任天堂カンファレンス2008秋 ファイル１『ニンテンドーＤＳi』

カメラ機能やオーディオ機能を搭載！　新型DSのニンテンドーDSiが2008年11月1日に発売！
いち早く新型モデル”ニンテンドーDSi”を写真で徹底解剖
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(ファミ通.com様より)

ニンテンドーDSi、11月1日に18900円で発売へ
(iNSIDE様より)

ニンテンドーDSi　公式サイト


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新型DSは「ニンテンドーDSi」、11月1日に18900円で発売！　(ゲームの玉手箱さんより)＜2008/10/05 追記＞

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ついにお出ましの新型ニンテンドーDS。その名も『ニンテンドーDSi（アイ）』！
…完全にipodとかiphoneを意識していますね（笑）

あらかたの機能を簡単に説明しますと…


◆液晶画面が大きくなった
従来のDSが3型に対し、DSiは3.25型になっているとのこと。…と言われてもどれだけ大きくなったかがあまりピンと来ないですが、DSi公式サイトに行けば分かりやすい比較が見れますよ。

◆本体サイズは若干大きくなったが、厚さがより薄くなっている
液晶画面が大きくなったので当然本体サイズも大きくなっています。
しかしその分厚みが薄くなっているので、結果としてDSLiteとほぼ同じ重量に留まっています。（正確にはDSLiteより4g減）
ただ…個人的にはDSLiteが薄すぎて、手のひらに本体のカドが当たって若干やりにくい感じもあるので、より薄くなるとより手にフィットしにくいのではないか？という不安はあります。

◆DSiカメラ
本体の外側に１つ。内側にも、上画面と下画面の間に１つ付いています。
何となくテレビチャットとかできそうな感じですね。上画面でゲームしながら下画面でテレビチャットとか。それが屋外でも手軽にできるとなると…ちょっと恐ろしいかも。そもそも屋外でやるかどうかは別問題ですが（笑）
画素数は30万画素と、カメラとしては一時代前くらいの性能。ただ、あくまで遊びを重きに置くということなら、まあ…いいのかな？どうせ「しょぼ」とか言うヤツいるでしょうけど。
あと、Wiiの『写真チャンネル』に似た機能も搭載されているとのこと。

◆DSiサウンド
AACファイルを読み込んで、サウンドプレーヤーとして使用できます。また、ゲームらしくただ聞くだけではなく、特定のフレーズを何度もリピートできるとか、音楽によってビジュアルが変化したりとか、録音した音楽でちょっとした遊びができるとか、ほのかな遊び心も搭載されているみたいです。
音楽ファイルの主流というとmp3ですが、任天堂はWiiでもDSiでも対応しないみたいですね。どういった事情があるかは知りませんが、これによって敷居が上がってしまうことが残念ですね。

◆GBAスロットを排除
個人的にはちょっと怖いですね。未だに、GBAスロットを利用したサービスのあるタイトルは数多く発売されているわけですし。ポケモンしかり。ギターヒーローしかり。
もちろん、仕様上やむを得ない排除だとは思うんですが、それによってこのDSiというのが上位機というよりは、わりと「別物」みたいな存在に感じてくるようになりましたね。それはいいんでしょうか？

◆SDメモリーカードスロットの搭載
今回の一番のキモとなるであろう、SDスロットの確立。記憶媒体の接続が可能になったことで、DSでできることが大きく広がりそうです。

◆ボタン類が押しやすくなった模様
全てのボタンが、若干出っ張った感じになって押しやすくなったらしいです。が、これは最終的には触ってみないと何ともいえませんね。
個人的には、旧DSの「カチッ」という押し心地は押した感じがするんですが、DSLiteはあまりそれがないので若干押し心地が劣る感じがするんですよね…。旧DSの仕様に戻ってたら嬉しいです。

◆つや消しカラー
DSLiteは、あのツヤツヤなボディのせいで指紋が非常に目立つものになってしまいましたが、DSiはそのつやを完全に消しているので、指紋の心配は全くありません。地味に嬉しい変化ですかね。

◆メニュー画面がより直感的に
従来のDSと、メニュー画面を一新。カメラやサウンドなど新しい機能などは、もちろんここで利用することが出来ます。

◆ニンテンドーDSiウェア
『Wiiウェア』に引き続き、DSでも配信型タイトルのサービスを年末から開始することに。しかもWiiウェアよりもさらに安価でかつ分かりやすく、無償コース・200円コース・500円コース・ちょっと高値のコースと、４コースに分かれているみたいです。

◆ちょっとバッテリーのもちが短くなった？
いや、確信ではないんですが、充電時間が短くなっていたので、バッテリー容量が少し減ったのかな…？と思ったわけです。もしかしたら新機能による影響でバッテリーの消費が激しくなったという可能性もありますけどね。


などなど。GBAスロットの排除は個人的には不安ですが、それを補って有り余る多彩な機能を小さな携帯機に搭載して、価格は18,900円（税込）となります。価格が…PSPといよいよ変わらなくなってきたのが怖いですが、果てさてどうなるでしょうか？
カメラやサウンドの「単体」の機能を欲しているユーザーには、まず「なにこれ？PSPの劣化版じゃん」としか映らないでしょう。ただ、DSiはあくまでこれを「単体」としてではなく「遊びにつなげるもの」として利用していくことでしょう。
…であれば。それをアピールできるタイトルが欲しかったわけですが、それがないからこそ、余計に「単体」としての機能に注目されてしまうのかもしれません。岩田社長も、これらの機能を「単体」としてではなく「遊びにつながるもの」としてアピールをしたかったのでしょうから、ここはいつもの通り率先して、任天堂が例えば「カメラはこういう風に楽しむのです」とかがアピールできるタイトルを、同時に発表するべきでしたね。そこが個人的にはちょっと失敗かな…と思ったりします。


さて、ニンテンドーDSi。果たしてDSの業界に三度、波を引き寄せられるか？それともゲームボーイミクロみたいにこっそり消えてしまう存在になるのか？まあ、ダウンロード販売とかする時点で力の入れようが違うわけで、こっそり消えるようなことはまずないと思いますけどね。


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