はなまるバカンス

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感想はネタバレ気味なのでご注意あれ。

2016.11月の読書メータまとめ

2016-12-06 | 読書(その他)
2016年11月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:5804ページ
ナイス数:64ナイス

ふたり探偵―寝台特急「カシオペア」の二重密室 (光文社文庫)ふたり探偵―寝台特急「カシオペア」の二重密室 (光文社文庫)感想
図書館。友梨が寝台特急カシオペアで取材旅行の最中、刑事の婚約者が犯人追跡中に重体をおい、意識だけが彼女の体に入ってきた!追っていたシリアルキラー「J」はこの電車の中にいると!ライトな感じ。このラストだとシリーズは続くのかな?
読了日:11月1日 著者:黒田研二
模倣の殺意 (創元推理文庫)模倣の殺意 (創元推理文庫)感想
図書館。章ごとの視点が変わり交互交互に展開していく、おまけに終章の前の作者からの挑戦状…とザ・古典!て感じだと思ったらホントに古典だったんだ。今はそれ+もっとアクロバティックなもの見慣れちゃってるので地味に感じる。
読了日:11月3日 著者:中町信
かわいいひと 3 (花とゆめCOMICS)かわいいひと 3 (花とゆめCOMICS)感想
お互いがお互いを(か、かわいい…!)と悶絶してる様子がかわいい
読了日:11月5日 著者:斎藤けん
フリッカー式 <鏡公彦にうってつけの殺人 > (講談社文庫)フリッカー式 <鏡公彦にうってつけの殺人 > (講談社文庫)感想
図書館。鏡公彦は妹が陵辱され死んだ復讐に…。これ前に一回チャレンジして読み進められず挫折した記憶が蘇ってきましたが今回は読了。主人公目線で読むので「ぼく」が狂ってるのとか混乱してるのキツイのですよね。姑獲鳥読んだ後3日くらい酔ってたし。でもまぁメフィスト賞っぽいかなと思う。鏡家サーガってことはまさかシリーズ続くの??
読了日:11月6日 著者:佐藤友哉
デッドマン (角川文庫)デッドマン (角川文庫)感想
図書館。ネタバレ感想注意。「占星術」+「神ロジ」あるいは「葉桜」ってところで壮大そうな割には既視感ありまくり。…といいつつ楽しんで読めた。「大宮」=「××」はすぐ分かったし符丁が好きって3回くらい出てきたし何か過去にあるっぽい描写もあったし、途中まではヒメを疑ってました。チーム鏑木の面子がなかなかいいのでシリーズ読んでみたい。
読了日:11月7日 著者:河合莞爾
リロ・グラ・シスタ: the little glass sister (光文社文庫)リロ・グラ・シスタ: the little glass sister (光文社文庫)感想
図書館。青春ミステリは苦手でハードボイルドも苦手なのにサックリ読めてしまった。大オチは予想ついてくるんだけど、この人のは答えが分かったからといって台無しにならないあたりが面白い。解説の「中断から始まり中断で終わる」「断面を読者に見せる」がしっくりきます。
読了日:11月8日 著者:詠坂雄二
レイリ(1)(少年チャンピオン・コミックス・エクストラ)レイリ(1)(少年チャンピオン・コミックス・エクストラ)感想
何のために生きてるのかって?殺して殺して殺しまくって!そして最後に殺されるためだよ!というわけで死にたがり少女レイリの物語です。ストーリーテラー岩明氏と室井氏が組んだということで楽しみ。
読了日:11月11日 著者:岩明均(原作),室井大資(漫画)
レイリ(2)(少年チャンピオン・コミックス・エクストラ)レイリ(2)(少年チャンピオン・コミックス・エクストラ)感想
丹波様のために死のうとしていたレイリは戦場への同行を許されず、もらい受けられた先で、武田家の希望・天才・武田信勝の影武者を務めることになる。ちょっと展開遅いかな。岩明氏は「ヒストリエ」でコミックスがなかなか出ない例があるんでこちらはサクサク読みたいけども。
読了日:11月11日 著者:岩明均(原作),室井大資(漫画)
新装版 ミュージアム 完本(上) (KCデラックス ヤングマガジン)新装版 ミュージアム 完本(上) (KCデラックス ヤングマガジン)感想
生活の変化で愛犬を処分した女性は飢えた犬と密室に閉じ込められ母親のすねをかじり続けるニートは出生時の体重分の肉を切り取られて死亡。被害者には共通点があるのか?刑事沢村の妻と子も狙われ…。ストーリー的にはその方が猟奇性は増すけど、わざわざ「有罪」をこじつけてんだよなぁ(もともと裁判員を殺す計画だったわけだから)。
