玉すだれ、ゼフィランサス、レインリリー．．．満開です♪

夏から秋にかけて真っ白な花がたくさん咲きます。
最初は球根で植えましたが、その後は毎年自然に増えてくれて
手間いらずのお花です。

お花屋さんで見ると、ゼフィランサスと書かれていることが多いようですが
和名は玉すだれ、ずらっと並んで咲く姿からの呼び名だそうです。

雨が降った後に咲くことから、レインリリーとも呼ぶそうです。
確かに雨の翌日に、一気に咲く姿は素敵です。

	彼岸花科の花だそうで、いっせいに同じ方向を向いて 　咲くところが似ていますね。
よく見ると、雌しべの位置が中央ではないのです。 　どの花もそうなのですよ。 　不思議ですね、きっと何か意味があるのでしょう。

１０年近く前に、体調を崩した父がホームにお試し入居をして
父に会いに通う道の途中の公園に咲いていた真っ白の小さな花が
印象的で、いつも眺めていました。
その後、父はすっかり元気を取り戻して自宅に帰ることができて
同じ道を同じ季節に通うことはなくなりましたが、
清楚で可憐な姿が心に残り、翌年の春に小さな球根を庭に植えました。

毎年咲いてはくれましたが、球根に付いていた説明書のようには
増えていかなくて、何かお手入れが足りないのかしら．．．
そんな風に思っていました。

一昨年の冬に父が旅立ち、ふと気づいたらいつの間にか
白い花の群れが秋の気配を運んでくれるようになっていました。

父がかわいがっていた花たちとは別の意味での思い出の花です。


　玉すだれについて


　曇り空で涼しい１日でした。