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元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

「Nintendo Direct 2016.3.4」軽くまとめ

2016年03月04日 21時52分51秒 | 【旧】ゲーム関連記事(重要)

●= 『スターフォックス ガード』発表! Wii Uダウンロードソフトとして2016年4月21日配信決定、『スターフォックス ゼロ』とセットになったパックも【Nintendo Direct】 =●
●= =●
●= Wii U版『マリオ&ソニック AT リオオリンピックTM』の発売日が6月23日に決定【Nintendo Direct】 =●
●= Wii U用ソフト『ペーパーマリオ カラースプラッシュ』2016年発売決定! 今度のテーマは“色”【Nintendo Direct】 =●
●= スーパーファミコンデザインのNewニンテンドー3DS LLが、任天堂ホームページ限定で発売決定!【Nintendo Direct】 =●
●= 『カルドセプト リボルト』2016年7月発売決定、キャラクターデザインは西村キヌ【Nintendo Direct】 =●
●= 『ファイアーエムブレムif』追加マップが3月16日より順次配信決定、ニンテンドープリペイドカードやNew3DS本体も発売へ【Nintendo Direct】 =●
●= 『カービィ』最新作やバーチャルコンソール、『スプラトゥーン』の最新情報も! “Nintendo Direct 2016.3.4”総まとめ =●

「Nintendo Direct 2016.3.4」特設サイト

ようやく仕事から帰ってきたので、ちゃっちゃとまとめました。
ということで、紹介された主な内容を、軽く振り返ります。


スターフォックス ゼロ


◆== Wii U『スターフォックス 零(ゼロ)』について ==◆

2016年4月21日に発売日が決定している今作ですが、今回、かの宮本 茂氏より改めてご紹介。
『スターフォックス64』の時みたいに、分岐ルートが多数登場するとのこと。また、1人がWii U Proコントローラでアーウィンを操作し、もう1人がゲームパッドで照準操作するという、ちょっと変わった2人プレイも楽しめるそうです。

また、フォックスの「amiibo(アミーボ)」に対応。読み込ませると、スーパーファミコンの初代『スターフォックス』の頃の、カクカクなアーウィンでプレイ可能になるほか、何やら様々な特典が受けられるようです。





◆== Wii U『スターフォックス ガード』 ==◆

こちらは、2014年のE3にて宮本氏が手掛ける完全新作の1つとして紹介されたタイトル。
それが、『スターフォックス』シリーズの新作ダウンロードタイトルという形で、世に出ることになりました。

テレビ画面に、12台の監視カメラの映像が表示。侵入者を監視カメラで追いつつ、タッチパッドのほうで監視カメラを切り替えをして攻撃。まるで警備員になったかのような気分で楽しめる、タワーディフェンス型の作品です。
また、敵の出てくる順番やタイミングを設定して、好きなステージを作成。アップロードして、世界中の人にプレイしてもらうこともできるそうです。

『スターフォックス 零』と同日の、2016年4月21日に配信開始。価格は1,500円(税別)です。
また、『スターフォックス 零』とセットになった限定版も発売。価格は6,500円(税別)で、それぞれ単体で買うより700円お得になっています。





◆== Wii U版『マリオ&ソニック リオ オリンピック』 ==◆

すでに3DS版が発売されている今作ですが、Wii U版のほうも発売日が決定。
2016年6月23日に発売予定で、価格は5,700円(税別)です。

今作では、「7人制ラグビー」など3DS版には収録されていない競技がいくつかあるとのこと。
また、Wii Uの性能を活かして、各競技ではリオオリンピックの会場を可能な限り再現しているとのことです。


スーパーマリオメーカー
(【特典】ソフトカバー仕様ブックレット 同梱)


◆== Wii U『スーパーマリオメーカー』のアップデート ==◆


2016年3月9日のアップデートで、新たに「トゲこんぼう」「カギ」「ピンクコイン」が使用できるようになります。

「トゲこんぼう」は、『スーパーマリオワールド』や『New スーパーマリオブラザーズ』シリーズで登場した、ニョキッと突き出てくる巨大な棍棒。もちろん、無敵です。
「カギ」は、ブロックに入れたり敵に持たせたりすることができ、カギがないと開かない扉を開けることができます。
そして「ピンクコイン」は、一定数集めることでカギが出現するという仕掛け。『スーパーマリオ 3Dワールド』にも、似たような仕掛けがありましたね。


