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お医者の生活奮闘記。

お医者生活も7年目。ちょっと疲れて、温泉と喫茶店がないと頑張れなくなってきた小児科医の奮闘記です。

風のガーデンとニングルテラス

2009-07-19 14:51:36 | Weblog

3日目は、小樽の駅前の三角市場へ朝ごはんを食べに出かけました。
北海道といえば、やはりタラバガニは外せません。
学生の頃、1万円近くの大金をはたいて買ったカニは、家に帰ってから、いざ宅急便で届いてみると、なんか身入りが悪く、味もいまいち…。
この時に、やはりカニは現地で食べるものと固く誓いました。

そこで、手軽に食べられそうな、4000円のタラバガニを購入し、目の前で茹でてもらいました。店の一角にテーブルがあって、一緒に購入した200円の大きな脂ののった鮭ハラスとともに食卓へ。お店の人が松前漬やらウニといかの和えたものやら、店頭から数品を一緒に出してくれました。ご飯とみそ汁をつけてもらって、しめて4500円。朝から品数豊富で、カニも食べ応え十分で大満足です。

腹も満たされ、ホテルで一息ついてから、札幌に戻り、レンタカーを借りて、いざ富良野を目指します。

札幌ー富良野は2時間足らず。13時頃に富良野に着きました。
食べ物の話ばかりですが、今度は富良野カレーを食すことに。

富良野市役所に程近い『ふらのや』さんのチキンカレーをいただきました。もちろんスープカレーです。ほんと、おいしいです。また、食べたいなぁ。

その後、今晩お世話になる新富良野プリンスホテルへ。
こちらには、昨年TVドラマで放映された風のガーデンが一般公開中です。

ホテルの玄関近くからマイクロに揺られること約5分。風のガーデンに到着します。普段はお目にかからないような花が、あたり一面、所狭しと咲いていました。
ドラマで使われた家もそのまま残っており、セットもそのまま保存されています。

子供のころは、花なんて全く興味がなかったのに、大人になるって不思議です。


その後、ニングルテラスを散策して、森の時計でお茶をしようと思ったのですが、混んでいて断念。

ホテルのお部屋でのんびりすることにしました。

夜もSOh's BAR(倉本聰さんの)に行きたかったのですが、子連れはNGとのことで、断念。
息子よ、いつの日かここで父さんと乾杯をしよう!

余市蒸留所

2009-07-19 11:44:37 | Weblog
北海道についた我々は、まずは、あいさつ代わりに予約しておいた札幌のうに丼のお店へ。うにはこの時期が旬だそうで、バフンウニとムラサキウニが半分ずつのったウニウニ丼をいただきました。積丹半島から直送とのことで、くさみもなく、おいしくいただきました。

ゆっくりしていると、ビジネスマンとかぶってしまうので、12時前に少し慌ただしく店を後にし、再び駅へ。今度は、ニッカウヰスキーの蒸留所がある余市へ向かいました。

しかし、北海道の方はみなさん優しかったです。子連れで荷物をぞろぞろ引いていると、電車の乗り降りやエスカレーターに乗る時などは手を貸してくださって。

車内でも席を譲ってくださったり、大荷物で邪魔だったり、子どもが騒いでうるさかったと思うのですが。 ほんと感謝です。

余市蒸留所は、余市駅前に広大に広がるニッカウヰスキーの工場です。
竹鶴さんが、昔、ヨーロッパに留学してその技術を日本に持ち帰り(奥さまも一緒に持ち帰り)、余市でウイスキーの製造をされたそうです。余市の景色が、奥さまの故郷の風景に似ていたとか。

敷地内には、さまざまな歴史ある建物が点在していて、のんびり散策するのに最適です。社会科見学に来ている小学生もたくさんいました(君たちはまだ飲めないのにね…)。

途中、試飲をしたり、直売所があったりして、1本75000円する竹鶴35年の有料試飲を1700円でしていました。帰りに寄ろうと思っていたのですが、結局時間がなくなってしまって、余市25年というここでしか買えない小瓶を1本買って、なくなく小樽へ戻りました。もうちょっと電車の本数があると助かるんですけど。

小樽へ戻った我々は、最近チョコレートやチーズケーキで有名なルタオへ。
チーズケーキとロールケーキを買って、お店のテラスでいただきました。
確かに、うまい!

