Passy with ひな & Coco

思いつくままに綴るPassyの日々
春と秋の薔薇園めぐり
四季折々の花々
(=^・^=)(=^;^=)との暮らし

薔薇の園 * 2020 * Vol.43 * カクテル * 生田緑地ばら苑 *

2020-09-06 | 薔薇の園

バラ園に出かけなくても、春になると住宅地や公園で見かける薔薇の1つ、
それがカクテルのイメージではないでしょうか...
私の遠い日の思い出の中では、幼稚園や小学校のフェンスに絡んで咲いていた赤い花です。

2015年に、第17回 世界バラ会議 フランス リヨン大会で殿堂入りを果たし、
名花の仲間入りをしました。
カクテルの殿堂入りのニュースが届いたときに、日本中のバラ園の中には
カクテルを植えていないバラ園が何か所もあったのだそうです。
「バラ園に出かけなくても楽しめる薔薇」という認識だったようですね。
大慌てでカクテルを植えました...そんなエピソードが語り継がれています。

生田緑地ばら苑には、昔から大切に育てられているカクテルが咲いていますよ。
枝の太さや長さやお手入れの良さから、長年愛され続けていることが伝わってきます。


゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+ * 薔薇の園2020 * 43 * カクテル * +.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜






カクテル
1957年 フランス メイアン社作出
一昨日、昨日と続けてご紹介したピエール ドゥ ロンサール姉妹を
 作出したフランスの名門メイアン社が60年以上前に作出した薔薇です。
 懐かしいような気持ちになるのは、昔から見覚えがあるからでしょうか。

鮮やかなコントラストを見せる赤と黄色
 中心の黄色い部分は開花につれて白く変わっていきます。













春に咲き始め、夏を越すまで咲き続ける薔薇、カクテルには私たちの心をさり気なくとらえる
魅力があるのですね。

世界バラ会議の殿堂入りには、「強健で病害虫に強く、気候の変化にも対応して末永く美しく
咲き続けるバラ」というハードルの高い条件があるのです。
美しさだけでなく「健康」が大切...ということですね。
カクテルを眺めていると、なるほど...と納得します。


新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように... 


 生田緑地ばら苑で撮影したのは、2019年5月20日です。


 生田緑地ばら苑のご案内です
    首都圏における新型コロナウイルス感染症の急激な感染拡大に伴い、利用者の健康と安全面に配慮し、毎年5月に実施している春の一般開放は中止となりました。
 

 今日も突然激しい雨が降ったり止んだりの不安定なお天気です。台風の被害が最小限で収まりますように...



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 薔薇の園 * 2020 * Vol... | トップ | 薔薇の園 * 2020 * Vol... »

コメントを投稿

薔薇の園」カテゴリの最新記事