『任天堂ゲームセミナー2007』が実施され、学んだノウハウをもとに4作品の受講生による作品が、今年もDSステーションで配信されます。
…せっかく『みんなのニンテンドーチャンネル』もあるので、そちらで配信してくれても有難いですが…商品じゃないから無理なのかも?
思えば昨年のちょうどこの時期は、京都への引越しだのインフルエンザだの就職だのネットがつながらないだの、てんてこ舞いだったおかげで、2006年度の受講生作品をほとんど体験することが出来ませんでした。実は『ウージャイのてがきちょう』と『花男と花女』は体験したんですが、インプレッション記事を書く時期も逃してしまいまして…。
今年はキッチリ、楽しませてもらいますよ!
さて、今年の第一作目は『なんでも もここやさん』というゲームです。平たく言うと、お絵かきゲームです。
主人公のラカカラカと、おばけのブブーが、魔法使いを目指すために日々色んな町を渡り歩いています。ところが次に訪れた町が、なにやら普通じゃなさそう…。
そこでラカカラカは、町の人の願いを叶えてあげるために、もこもこっとお絵かきを始めるのでした。
…みたいな感じです(笑)
下画面が最初は真っ暗闇な町なので、あまりうまいこと写ってませんね…。
タッチスルリーンの右側または左側をタッチすると、ラカカラカが移動します。端をタッチするほど早く移動します。
困っていそうなアイコンを出している町の人を見つけて、タッチで話しかけましょう。困っていることを聞いて、その願いを叶えるためにお絵かきを開始します。
下画面
これが、いわゆる「形作りモード」です。画面左上にはマイクのアイコンと、○□のアイコンがありますね。
マイクのアイコン選択時は、画面左真ん中の「大」または「小」のタグを選択してマイクに向って声を出すと、絵が大きく(または小さく)なっていきます。
画面左上のアイコンをタッチして○□アイコンにしてみましょう。
この状態で…
画面をタッチします。○マークが浮かび上がりました。
タッチした状態で動かさないようにしておくと、大きな○マークも作れます。
そして、そのままスライドさせることで、絵の線が○マークに沿って変形します。
画面右の真ん中の「□」をタッチすれば、□マークで操作できます。角とかを作りたいときはこっちですね。
思い通りの形に仕上げたら、画面左下の「かたち できあがり」をタッチします。
次は、「色塗りモード」です。画面左上のペンアイコンで、3種類の太さを選べます。画面左真ん中のカラーパレットをタッチして、あとは普通に色塗りしちゃってください。
タッチしたところから線の外側には、色がはみ出ないようになっているので、わりと無茶苦茶やっても大丈夫ですよ。
…一連の流れはこんなところですね。
悩みを解決していくことで、「形作りモード」の形作りの新しいやり方が増えていったり、「色塗りモード」の色のバリエーションが増えていったりします。
町にいる6人の悩みを解決(厳密には1人は悩んでませんでしたが)してあげると、エンディングです。
個人的には、○や□を使って線を変形させるという感覚が、驚きもあり新鮮さもありで、面白いですね。
色塗りも、後半にはぼやけた感じの線が引けたりするので、本当にデタラメに書いているだけでも良い感じに仕上がってくれたりします。ただ、基本的に悩みを解決できる絵を書けたかどうか?の判定は、形作りのほうで決まっている感じがあり、そのせいで色塗りがオマケっぽい扱いに感じてしまったのは、ちょこっと気にならなくもなかったです。まあ、それでも別に問題はないんですけどね。
ただ、「誰でも楽しく簡単に絵を描く」という点では非常に素晴らしい作品だと思います。イチから線を書いて絵を作るのが苦手な人はいっぱいいますが、元々ある絵を変形させるというスタイルならば、そもそも不思議な感覚を楽しめますし、難しさは感じにくいでしょう。
今年もまた、いろいろ魅せてくれそうな予感ですね。次も期待しましょう。
関連記事:
●任天堂ゲームセミナー2005 作品集
作品No.1『ネコソギトルネード』(他の内容も混ざった記事です)
作品No.2『くるけし!』
作品No.3『bioum(ビオウム)』
作品No.4『チーとフーのおいしいえほん』
(「任天堂ゲームセミナー2006」の作品は、私が忙しい時期だったため
体験及びインプレッション記事の掲載ができませんでした。ご了承ください)
…せっかく『みんなのニンテンドーチャンネル』もあるので、そちらで配信してくれても有難いですが…商品じゃないから無理なのかも?
思えば昨年のちょうどこの時期は、京都への引越しだのインフルエンザだの就職だのネットがつながらないだの、てんてこ舞いだったおかげで、2006年度の受講生作品をほとんど体験することが出来ませんでした。実は『ウージャイのてがきちょう』と『花男と花女』は体験したんですが、インプレッション記事を書く時期も逃してしまいまして…。
今年はキッチリ、楽しませてもらいますよ!
