パリ裏ラ

ステキパリのみならず
ちょっと裏側のパリをも
案内します

しゃんしゃん上海で

2010-01-13 10:27:44 | Weblog
上海の寒さは パリのそれとは また違ったものがあります。
湿度が高いせいでしょうか 骨身にしみる寒さです。
先日は雪がちらつきました。

上海生活も11月まで続くので 新しいブログを作ることにしました。
パリ裏ラは またフランスに戻ってから続けます。

良いネーミングが思いつかなかったので 元気な上海と言う意味で
しゃんしゃん上海。しばらくこちらに書いていこうと思います。


http://blog.goo.ne.jp/shanghai-2010

いつも読んでくださってありがとう。

初 徒歩エントリー

2010-01-09 10:05:06 | Weblog
昨日 携帯電話を買いに行った帰りに
夫と一緒に働く中国人女性のサンさんを交えて 夕食を食べた。
サンさんは フランスでも一緒に働いていた人である。

私の初上海外食は 韓国焼き肉。
3人とも腹ぺこで しかも
焼き肉大好き(フランスのお肉は脂肪がないですからね 脂肪付きのお肉に少々飢えておりました)の私たちは たくさん頼む。

お姉さんが 「頼み過ぎですよ。ぜったいに食べられない」と少し減らすように言ってくる。「ほんとにーーー???」言うと 隣の席を担当している男の子が伝票を覗き 「あははーーー食べ過ぎー」と言った(多分)。「何 何?」と他のスタッフも集まってきて 「多い 多い」と口々に言ってくる。
いやあ みなさんとってもフレンドリーで驚く。
(特にパリから来たものにとっては)
忠告を受け入れて しぶしぶ 一皿減らしてみたが なんてことはない
ぺろっと3人で食べてしまった。
隣の席の様子からすると 上海女性は 果物やら野菜やら食べたりして あんまりお肉をがつがつ食べている様子ではない。確かに皆さんスリムでいらっしゃる。

お姉さんも 私たちがまさかこんなに食べるとは思わなかったのだろう。
結局 ビビンバも追加したりして ビールももちろん追加して(青島ドラフト)
3人で 約40ユーロでした。安いですね。ごちそうさまでした。

私たちを担当してくれた美しいお姉さんは たまたまマネージャーさんで
中国語では「経理」と名札に書かれていた。確かに制服がちょっとかっこいい。
他のスタッフには 「二級なんちゃら」と書かれていた。分かりやすい。

運転手さんとは とっくにさよならしていたので タクシーを拾って自分たちで
帰る。万博村の入り口で降りて 初めて歩いて中へ入る。

すごいセキュリティーである。
万博から支給されたIDカードを機械に通し
次は 飛行機に乗る前と同じように エックス線のセキュリティーチェックを受ける。体も同じようにチェックされる。
これ 警備会社の人がやっているんじゃなくて 正真正銘の中国軍隊の人たちが
やっている。冗談抜きって感じで 写真も撮らせてもらえなかった。

まだ 数人しか住んでない万博村だが 警備はすごい。見回りの軍隊の人も
あのカーキに赤のフロックコートを着て 常にうろうろしている。
と言っても フランスと一緒で 幼い顔をした男性たちだが。

日中は工事関係者の方々もセキュリティーチェックを受けてから中へ入るため
いつも長い列ができている。
後には 1万人が住むと言われている 万博村ですが一体どうなるのか。
暑い中 並ぶのだけは勘弁してほしいが ここは中国である。
融通は利かないのですね。。。

あー 私 にんにく臭いな。

携帯ショップの人の良さそうなお兄さん。
      携帯の値段は日本と変わりません。値切っても2万円くらいでした。
     でも バッテリーをもう1パック、1Gのsdカード、ケースなどなど
      このお兄さんがおまけしてくれました。謝謝
       

上海生活開始

2010-01-07 17:29:54 | Weblog
上海に無事 いや 事は色々あったのですが 命に別状はなく到着しました。
何よりです。
フランス生活で鍛えられたのか 「トラブルにいちいち憤慨しなくなったのだな私。。。」
と嬉しい発見です。なんて前向き!!

というのも パリーロンドンー上海 間の旅程中 パリーロンドン間の出発が遅れ
かつ ロンドンでの乗り換えが当初1時間50分だったものが 50分となり
人間は飛行機に乗ったもの 荷物が付いてきてくれなかったのです。
飛行機に乗ってから フライトアテンダントのお姉様に尋ねると「残念ながら1つしか荷物の確認ができません。」
とのこと。
1つは 飛行機にのったけど 残りの5つは乗らなかったという不思議な結果になりました。
というわけで 火曜日に到着して今日は木曜ですが 今だ荷物は届いていません。
まあ 最低限の着替えとパジャマと出発までにはいていたパンツなどは 手荷物に入っていたので
それを洗って着ているわけです。