Splatoon (スプラトゥーン)


◆== Wii U『スプラトゥーン』のアップデートについて ==◆

当初、2016年1月までの予定だった更新を、2016年夏まで延長することになりました。
それに伴い、今後のアップデートでは、既存の武器やギアのバランス調整。新たな武器ブランド「ブキチコレクション」の追加などが実施されるそうです。新ステージは…さすがに厳しいかな。


また、第12回フェスが早くも決定。2016年3月12日(土)午前9時~3月13日(日)午前9時に実施されます。お題は、『ドラゴンクエスト』シリーズとのコラボレーションで、「ガンガンいこうぜ vs いのちだいじに」です。

そして、このフェス直後となる、2016年3月14日~3月31日まで、Wii U版『ドラゴンクエストX』が無料でダウンロードできるとのことです。
本来は数千円必要なところをタダでダウンロードできるチャンス!といっても月額課金は必要ですが、それでもゲームソフトを買うより安く付きますので。この機会に、よろしければどうぞ。





◆== Wii U『ペーパーマリオ カラースプラッシュ』 ==◆

Wii Uで、ペラペラマリオのシリーズ最新作が登場します。
今回は、ペンキが噴き出すハンマーを振るって、色のなくなった物体に色を塗ってあげたり、バトルでも色の噴き出すハンマーが活躍するそうです。どんなことができるか?その魅力に、期待したいですね。

2016年に発売予定です。





◆== 3DS『蒼き雷霆(アームドブルー)ガンヴォルト 爪(ソウ)』』 ==◆

3DSとパソコン向けに配信されている『蒼き雷霆(アームドブルー)ガンヴォルト』の続編。制作中であるとの話はありましたが、今回、情報が初公開されました。
今作では、前作主人公の「ガンヴォルト」が活躍するのはもちろんですが、前作にライバルとして登場した「アキュラ」も操作キャラクターとして追加。ガンヴォルトとは違うストーリーが用意されているとのことです。
そしてアキュラは、敵をロックオンして弾を撃ちこめるほか、様々な能力が使用可能。ボスを倒すと、そのボスの能力を使用できるように。それこそ「ロックマン」に近い何かを感じますね。

2016年夏に配信開始予定。価格は1,805円(税別)です。





◆== 3DSのバーチャルコンソールと、新たなデザインの本体について ==◆

新たに、スーパーファミコンのタイトルを、バーチャルコンソールとして配信開始。ただし「New3DS専用」とのことなので、ご注意ください。
まあ、技術的に厳しかったんでしょうね。きっと。

ダイレクト終了後から、『スーパーマリオワールド』『F-ZERO』『スーパードンキーコング』『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』『MOTHER2』が配信開始。今後も、タイトルを増やしていく予定とのことです。
また、これを記念したニンテンドーアカウント会員向けのサービスとして、上記5タイトル+任天堂のファミコンタイトルを、2016年3月16日まで半額で購入できるそうです。どうぞ、お見逃しなく!


さらに、スーパーファミコンデザインのNew3DS LL本体が発売決定。
価格は20,000円(税別)で、任天堂ホームページ限定での販売となります。予約受付は、また後日発表するとのことです。


あ、それと、『ファイアーエムブレム if』仕様のオリジナルデザインを施したNew3DS LL本体も登場。
こちらも任天堂ホームページ限定販売で、価格は18,800円(税別)です。


ついでといっては失礼ですが、『モンスターハンタークロス』からも、新パック「ハンターライフ スタートパック」が登場。
今作のダウンロード版とACアダプタが付いた、オリジナルデザインのNew3DS LL本体です。
2016年4月28日に発売予定で、価格は22,000円(税別)です。





◆== 3DS/Wii U『ショベルナイト』 ==◆

ダウンロード専用タイトル。ショベルで戦うという、ちょっと変わったレトロ風2Dアクションです。
ショベルで攻撃したり、壁を掘り進めたりして、道を切り拓いていきます。
そして、今作に登場するショベルナイトの「amiibo」も同時発売。スマブラは例外としても、他社のタイトルがこんなにボコッとアミーボになったのは、初めてな気がします。読み込ませると、見た目や能力をカスタマイズ可能になります。

2016年6月30日に配信開始予定で、価格は2,000円。同日に発売されるショベルナイトのamiiboは、1,500円です。
また、3DS版のみ今作とamiiboがセットになったパッケージ版も発売予定。価格は3,500円です。(全て税別)





◆== 3DS『カルドセプト リボルト』 ==◆

発売時期が、2016年7月に決定したようです。
登場する400枚のカードのうち、半分以上が新カード。過去のシリーズを経験している人でも、全く違う戦略で楽しんで頂けるそうです。どうぞお楽しみに!