読了日:11月12日 著者:巴亮介
新装版 ミュージアム 完本(下) (KCデラックス ヤングマガジン)新装版 ミュージアム 完本(下) (KCデラックス ヤングマガジン)感想
後半。結局なんで沢村が標的だったのか、資産家殺しも彼の仕業だったとして何故そういうサイコが育ったのか、の描写はなかった…とおもう。(過去シーンで「お義母さん」て言ってるくらい?)トラウマを刻まれた人たちは不意に狂ってしまいそうな、ハッピーエンドとも言い切れない感じ。
読了日:11月12日 著者:巴亮介
眠り姫とバンパイア (講談社文庫)眠り姫とバンパイア (講談社文庫)感想
図書館。「かつて子供だったあなたと少年少女のための」レーベル、ミステリーランド発行。荻野歩実が家庭教師で教え始めたばかりの少女優希から打ち明けられた秘密、父親がバンパイアとなって会いに来てくれるという。ただし優希の母は父親は交通事故で亡くなったという…それでは夜ごと彼女に会いに来るのは誰なのか?なかなか優しみのあるお話で○
読了日:11月13日 著者:我孫子武丸
800年後に会いにいく800年後に会いにいく感想
図書館。クリスマスイブの夜、アルバイト先で留守番をしていた飛田旅人のもとへウィルスと思しき動画ファイルが届く。それはメイと名乗る少女からのメッセージ…800年後に生きている彼女にスズランを届けて欲しいという助けを求める声だった。タビトが800年後の未来に行く方法とは?ウィルスのタビトが人間(オリジナル)のタビトに呆れたりしてるのがおもしろい^^
読了日:11月14日 著者:河合莞爾
ドラゴンフライ (角川文庫)ドラゴンフライ (角川文庫)感想
図書館。河川敷で臓器を抜き取られた遺体が発見された。捜査本部が怨恨や異常者を疑う中、鏑木には犯人の哀悼が感じられた…。鏑木班第二作です。ヤマカンで閃く鏑木さん、イケメン高飛車後輩ヒメ、知的熱血プロファイラートキオ、ポンコツブルドーザー正木さんのキャラは相変わらずいい。警察小説やろうとしてるところと人情話が乖離起こしてるような気はするけど。
読了日:11月14日 著者:河合莞爾
ダンデライオン (角川文庫)ダンデライオン (角川文庫)感想
図書館。ネタバレ感想注意。「犯人が空を飛べないとしたら」そこは密室である、という状況での過去と現在の遺体、公安絡み、そしていよいよヒメの過去が明かされる。やっぱ鏑木班はいいなぁ。双子と見たら疑ってしまうクセがついています…が、入れ替わり程度だと思ってた(・_・;
読了日:11月19日 著者:河合莞爾
連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)感想
図書館。映画ミュージアムの原作じゃありません。人間をカエルに見立てて残虐に弄ぶ子供のような犯行。やがてマスコミは犯人に「カエル男」と名付ける。二転三転する展開。市民の暴動シーンはちょっと長いし冗長ー。
読了日:11月20日 著者:中山七里
ゴールデンカムイ 9 (ヤングジャンプコミックス)ゴールデンカムイ 9 (ヤングジャンプコミックス)感想
いつもクマコエー!が本作の第一声だったわけですが牛山ツエー!あ、あと杉元コエー!白石が表紙になったり過去話やらで掘り下げられましたね(ほとんど糞まみれになってるだけだったけど)。最後の晩餐の位置はミスリード?それとも?
読了日:11月23日 著者:野田サトル
猫間地獄のわらべ歌 (講談社文庫)猫間地獄のわらべ歌 (講談社文庫)感想
図書館。蔵の中で自害していた組頭を、藩の不始末と思われないためなんとか外部から侵入した者が殺害したように見せよ、との下命。「俺」が苦心している間に国元ではそれを第一の殺人としたわらべ歌が流行り始め、その歌の通りに人が死んでゆく…。「密室殺人なんて言葉この時代にはないんだけどな」的メタが幕間に出てきちゃうようなバカミス…だけど綺麗にまとまっている。
読了日:11月23日 著者:幡大介
ソフトメタルヴァンパイア(1) (アフタヌーンKC)ソフトメタルヴァンパイア(1) (アフタヌーンKC)感想
吸血鬼が支配する世界。彼らは元素を操作するが稀に人間にも元素使いが現れる。主人公・美井香は世界で唯一銀を操作する能力を持つ。んーんんん…これ、寄生獣オマージュとかパロってますとか公言してるのかな?屋上から飛び降りて悲鳴→「大丈夫!」とか、顔がつー割れてぱふぁとかそのままなんだけど。お話としては導入編でまだわからん。
読了日:11月30日 著者:遠藤浩輝

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