a green hand

halakiri





腹切り、この言葉を時々思い出す。
Halakiri と書かれていた雑誌は、AEROFLOT。
ロシア行きか帰りの東京行きかの飛行機の中から持ち帰ったものである。

だいぶ昔のこと、10歳年長のYさんを誘ってのロシア行きである。
目的はロシアの美術館巡り。
珍しくツァーだったのでツァーに含まれていた美術館のみであるから巡りまではいかない。
雑誌には2005年と書いてある。

この雑誌が捨てられずにいるには2つのわけがある。
1つは英語で書かれてあり読み終えることができないこと。
と、面白い記事に釘ずけになったことである。
ページ下の方にPerusonaとタイトル分けされている。

その面白い記事であるが、ある1人の女性の子ども時代を語ったHarakiri部分である。

記事のタイトルはOlga Sviblova:the Outline of an image インタビューによる対話で綴られ6ページ。
そのうちの1ページは舞台衣装のようなものを身にまとったオルガの奇妙な立ち姿が全面に掲載されている。

6ページの記事を読み心に残るのが腹切りと数学の得意な彼女が進学先に選んだのが心理学
と言う面白さだった。

腹切り部分というのは、母親が音楽家であり熱心に娘にも音楽をさせたく先生に預けたところある日、I’ll commit harakiri と先生から言われた。
わけがわからず母親にその意味を聞き、恐ろしくなって2度と音楽のレッスンには行かなかったというのだ。

オルガは嫌いな音楽(多分ピアノだと思う。)と縁が切れて神様に感謝していた。w

オルガは男の子とホッケーをしたりスケート、スキー、バレーボール、クラシックバレエなど活動的な遊びを好んでいたといい、スケートはかなり速く自信があったようである。

続きの2つ目は後日に。


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