ディズニーアートアカデミー


◆== 3DS『ディズニーアートアカデミー』 ==◆

以前発売された『ポケモンアートアカデミー』の、ディズニー版という解釈で良いようです。
ディズニーキャラクターのイラストは、80種類ほどが用意。単に書き込むだけでなく、キラキラなどちょっと変わった装飾も簡単に使えるそうです。

2016年4月7日に発売予定で、価格は3,700円(税別)です。





◆== 3DS『メトロイドプライム フェデレーションフォース』 ==◆

昨年のE3で発表され、物議をかもした今作。発売時期が、2016年6月に決まりました。
本編は、最大4人での協力プレイが可能。インターネット通信にも対応しています。
そして、収録されているスポーツのような3vs3のバトル「ブラストボール」も、最大6人でローカル・インターネット通信での対戦が可能です。ダウンロードプレイ(人数分の本体+ソフト1本での通信)にも対応しています。


また、昨年のE3で賛否両論があったことを真摯に受け止め、ダイレクト終了後にプロデューサー自らが今作を紹介する映像が公開。
気になる人は、しっかり見ておくといいでしょう。私も、この記事を書いた後で見させていただきます。


星のカービィ ロボボプラネット


◆== 3DS『星のカービィ ロボボプラネット』 ==◆

今回、最後に紹介されたのは、3DSでは2作目となる『星のカービィ』シリーズの最新作でした。
発売日も、けっこう近いです。

前作『トリプルデラックス』で取り入れた、立体感のあるステージの仕掛けを引き継ぎつつ、新たに「ロボボアーマー」と呼ばれる人型兵器に乗り込んで戦えるシステムが追加。ロボボアーマーもカービィと同じで、敵をスキャンすることで姿や能力を変えることができるのが魅力です。
また、ミニゲームとして『みんなでカービィファイターズ』が収録。前作の『カービィファイターズ』は、スマブラ風な対戦ゲームでしたが、今作のは最大4人で協力して、様々なミッションに挑むというものです。「格闘王への道」をミッション形式にした感じといったら、いいんでしょうかね?
そして、現存する全ての「amiibo」に対応。かざすことで、様々なコピー能力をゲットします。

2016年4月28日に発売予定で、価格は4,700円(税別)です。
また、同日には『星のカービィ』シリーズのamiiboが4種類発売。今作とも連動しており、特別なコピー能力を使えるそうですよ。



◆== まとめ ==◆

悪くはないと思いつつ、なんとなくパッとしないと感じたのもまた事実でした。

こうして並べてみると情報はけっこう色々ありましたし、それこそ『ガンヴォルト ソウ』や『星のカービィ ロボボプラネット』など、購入したいと思えるタイトルが色々紹介されました。
いちユーザーとしては実りのあったダイレクトだったハズなのですが…やはり、ビシッ!と来る新作が無いからなのか、なんとなくパッとしない印象を受けてしまいました。

たぶん原因は、前半のWii Uでほとんど目新しい情報が無かったからなんでしょうね。
有名どころのアップデートのお話が多かったりしましたし、新作として紹介された『ペーパーマリオ カラースプラッシュ』も、衝撃というほどではありませんでした。あくまで個人的に、ですが。
3DSのほうは色々な新情報がありましたが、それでもなんか既存するIPの延長線上って感じがします。それこそ『ディズニーアートアカデミー』とか、まさに差し替えバージョンって感じがしちゃいます。


ただ、改めて考えてみると…あまり上手く言えませんが、私が任天堂に対して「目新しさ」を期待することが、そもそも間違っているのかな?と感じるところもあります。
イヤミで言っているわけではありません。任天堂は、マリオを始めとした様々なキャラクターを長い間育ててきて、そしてこれからも育て続けていきます。そうすることで、新しいゲームスタイルゆえに興味を持ってもらいづらいようなタイトルであっても、マリオやカービィといったキャラクターが登場するだけで、注目度ががグンと上がるからです。
だからこそ、全てに「目新しさ」を求める感性とは、合わない気がするのです。