その後、通りをブラブラしながら、小樽運河へ。
小樽ビールでビールをいただきながら、海風に吹かれていると、体中にエネルギーが満たされていくのがわかります。子どもも気持ちよさそうにベビーカーで寝ていました。
小樽といえば寿司。夕飯はこれまたウニといくらを求めて、お寿司屋さんへ。
ここのうには昼間のよりも絶品。私が食べたかったのはこっちだー。
これは、海水うにというやつで、ミョウバンなどうにの形がくずれないようにするものなどが一切入っていないものです。
イクラ丼もどんぶりからこぼれんばかりに、キラキラ輝いていました。

外へ出ると19時半を過ぎ、あたりはゆっくり暗くなり始めていました。

明日は、いよいよ今回の旅のメインである富良野へ向かいます。

北斗星で北の大地へ!

2009-07-18 21:11:57 | Weblog
 例年は9月に夏休みを取っていたのですが、今年は北海道のラベンダーが見たくて、7月に夏休みをいただきました。

 息子も6か月を過ぎ、以前に比べるとだいぶしっかりしてきました。ちょっと大変かなとも思いましたが、いざ5泊6日で北海道へ。

 月曜日は病棟の人手が少ないので、17時15分の定時まで最低限の仕事をこなし、そのまま家族と合流して、最寄り駅へ。19時30分に大宮駅へ行かなければなりません。

 荷物と子どもを抱えながらも、何とか無事に大宮へたどり着きました。
 行きは、昔ながらのブルートレイン『北斗星』で札幌を目指します。

 大宮の駅ナカで酒と押し寿司、つまみを買い込みホームへと向かいます。
 停車時間はわずかなため、写真を撮る余裕もなく、車内へと乗り込みました。
 行きはB寝台のツインの個室で、小さめのシングルベッドが2つとベッドと同じ位の幅の通路があるだけの手狭な部屋です。

 それでも、ベッドに腰かけて、缶ビールを開けるときの至福といったらもう何ものにも変えられません。旅に思いを馳せるこの行きのわくわく感が旅の最大の魅力だと私は思っています。現地についてしまうと、あっという間に時間が過ぎてしまいますからね。このゆったりと流れる時間に包まれている瞬間がたまりません。


こちらは、サロンカーです。何人か先客がいましたが、皆思い思いに本を読んだり、ビールを飲んだり。しばしの和みの時間です。

まだまだ旅はこれから。はしゃぎすぎて体調を崩さないように、この日は素直に寝床についたのでした。

翌朝、目が覚めると、あたりはすっかり明るくなっていて、北海道に上陸していました。函館で機関車のつなぎ替えやお弁当の積み込みをするため、7分停車。
そこで、駅に降り立つと、朝のすがすがしい空気に体が踊ります。
一人の女性が記念に写真を撮ってくれました。



こちらは、部屋の窓から撮った函館湾です。函館から洞爺のあたりまでは、ひたすら海岸線が続きます。普段なかなか見られない景色が、飽きるくらい続く贅沢な鉄道の旅。そして、洞爺のあたりから北上し、無事定刻に札幌に到着したのでした!

