証画面が表示されて、無事認証することができました。

IEが起動できないトラブルがありましたが、IEの再インストールで不具合解消できました。

今までのソフトも問題無く起動することが出来ます。

VIAのチップセットからIntelのチップセットのマザーボードに変わってしまいましたが、どちらかというと新しいマザーの方が良さそうです。
結構手間がかかったけど直ってよかった。



DELL LatitudeD610修理

2011年03月11日 | マザーボード半田修理
DELL LatitudeD610修理

パソコンの電源が入らず、ランプも何も点灯しない。全くの無反応です。

こういうときは大抵マザーボードの不良です。
分解して、マザーボードをルーペでくまなくチェックしますが、どこにもおかしいところは見つかりません。
計測機器で詳しく確認すると、回路のショートがありました。
故障部品を交換して、無事起動するようになりました。

DELLは結構マザーボードの故障が多いですが、なんとか直せそうです。



ノートパソコン液晶バックライト交換修理 GATEWAY

2011年03月01日 | ノートパソコン液晶バックライト修理

ノートパソコン液晶バックライト交換修理 GATEWAYのノートパソコンで起動時に画面が赤くなり、そのうちに画面が暗くなってしまうという症状の修理がやってきた。 動作チェックをすると、なるほど起動時の画面は赤くなっている。 Windowsが起動する頃には赤味は薄くなりいつもの色になる。 しかし、しばらく使うと画面が暗くなってしまい、アイコンなどが薄っすらと見えている。 この症状の場合は、液晶バックライトの蛍光管の交換だけで済んでしまうので、修理が早い。インバータの交換が必要無いケースがほとんどだからである。 バックライトの蛍光管は、ボールペンの芯くらいの直径2mmの蛍光灯です。蛍光灯ですので、どうしても寿命があり交換が必要となってしまいます。最近はLEDバックライトのものが増えて来ましたが、このLEDバックライトの場合はドライバICの故障が多く、半分だけ暗くなるなどの故障が多いようです。残念ながらLEDバックライトの場合はバックライトだけ交換というのが出来ませんので、液晶パネル全体の交換修理となります。

http://www.pc2.jp/pc/sindan/lcd.htm
液晶パネルの交換修理
ご相談ください。


外付けHDDのデータ取り出し修理

2010年12月09日 | マザーボード半田修理
外付けHDDのデータ取り出し修理

データのバックアップ用に外付けHDDを使う人が多くなりましたが、バックアップというのは、元のデータも残しておかないと、大変なことになります。

500GBを超えるデータが入ったHDDが突然「アクセスできません。ディスク構造が壊れているため、読み取ることができません。」と言って中のファイルが見られなくなってしまったという修理が来ました。



USB接続タイプなので、HDDのフォーマットはNTFSです。
USB変換アダプタを変えてWindowsから読み出しをしてみますが、症状は変わらず。
まずは、万一に備えてHDDをコピーしておきます。

解析ソフトを使って、データを取り出しますが、今回は無事にフォルダ階層も含めて取り出せそうです。
一晩放置して、朝には無事データの救出が成功しました。

新しい外付けHDDにデータを移動してご返却となります。

データは2箇所に保存するということを徹底しないと、誰もが遭遇するトラブルでしょう。



http://www.pc2.jp/pc/
パソコン修理