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a green hand

盗んでも自分のものにしたかった絵



これは洲之内徹がある著書の中で「いい絵とは一言で言うなら....」というところでの答えである。

しばらくぶりでネットで買い物をした。
というのは、夫が私の預金通帳の残額を見て「可哀想だない」とやんわりと呟いたのが無関心な数字に目を留めるきっかけとなった。

これはまずい、緊縮財政にしないとと自分に言い聞かせて2ヶ月ぐらいネットでの買い物を止めていた。

昨日のこと、気になっていた「盗んでも自分のものにしたかった絵」の中古本をポイントで買おうと決心した。

ポイントは使ったことがなかったというか意識になく数字音痴の私の目にとまらなかったというのが正しい。

それなのにポイントがこれぐらいありますのメールが届いた時から使わないとという気にさせられた。
というのも「緊縮財政、私は貧乏なのだ」と言い聞かせ続けた結果に違いない。

ポイントがこんなに有難いと思ったことはない。

つい先ほどその本が届いた。
表紙は片ヒゲだけの猫の絵だ。

パラパラとめくったところ洲之内徹の生年月日が目に入る。
1913 大正2年とある。

さすが未熟者、大間違いの発見となる。
1913年は明治だと思い込んでいた。

明治の不良オヤジと前回のブログに書いた。

明治にしては現代的だと思っていたが大正生まれの不良オヤジだったのだ。

これからゆっくりと先日観てきた洲之内コレクションの絵を思い出しながら感じてみようと思う。

宮城県立美術館の洲之内コレクション、彼が盗んでも欲しかったという絵のコレクション、存在感のある一部屋であった。

3000円の本であるがusedでも2600円。
Amazonポイントで買った思い出の本ということになる。
それにしてもポイント2600もあったということは.....ブツブツ。

まだまだ緊縮財政を続行しないとである。
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