1週間に二つものコンサートに行けた。
昨年の今頃は、第18回ショパン国際コンクールに夢中な日々であり、ワルシャワで開催されていたライブを聴き寝不足が続いていたのを思い出した。
そして母の圧迫骨折から風邪、うっ血性心不全と大きな出来事への兆候が現れ始めたのも11月であった。
その母もほぼ1年を迎えた。
回復するばかり絶好調の母である。
脳もリハビリでいい状態である。(私が脳トレの必要あり)
でもでも私の外出日には母の朝の体調が変わりないと分かってから母に外出の旨を伝える事にしている。
母が不安になると困るからだ。
母の体調が悪かったなら私の外出はいつでも中止出来るような約束状況を友に作ってもらっている。
これも贅沢である。
両日とも体調は万全であった。
母が自分の体調を管理している。
朝起きると体重 体温 血圧 酸素濃度の4種を記録している。
実に偉いと思う。(私からするとだが)
東京でのコンサート視聴はすっかりご無沙汰になってしまった。
一方、福島や仙台でのピアノリサイタルに友人の誘いのおかげで行けるようになった。
3年前から、コロナ禍の外出はコンサートだけ。
食事もお茶もしないで帰ってくるのだ。
全然贅沢ではないが最高の贅沢と感じられるのは不思議である。
チケットの半券の裏に名前と電話番号を書き、自分で半券をちぎり箱に投入する。
会場で書いてる人が多い中、我々は習慣になってしまった。w
見出しの写真は皆既月食があった翌日のコンサートのもの。
反田指揮者より反田のピア二ストに満足し、会場を出て直ぐに見上げた月に思わずパチリ。
気に入っている。

3日の上原綾子さんのピアノに魅了された。
20年前、チャイコフスキー国際ピアノコンクールで1位に輝いたと知った。
ピアニストの経歴が異色なのもいい。
20年前のコンクールライブを中古CDで購入したが実力のほどが窺われる。
生き方も魅力的であり、それが音に現れていた。
たくましい音というのが私の第一印象だったがプロフィールを読んで納得した。