暑い盛りの7月と8月は通院の必要がないようにと、主治医たちが予定を組んでくださっていたのですが、
できれば念のために夏を越さない方がよろしいらしい検査が...ということで、行ってきました。
時間通りに検査は無事に終了。
想定外の検査が入って、平静を保っていても少し不安な気持ちがよぎるのは送迎をしてくれている
夫には伝わってしまうようで、励ましの気持ちからか遅めのランチプランをいろいろと提案してくれました。
車を安心して止められるというのが条件ですから、お店の選択はある程度限られてきますね。
ふと思いついて、長年行っていない銀座アスターでランチコースを...ということになりました。
店内のコロナ対策は万全...テーブル同士の距離もかなり開いていました。
それでも、テーブルを1卓おきにしか着席しないルールにしているようで、話し声も聞こえることもなく
静かな時間を過ごすことができました。
久し振りにランチコースをと思っていましたが、メニューの中の 海の幸の冷麺に惹かれてオーダー。 胡麻だれと甘酢のどちらかをとのことで、胡麻酢だれを選びました。 よく見えていませんが、麺の下にはたっぷりと刻んだレタスが 敷かれています。 毎朝、山盛りのレタスに作り置きの野菜の甘酢漬けを乗せて食べている 私には、新鮮なレタスは「ご馳走」なのですよ。 麺の下からレタスが見えたとき、嬉しい気持ちになりました。 | |
夫はプランどおりにコースをオーダー。 デザートだけ撮影させてもらいました。 |
自分で作る冷やし中華も好きですが、海の幸が彩りも鮮やかに盛り込まれたゴージャスな冷麺、おいしくいただきました。
夫の目論見どおりに元気が出てきたようですね。
若かった頃の私たち...銀座から築地にかけては思い出がたくさんあります。
変貌していく銀座の街並みですが、時折り見かける懐かしい面影が残る小さな通りの数々は
何十年も経って、こんな風に2人で歩くとは想像もしなかった...そんな話をしながら歩きました。
夏の間の通院回数を減らしているのは、暑さだけではなく病院サイドのオリンピック対策の1つです。
オリンピック、パラリンピックの期間中はなるべく外出の機会を減らし、病院の混雑も避けるための配慮ですね。
回復期の私のように、通院回数を減らせる(必要な診察や検査をまとめて1日で済ませる)患者にはありがたい配慮ですが、
手術を控えている方々や緊急度の高い方たち、体調不良を感じても紹介状を受け取っても初診を控えているような方たち...
その状況を精一杯支えてくださっている医療に携わる方たちの疲労と心労...
医療現場以外でも様々な面で、想像もつかないような辛抱をしている方たちがいること、御理解の上で強行開催を決断しているのでしょうか。
いきなりオリンピック関連の祝日が増えたことも、医療現場では歓迎されていないように見受けられます。
治療や手術の日程変更にまつわる混乱、「休診日になりますか?」との問い合わせへの対応...
ただでさえ忙しいのに...というのが、医療現場での本音のような気がします。
新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...
時折り小雨がぱらつきました。
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