小樽へ続く…

森の月 ラパン

2009-06-10 22:50:03 | Weblog
6月6日、7日の連休で、私の誕生日のお祝いと嫁への子育てお疲れさまを兼ねて、嬬恋温泉に行ってきました。

こちらのホテルは、森の中に隠れるようにひっそりと建っております。
各部屋にダイニング寝室、露天風呂、テラスがついていて、とてもゆったりした造りになっています。

15時過ぎにチェックインし、ウエルカムビールで乾杯をして、露天に浸かったり、談話室で珈琲片手にぼーっとしたり、何もしない贅沢を堪能しました。

そうこうしているうちにあっという間に夕飯の時間になってしまいましたが、夕飯がとても素晴らしいものでした。

前菜の盛り合わせとチーズの盛り合わせでワインが進みます。その後も特産のキャベツのステーキなど絶品が続きました。
最近、ヘルシアダイエット中でしたので、久々にお腹いっぱいいただきました。
その後も風呂につかったり、ゴロゴロしながらまどろみについたのでした。

第一三共カップ メディカルセブンス

2009-06-10 22:03:55 | Weblog
去る5月30、31日の土日に、熊谷ラグビー場で7人制のラグビーの大会がありました。この大会はリゲインでおなじみの第一三共製薬が協賛している日本有数のセブンスの大会です。そして、熊谷は花園、秩父宮、国立と並ぶ日本有数のラグビー場です。

医歯薬関係の大学の現役生とOBそれぞれが、約30チームずつ参加して、優勝を狙います。私が大学5年生の時に第一回目が開かれ、今年で10回目になります。

セブンスは7分ハーフで試合をするため、15人制とは違い、1日3、4試合であれば可能です。ガツガツすることはなく、速い球回しとスピード、ステップ技術が要求されます。土曜日は3チーム総当たりのリーグ戦で、仕事で主力を欠きながらも危なげなく2勝し、日曜日の1位リーグに進みました。

日曜日は、土曜日の結果によって、1位チーム、2位チーム、3位チームそれぞれのトーナメントが開かれます。

今年は、若手を中心に各学年の主力が集まったこともあり、日曜日の決勝トーナメントは、難なく3勝し、見事優勝しました。

思えば、学生時代は人数不足から、試合するのもままならず、カンファレンスといえば、人集めだの、勧誘だのと身のない話ばかりをしていましたが、熊谷ラグビー場のメイングランドで、日本選手権などで笛を吹いているレフリーを前に入場行進し、このようなビッグタイトルをとれたことは、本当に感無量でした。まさに継続は力なり。続けるといいことがあるものです。臨床も研究もコツコツ頑張ろうと思い直したのでありました。

あしかがフラワーパーク

2009-05-07 13:36:48 | Weblog
伊香保に向かう前に、足利のフラワーパークに行ってきました。
この時期は大藤まつりというのをやっていて、園内には見事に藤が咲き誇ります。
一本の木から、大きく広がった枝(つる?)は、天井を覆い尽くさんばかりの勢いで、日の光にキラキラ輝きながら、初夏の風にゆらゆら揺れていました。
今回はあまり時間がなかったのと息子がまだ小さいこともあり、長居はできませんでしたが、次に行くときはお弁当でも持って、ゆっくり散策しに行きたい感じです。

小児がんは増えている?

2009-05-05 13:42:00 | Weblog
新年度になって1ヶ月が経ちました。私の所属する血液腫瘍グループは、ここ2年ほどは医師4人で10名前後の入院患者を診てきました。退院するとまた入院があったりとほぼ8~12名位で安定していました。4人とはいえ、実際は県内の人数の少ない病院や常勤のいない病院、障害児施設の応援などにも行かなければならないので、実際に病棟にいるのは日替わりで2,3人で、一人が外来に張りつきになることも多いので、けっこう忙しい感じです。
しかし、4月に入ってから、急に患者が増えだして、15名ほどに増えてしまいました。この先の治療予定の入院を考えると18人くらいまで増えてしまいそうです。県内にいくつか小児がんをみている病院がありますが、どこも満床で、この先キャパシティーオーバーになりつつあり、抗ガン剤を扱う我々にとって安全という意味からも非常に心配です。
たまたまなのか、携帯電話などから発せられる電磁波が影響しているのかはわかりませんが、患者さんが出ないことを祈るばかりです。

