上海に無事 いや 事は色々あったのですが 命に別状はなく到着しました。
何よりです。
フランス生活で鍛えられたのか 「トラブルにいちいち憤慨しなくなったのだな私。。。」
と嬉しい発見です。なんて前向き!!
というのも パリーロンドンー上海 間の旅程中 パリーロンドン間の出発が遅れ
かつ ロンドンでの乗り換えが当初1時間50分だったものが 50分となり
人間は飛行機に乗ったもの 荷物が付いてきてくれなかったのです。
飛行機に乗ってから フライトアテンダントのお姉様に尋ねると「残念ながら1つしか荷物の確認ができません。」
とのこと。
1つは 飛行機にのったけど 残りの5つは乗らなかったという不思議な結果になりました。
というわけで 火曜日に到着して今日は木曜ですが 今だ荷物は届いていません。
まあ 最低限の着替えとパジャマと出発までにはいていたパンツなどは 手荷物に入っていたので
それを洗って着ているわけです。
そして もう1つ事がありました。 飛行機の最後に出された朝食がどうやらおかしかったらしく
明らかに食あたりと思われる症状になってしまったのです。
ブリティッシュブレックファスト 又は スパニッシュオムレツ 又は 中国風粥 という選択のなかで
はじめは オムレツを選んでいたのに 途中で気が変わって おかゆにしてしまったのが間違いでした。
初心はそう簡単に変えるものではありません。入っていたチキンなのか なんなのか
食べてすぐに気持ちが悪くなりました。
着陸態勢に入り シートベルトサインが付いたとたんに吐き気が~~~(トイレで)
バックパッカー旅行で体験した以来の気持ちわるさが始まりました。
気持ち悪さ全快での 中国入りは かなりのものがありました。
どこの国の空港も独特のニオイがありますが(バングラデシュは本当にすごかった。。。)
「つわりってきっとこんな感じなんだろうなあ」という位に「おえーおえー」とこみ上げてきます。(失礼!)
新鮮な空気ゼロで 妙な温かさがある空港 しかもニオイ付き。。。いやあ たまらなかったです。
失った荷物の手続きに1時間程度かかり 出口前には私たちの名前を持った運転手さんが。
英語がまったくできないようで 中国語がわからない私たちには 完全ジェスチャーで会話。
宇宙のように静かな運転手さんでした。
私たちが住むのは 万博村と呼ばれる所です。
ホテルアパート形式になっていて 18棟のアパートに万博関係者約1万人がここに住むそうです。
今の所 チェックインしているのは 私たちモナコチーム(私は働きませんが)とオーストラリアチームだけの
ようで 静かなものです。
まだ 完全に準備は整っていないので あちらこちらで 工事をしています。
建物関係の人、道関係の人、庭関係の人 たくさんの人が働いています。
建物は近代的な上海ですが 働いてる人なんかを見ると 見た目はあんまり気にしてない
ほっぺが赤いおじさんやおばさん お兄ちゃんだったりします。地方からの出稼ぎの人でしょうか。
上海は今 バブルですからね 中国中から人がやってきているようです。
自転車の他に 手作りと思われる電気自転車に乗っているひと リアカーを使って仕事をしている人など
さすがに バングラデシュのように牛はいないものの なんだか 道が混沌としていて 懐かしさすら覚えます。
昨日は リアカーに奥様と思われる方をのっけて 引っ張っているおじさんを見かけました。
おばさんは 完全防着でちゃんちゃんこを上から着ていてまんまるでした。高層ビルが立ち並ぶ その横で
こういう人たちが存在していることが なんだか面白いです。
そうそう 到着した日に買物に行ったスーパーがまたこれすごくて。。。泣きそうになりました。
フランス系のスーパー、「カーフォー」が上海には5つあるのですが 運転手さんが連れ行ってくれたところが
またこれ かなり地域密着のカーフォーで つわり症状のある食あたりの私には かなりきつかったのは言うまでも
ありません。(あ つわりではありませんので念のため) 臭いがきついのです。
店に入った瞬間 低い男性声の店内アナウンス攻撃 「中華人民共和国 万歳!!!」と でも言っているような勢いで
もう 頭が痛い、 必要以上に多い女性店員の話し声が これまた必要以上に大きい(こちら大声で話すのが普通のようです)
けんかしているように聞こえます「お前なめんとのか!こら!」って感じに聞こえます。
品物を見ていると 店員さんが 「これがおすすめですよ~~」と何人もよってきます。私が中国人に見えるようで
中国語でまくしたててきます。もう 気持ち悪さも頂点に達しそうなので 言われるままに カートに入れます。
乾物やらもう何やらわからない臭いがごちゃまぜになって 倒れそうでした。
下の写真は 2日目にいった 外国人も意識したカーフォーで 清潔で 店内もよく整頓されていて安心感をもって買物
できました。でも 店員さんの声は本当に大きいです。実際 けんかしてましたが。
最初に行った カーフォーは ドンキホーテ臭いなしって感じでしょうか。
火事があったら絶対に逃げ遅れる事間違いなしの店内でした。
あれから ほとんど何も食べずにひたすら眠り ダイアナが教えてくれたアロマオイルをお腹に塗っていたら
だいぶ 調子が戻ってきました。
おいしいもの 食べに行かないといけませんが まだこの万博村を出入りするカードが出来上がっていないため
個人では外出できないのが現状です。運転手さんがいる場合は車にIDが付いているので可能なのですが。
この囚われの身の内に 体を復活させておきます。
これが万博村の建物です
台所からの景色。南浦大橋が見えます。大きな工業用の船が何隻も通っていきます
万博から支給された食器類。中国色たっぷりですが いやあ みんな困るだろうなあこれじゃ。
なぜ普通の皿を買ってくれないのだろうか。。。
街角ショット
コマーシャルでも今 上海クリーンキャンペーンの紹介をしている。
そうじのおじさんを発見。
日本の私たちと一緒だ。洗濯物は外で干す。排気ガスすごいけど。
いやあ 実にいい。いい。「便利店」。コンビニエンスストアなんてきどってらあ。
スーパー「カーフォー」隠し撮り。ほんとは撮っちゃ駄目なんですよね、スーパー内とかって。
春節にむけての商品。赤のブリーフも売ってました。
食品コーナーには飲茶も。
なまずやら うなぎやら にょろにょろした魚も生きたまま売ってました。
凍ったお肉です。鴨ファミリー。
つづく