さて、今年の第一作目は『なんでも もここやさん』というゲームです。平たく言うと、お絵かきゲームです。
主人公のラカカラカと、おばけのブブーが、魔法使いを目指すために日々色んな町を渡り歩いています。ところが次に訪れた町が、なにやら普通じゃなさそう…。
そこでラカカラカは、町の人の願いを叶えてあげるために、もこもこっとお絵かきを始めるのでした。
…みたいな感じです(笑)
下画面が最初は真っ暗闇な町なので、あまりうまいこと写ってませんね…。
タッチスルリーンの右側または左側をタッチすると、ラカカラカが移動します。端をタッチするほど早く移動します。
困っていそうなアイコンを出している町の人を見つけて、タッチで話しかけましょう。困っていることを聞いて、その願いを叶えるためにお絵かきを開始します。
下画面
これが、いわゆる「形作りモード」です。画面左上にはマイクのアイコンと、○□のアイコンがありますね。
マイクのアイコン選択時は、画面左真ん中の「大」または「小」のタグを選択してマイクに向って声を出すと、絵が大きく(または小さく)なっていきます。
画面左上のアイコンをタッチして○□アイコンにしてみましょう。
この状態で…
画面をタッチします。○マークが浮かび上がりました。
タッチした状態で動かさないようにしておくと、大きな○マークも作れます。
そして、そのままスライドさせることで、絵の線が○マークに沿って変形します。
画面右の真ん中の「□」をタッチすれば、□マークで操作できます。角とかを作りたいときはこっちですね。
思い通りの形に仕上げたら、画面左下の「かたち できあがり」をタッチします。
次は、「色塗りモード」です。画面左上のペンアイコンで、3種類の太さを選べます。画面左真ん中のカラーパレットをタッチして、あとは普通に色塗りしちゃってください。
タッチしたところから線の外側には、色がはみ出ないようになっているので、わりと無茶苦茶やっても大丈夫ですよ。
…一連の流れはこんなところですね。
悩みを解決していくことで、「形作りモード」の形作りの新しいやり方が増えていったり、「色塗りモード」の色のバリエーションが増えていったりします。
町にいる6人の悩みを解決(厳密には1人は悩んでませんでしたが)してあげると、エンディングです。
個人的には、○や□を使って線を変形させるという感覚が、驚きもあり新鮮さもありで、面白いですね。
色塗りも、後半にはぼやけた感じの線が引けたりするので、本当にデタラメに書いているだけでも良い感じに仕上がってくれたりします。ただ、基本的に悩みを解決できる絵を書けたかどうか?の判定は、形作りのほうで決まっている感じがあり、そのせいで色塗りがオマケっぽい扱いに感じてしまったのは、ちょこっと気にならなくもなかったです。まあ、それでも別に問題はないんですけどね。
ただ、「誰でも楽しく簡単に絵を描く」という点では非常に素晴らしい作品だと思います。イチから線を書いて絵を作るのが苦手な人はいっぱいいますが、元々ある絵を変形させるというスタイルならば、そもそも不思議な感覚を楽しめますし、難しさは感じにくいでしょう。
今年もまた、いろいろ魅せてくれそうな予感ですね。次も期待しましょう。
関連記事:
●任天堂ゲームセミナー2005 作品集
作品No.1『ネコソギトルネード』(他の内容も混ざった記事です)
作品No.2『くるけし!』
作品No.3『bioum(ビオウム)』
作品No.4『チーとフーのおいしいえほん』
(「任天堂ゲームセミナー2006」の作品は、私が忙しい時期だったため
体験及びインプレッション記事の掲載ができませんでした。ご了承ください)
あの制限時間はわりと焦りましたわ(笑)
しかし、まったりゆっくり、しかし適度な新鮮さもありで、非常にすんなりと楽しむことが出来ましたね。
商品として発売しないのは…まあ、あくまで学生の作品であるということでは?というのと、商品にすることを考えると、どうしても利益が発生しないことには厳しい話なので…。かといって利益を考えて制作すると、受講生はきっと100%満足のいくものが作れないでしょう。
お金が絡まないからこそ、アイデアをここまで確実に形にでき、そして面白い作品になることこそが、大事なことなんだろうな~と思いますね。商売になってしまうと、どうしてもそう一筋縄ではいきませんので。
ただ、多くの人に触れてもらいたいという意味では、みんなのニンテンドーチャンネルでもダウンロードできて欲しいですね。次回の更新(恐らく19日)で追加されるかもしれませんよ?
制限時間があるものもありますが、基本的には気軽にやることができ、形作り、色ぬりが楽しくて、時間を忘れてやりました。
それにキャラが可愛いので好きです。
本当に商品ではないのが惜しいです。
まさに一期一会ですね。
このような受講生作品に限らず、みんなのニンテンドーチャンネルで、ちょっとの時間で気軽に遊べるダウンロード専用ソフトもあってもいいかもしれませんね。