如心の里 ひびき野

2009-05-05 13:31:40 | Weblog
 5月2日に1泊で、嫁と3ヶ月の息子、じじ、ばばの5人で、伊香保温泉に行ってきました。
 今回泊まったのは、如心の里 ひびき野というお宿です。こちらは、伊香保では珍しい、石井建築事務所が改築に関わっているお宿で、前から気になっていたところ、GW直前でも取れたので、行ってみることにしました。
 建物はやはり古いんだろうなというのを感じさせます。ところどころ隠しきれない古さが顔を覗かせます。ただ、エントランス、ロビーや湯上がり処、食事処など、多くの人が利用するところを重点的に改装してあるので、あまり部屋の豪華さを求めない人には、快適に過ごせる旅館だと思います。
 ロビーから眺める中庭は趣があって、とても素敵でした。また、部屋からもこの中庭がみえるので、外の眺めには癒されます。
 そして、お部屋係の方は子どものためにベビーかごを用意してくださったり、食事中も寝ている息子を気遣ってお料理を運んでくださったり、おもてなしは心地よいものでした。また、女将が挨拶に来てくださり、古き良き旅館と最近の流行であるデザイナー旅館のいいとこを合わせたようなちょっと新鮮な感じがありました。
 じじばばも喜んでくれましたし、息子を預けてゆっくりお風呂に入れましたしのんびりすることができました。

星のや

2009-04-01 23:13:49 | Weblog
1月に子どもが生まれてから、外食すらままならない毎日を過ごしていたので、嫁へのお疲れさんと息抜き、結婚記念日のお祝いを兼ねて、軽井沢の『星のや』へ行ってきました。

ここは、宿全体が一つの集落になっていて、中央部に大きな池があり、それを囲むように、離れが建っています。

また、池からはきれいなせせらぎがいたるところにそそがれています。

一方、お部屋は広いベッドルームに巨大なベッドがどーんと設置。

また、つづきで、掘りごたつ式のリビングがあり、窓の外には優雅な里山が広がっています。テラスもついているのですが、春先の今頃は寒くてとても出られません。部屋にはTVもなく、久々にゆったりとした時を過ごしました。
こどもにとっては、初めての温泉。まだ、2カ月なので、ふだんよりちょっと長め程度に浸かって、温泉デビューを果たしました。
 最近ダイエット中の私は、夕食は、敷地内にある居酒屋風の村民食堂で、お酒片手におつまみ程度を頼んで、まどろみについたのでした。

ガーデンバリア

2009-03-26 23:17:23 | Weblog

我が家はもともと畑だった土地に家を建てたので、引っ越して以来、ずっと猫のフンに悩まされてきました。猫にしてみれば、我々が新参者ですが、穴も掘らずに芝生にフンをしていくのは、かなり迷惑。なわばりの意味もあるのでしょうか?

 ホームセンターで忌避剤を買ってきたり、木酢液をまいたり、かんきつ系の香水をまいたり、箪笥に入れる防虫剤をまいてみたり。どれも最初は少しいいかなと思うのですが、結局効果は長続きせず…。

そこで、ちょっと高かったですが、あまりにもひどいので、昨年の秋に半ば期待せずに購入したのが、このガーデンバリア。さっそく使ってみると、最初は、あまり効果がないように思われましたが、2,3週間すると徐々にフンを見る頻度が減り、その後、ほとんどフンをされることがなくなってきました。

まったくなくなってはいませんが、前は毎日のようにされていたのが、月に2,3回見る程度に減ったことを考えると、十分効果ありです。

嫁にはキーンという音が聞こえるようですが、私にはよくわかりません。
このガーデンバリアを購入しようか検討されている方がいましたら、試してみる価値はあると思います(保証は致しかねますが)。2回続けてどこかのまわし者のようですが、賄賂とかはもらっていませんので、ご安心を。