そして もう1つ事がありました。 飛行機の最後に出された朝食がどうやらおかしかったらしく
明らかに食あたりと思われる症状になってしまったのです。
ブリティッシュブレックファスト 又は スパニッシュオムレツ 又は 中国風粥 という選択のなかで
はじめは オムレツを選んでいたのに 途中で気が変わって おかゆにしてしまったのが間違いでした。
初心はそう簡単に変えるものではありません。入っていたチキンなのか なんなのか 
食べてすぐに気持ちが悪くなりました。 
着陸態勢に入り シートベルトサインが付いたとたんに吐き気が~~~(トイレで)
バックパッカー旅行で体験した以来の気持ちわるさが始まりました。

気持ち悪さ全快での 中国入りは かなりのものがありました。
どこの国の空港も独特のニオイがありますが(バングラデシュは本当にすごかった。。。)
「つわりってきっとこんな感じなんだろうなあ」という位に「おえーおえー」とこみ上げてきます。(失礼!)
新鮮な空気ゼロで 妙な温かさがある空港 しかもニオイ付き。。。いやあ たまらなかったです。

失った荷物の手続きに1時間程度かかり 出口前には私たちの名前を持った運転手さんが。
英語がまったくできないようで 中国語がわからない私たちには 完全ジェスチャーで会話。
宇宙のように静かな運転手さんでした。

私たちが住むのは 万博村と呼ばれる所です。
ホテルアパート形式になっていて 18棟のアパートに万博関係者約1万人がここに住むそうです。
今の所 チェックインしているのは 私たちモナコチーム(私は働きませんが)とオーストラリアチームだけの
ようで 静かなものです。
まだ 完全に準備は整っていないので あちらこちらで 工事をしています。
建物関係の人、道関係の人、庭関係の人 たくさんの人が働いています。
建物は近代的な上海ですが 働いてる人なんかを見ると 見た目はあんまり気にしてない
ほっぺが赤いおじさんやおばさん お兄ちゃんだったりします。地方からの出稼ぎの人でしょうか。
上海は今 バブルですからね 中国中から人がやってきているようです。

自転車の他に 手作りと思われる電気自転車に乗っているひと リアカーを使って仕事をしている人など
さすがに バングラデシュのように牛はいないものの なんだか 道が混沌としていて 懐かしさすら覚えます。
昨日は リアカーに奥様と思われる方をのっけて 引っ張っているおじさんを見かけました。
おばさんは 完全防着でちゃんちゃんこを上から着ていてまんまるでした。高層ビルが立ち並ぶ その横で
こういう人たちが存在していることが なんだか面白いです。

そうそう 到着した日に買物に行ったスーパーがまたこれすごくて。。。泣きそうになりました。
フランス系のスーパー、「カーフォー」が上海には5つあるのですが 運転手さんが連れ行ってくれたところが
またこれ かなり地域密着のカーフォーで つわり症状のある食あたりの私には かなりきつかったのは言うまでも
ありません。(あ つわりではありませんので念のため) 臭いがきついのです。
店に入った瞬間 低い男性声の店内アナウンス攻撃 「中華人民共和国 万歳!!!」と でも言っているような勢いで
もう 頭が痛い、 必要以上に多い女性店員の話し声が これまた必要以上に大きい(こちら大声で話すのが普通のようです)
けんかしているように聞こえます「お前なめんとのか!こら!」って感じに聞こえます。

品物を見ていると 店員さんが 「これがおすすめですよ~~」と何人もよってきます。私が中国人に見えるようで
中国語でまくしたててきます。もう 気持ち悪さも頂点に達しそうなので 言われるままに カートに入れます。

乾物やらもう何やらわからない臭いがごちゃまぜになって 倒れそうでした。

下の写真は 2日目にいった 外国人も意識したカーフォーで 清潔で 店内もよく整頓されていて安心感をもって買物
できました。でも 店員さんの声は本当に大きいです。実際 けんかしてましたが。
最初に行った カーフォーは ドンキホーテ臭いなしって感じでしょうか。
火事があったら絶対に逃げ遅れる事間違いなしの店内でした。

あれから ほとんど何も食べずにひたすら眠り ダイアナが教えてくれたアロマオイルをお腹に塗っていたら
だいぶ 調子が戻ってきました。
おいしいもの 食べに行かないといけませんが まだこの万博村を出入りするカードが出来上がっていないため
個人では外出できないのが現状です。運転手さんがいる場合は車にIDが付いているので可能なのですが。
この囚われの身の内に 体を復活させておきます。

                 