今回紹介されたタイトルの1つ『スターフォックス ガード』にしましても、元々は完全新作の予定でした。
これが『スターフォックス』シリーズの派生作品になったことで、スターフォックスとしてのネームバリューを多少なりとも発揮し、注目度が上がり、全く新しいゲームスタイルであっても手に取ってもらいやすくなったハズなのです。
しかし一方で、「目新しさ」を求めてしまう私みたいな人間は、むしろ既存のキャラクターが絡んで目新しさがなくなったことで、新鮮味が薄れたと捉えてしまうのだと思います。ここらへんは、ゲームブログなんてことをやっているゆえ、なのかもしれませんね。ある意味で”職業病”って感じがします。


とまあ、色々感じさせられることはありましたが、新規タイトルはありましたし、『メトロイドプライム フェデレーションフォース』で真摯な対応を示したりと、何だかんだで一応ニンテンドーダイレクトとしての務めは果たせていると思います。
確かに刺激の少ない内容ではあったかもしれませんが、興味のあるタイトルや求める方向性は人それぞれ。それこそ、個々の求めるスタイルと、任天堂の目指すスタイルが食い違っていれば、それだけで反発の理由になりますからね。今回私が上で話したことも、たぶんその1つなんだと思います。

2016年も引き続きニンテンドーダイレクトを根気よく続けていってくれることを、期待しています!

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (甘味屋)
2016-03-04 22:15:39
U版オリンピックと、SFC仕様の3DSは購入予定です。

VCはかぶるタイトルが多いのが何とも・・・。
難しい所ではありますが、遊遊記、タイムツイスト 入って欲しいです!
返信する
以前からNew3DS LL本体の購入を諦めていたが… (サイナイ)
2016-03-05 08:47:48
待望の『ファイアーエムブレム if』仕様のオリジナルデザインのNew3DS LL本体が発表されました。私はそれを購入予定です。まあ、任天堂ホームページ限定販売ですけどね。

それから、スーパーマリオメーカーで新しく増えるキャラマリオの中には、今まで対応していなかったamiiboで解禁してすぐに選べるようになりそうなものもありそうです。
返信する
Unknown (Unknown)
2016-03-05 19:08:34
まあ、キャラも含めて完全新規タイトルを出してもなかなか食いついてもらえない事が多いですからね。「スプラトゥーン」みたいに別格なものもあるとはいえ、どうしても勢いに欠けるwiiUの場合、特に完全新規タイトルは作りづらいのでしょう。
返信する
>> 甘味屋さん (partygame(管理人))
2016-03-05 20:41:32
Wiiの頃に多くのバーチャルコンソールタイトルが配信できましたが、それ以降の機種では展開する数が減っています。ましてや3DSなんて、この前の『ポケットモンスター』が約1年3か月ぶりのVCタイトルでしたからね。
なんか、既存のものを対応させるだけで精いっぱいって感じに、なっているのかもしれません。

もっと移植が簡単であれば、様々なメーカーが積極的に展開してくるのかもしれませんが、余裕を感じない今のゲーム業界だと、厳しいのかな…。
返信する
>> サイナイさん (partygame(管理人))
2016-03-05 20:43:58
いつ予約開始するか分かりませんから、情報のチェックをお忘れなく。
たぶん、任天堂公式ツイッターにフォローしておけば、確実だと思います。もしくは、ニンテンドーアカウントに登録すれば、それ経由でも情報が届くと思います。

>>今まで対応していなかったamiibo
『スーパーマリオメーカー』発売後も色々なamiiboが登場しましたからね。大変だとは思いますが、その都度、しっかり対応していって欲しいな~と思います。
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>> Unknown (partygame(管理人))
2016-03-05 20:48:23
勢い云々も多少は関係していると思いますが、Wii Uにしても3DSにしても任天堂のタイトルは、やはり定番タイトルの延長線上が多くなっているように思いますね。

「枯れた技術の水平思考」と考えれば、その展開も納得いくのかもしれないとは思いつつ、ついついそういう展開を見てしまうと「話題性に欠ける」と捉えてしまう人も、少なくありません。
特に、「ゲーム」を楽しんでいるのではなく「ゲーム情報」を楽しんでいる人なんかは、目新しさを求める傾向が高く、ゆえにニンテンドーダイレクトへの風当たりが強くなっているのかもしれませんね。

ま、あまり気にせず、任天堂には堂々とニンテンドーダイレクトを続けていって欲しいものです。
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