                 
                これが万博村の建物です

                 
             台所からの景色。南浦大橋が見えます。大きな工業用の船が何隻も通っていきます

                 
        万博から支給された食器類。中国色たっぷりですが いやあ みんな困るだろうなあこれじゃ。
         なぜ普通の皿を買ってくれないのだろうか。。。

街角ショット

                 
コマーシャルでも今 上海クリーンキャンペーンの紹介をしている。
          そうじのおじさんを発見。

                
           日本の私たちと一緒だ。洗濯物は外で干す。排気ガスすごいけど。

                
           いやあ 実にいい。いい。「便利店」。コンビニエンスストアなんてきどってらあ。

                
      スーパー「カーフォー」隠し撮り。ほんとは撮っちゃ駄目なんですよね、スーパー内とかって。
       春節にむけての商品。赤のブリーフも売ってました。

                
               食品コーナーには飲茶も。
             なまずやら うなぎやら にょろにょろした魚も生きたまま売ってました。

                
               凍ったお肉です。鴨ファミリー。

                                         つづく

ボナネー!!(フランス語でhappy new year)

2010-01-02 07:01:30 | フランス生活
あっという間に そしていつの間にか2010年です。
昨年 お世話になった みなさまありがとうございました。
本年も どうぞ宜しくお願いいたします。
引き続き 本年も ブログやっていきたいと思います。
今年は 上海ネタになるでしょう。
パリ裏ラ 改め の名前になるかもしれません。
何がいいですかね。 しゃんしゃん上海。んー いまいち。

1月4日の移動に向けて 荷造りも98%終わりました。
これも 半分イギリス人の血が入っている夫のおかげです。
私は 日本人ですが 「大丈夫 まだ何とかなる」と普段から楽観的すぎるので
旅行にでかけるときも 大体は準備は前日です。夫は違います。小旅行でも2日前からパッキングしています。
夫からお尻を叩かれ何とか引っ越しの準備も終える事ができ よい新年を迎えています。
今住んでいるアパートには 友人兄弟が住んでくれることになったので 地下にある倉庫は引き続き私たちが所有できることに
なったのは幸いです。荷物は 総計段ボール50箱にもなってしまいました。
日本からの引っ越しも 相当大変だったので フランスでは物を買わないように気をつけていたのですが この結果です。
中国では 間違いなく たくさん 買物してしまうと思うので この先どうなるのか心配ですが まー何とかなるでしょう!
出た!! 超O型!!


昨日の大晦日は 私たちの お別れ会も兼ねて リールから夫の友人(今は私の大切な友人でもあります)達が駆けつけて
くれました。夜7ー8時から始まったパーティー(5階に住んでいるマックス、ソランジュ宅で) 終了は朝6時。
いやあ みんな若いです。(私も!!??)
たくさん 飲んで、たくさん笑って、そしてまたたくさん飲んで とても楽しい夕べでした。
リールからの友人たちは 本当に きさくで温かく 私のフランス生活を支えてくれました。心から彼らに感謝しています。

こちら フランスでは(キリスト教国では)クリスマスは家族と過ごし お正月は友人と騒ぐのが主流です。
パリ市内では シャンゼリゼ通りが歩行者天国になります。(酔っぱらいだらけ)
(どうでもいいですが 最近 かの有名なシャンゼリゼの歌”おーしゃんぜりぜー”という歌の 「おー」の部分が
  oh~~~ではなくauxフランス語で「~で」という意味だと知りました)

新年を迎えた瞬間に 恋人たちは(夫婦も)パートナーとキスをします。イギリスでは 誰とでもしていいことになっていましたが ここでは そうでは なさそうでした。

でも やっぱり 私は日本人ですので 日本のお正月がしっくりきます。日本スタイルですと
新年に向けて 真摯な気持ちになります。
家族で 床に正座して 「あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします」と挨拶しあうのが 
新年という気がします。
なので まだ 新年を迎えた気がしないのが 本当のところです。

リールからの友人たちは みな私の作る日本食を喜んで食べてくれるというのもあって
ざるそばを用意しました。パーティ-で盛り上がって私はすっかり蕎麦のことを忘れてしまっていたのですが
リールの友人の「みなこ もうすぐ新年だよ。そば食べなくていいの?」の質問で
ぎりぎり 新年15分前に みんなで蕎麦を食べることができました。
これで 長生き間違いなしです。

2010年は11ヶ月を上海で暮らします。
日本人人口5万人の街で どんな暮らしが待っているのか いまから楽しみです。万博も楽しみです。

みなさんの2010年が 幸多き一年になりますように。
サクレクールにお祈りしておきますね。

今年もどうぞ宜しくお願いいたします。



                 牡蠣ラバーのhatuと一緒に

                  Hatu、エレーンと一緒に。エレーンは看護士さん。

               ジュリア、Hatu, エレーン、パスカリン(新入り)と

       色々大変なことがあったジュリアですが 髪を切ってますますきれいになりました。

                    酔っぱらいの 男子たち。

        見よ この大きなシャンパンボトルを! 5本分のシャンパン。景気付けにジュリアが購入。
                175ユーロ!! 
                         
              朝の様子。我が家のリビングで。
                         
            二日酔いのイレル(エレーンのだんなさん)体育教師。この後キャベジンを飲ませました。
                         
         夫特製のカクテル。シャンパンとウォッカとラズベリー。強い~~~