きのうの晩は マックス&ソランジュ宅に呼ばれて 夕食をごちそうになりました。
といっても フレンチフライが夕食なんだけど。
ジャガイモを切って フレンチフライ用の機械で2度揚げし それを サムライソースと言われるチリ風味のマヨネーズにつけたり、ソランジュ特製のカレー味のマヨネーズにつけたりと 寒いときにはもってこいの夕食でした。(栄養バランスは知らない)
そして 昨日は 私が話しだした「ユニクロでの 青年しかられ事件」を発端に かなりの討論会になりました。
話は フランスのサービスの悪さについて移行して行き
マックスが 「デカトロン(フランスのスポーツショップビッグチェーン)で自転車買ったけど サービス最低だったよ。
対応が冷たいとかに関しては今更いう必要もないと思うけど 間違ったものをかわされたのには本当に腹が立ったよ」と言った。
すると 彼らの友人のクリストフ(NGOで働いている)は 「デカとロンは労働条件が悪くて有名な会社だからね。彼らに良いサービスを求めるのは間違ってるよ。会社からきちんとした扱いをうけてないのに どうしてその人たちが会社の利益になることに対して笑顔を作る必要がある」 と 言った。
ソランジュと 私は反抗する 「いやいや でもさ 彼ら只で働いているわけではないし 第一お客には何も利害はないはずだよ。 きちんとした対応をすることと 従業員と会社の問題は 同じではないし それは もっと人間性の問題だと思うよ」
と言うが クリストフは納得しない。
そして 「日本のサービスは確かにすばらしいよ でも 自殺者の数があれほど多いというのとは 関係していないのかな」
と言う。
フランスでは 従業員もお客も 同じ人間という考えを元に お客にこびをうる必要はないと考えている人が多い。お客の身からしたら 「ちょっとちょっと 何故私の方が 君たちのおしゃべりが終わるのを待たねばならないんだい?」「何故私の方が 良いサービスをしてもらうために あなたに必要以上に気を使う必要があるの?」など 感じることが 多いが
(でも確かに 日本はちょっと行き過ぎなところもある。同じ人間同士なのに なぜ お金を払う側とそうでない側で 地位が変わってしまうのか。たとえば 挨拶もしないし 始めてあった人なのに すごく失礼な言葉使いをしている人などもいる。
もちろんそれを当たり前に受け入れて 飲み込んでしまっている部分もあると思うが 言われた側にはストレスが残る。)
自分が従業員だったら 「何だか楽だろうなー 失礼なこと言われたら言い返したっていい社会だし」 と思ったりもする。
最近 フランスのNTTである フランステレコムの従業員の自殺者が急増している ということが話題になっている。
ノルマを達成するためのプレッシャーから鬱になる人が増えたり 電話対応もマニュアル通りにやることが義務づけられたらり
と それにたまりかねた従業員が 会社の窓から飛び降りたり 会議中にお腹を刺したり と 会社に見せつけるように自殺を図っていると聞く。
これに関しても 「フランス人は何かと 権威のあるものに反抗したがる」とか「コントロールされることが以上に嫌いだ」などなど 色々と熱い討論が繰り広げられましたが フランステレコムの事態はもっと深刻なようです。
しかし 日本の自殺者の数は異常だ。年間3万人以上の人が ここ11年連続で命を絶っていると聞く。
理由は色々だと思うが 会社からのストレス 社会からのストレスが原因というのもとても多いらしい。
そんな自殺者が後をたたない社会より
少々サービスが悪くても 少々融通が利かなくても つまり少々不便でも もうすこし 自分に正直にいられる社会のほうが健全なのかもしれない。
フランスと日本 お互いに爪のあかをせんじて飲んだら 調度よいくらいかと思うが
どうやって現実になるかは わかりません。
しかし昨日は こんな私も負けじと色々言いたい事が言えて
いやあ 無駄に年をとってないなあ と ちょっと嬉しかったのでした。
追伸
先日あるスーパーマーケットで 商品が切れていたので(よくある)在庫はないのかと聞くために 側にいた店員さんに
「すみません」と話しかけました。すると そのお兄さんは 私がこれから言おうとしていたことを遮り「ボンジュール!!」と言います。私は にこっと笑い また自分の質問をその人に投げかけるのですが またまた遮られ「ボンジュール!!」と言ってきました。 つまり 彼は 私に「ものを頼む前に 人として挨拶をするのが当然だ」と教えようとしたわけです。
蹴っ飛ばしたくなる衝動を押さえ 私はこんな馬鹿者にボンジュールと言うのを拒み その場を去りましたが こういう考えの人がたくさんいるのが フランスです。 「すみません」だって 立派な挨拶だと思うのですが。 ね 腹立つでしょ?
これが フランスなのですよーーー。
といっても フレンチフライが夕食なんだけど。
ジャガイモを切って フレンチフライ用の機械で2度揚げし それを サムライソースと言われるチリ風味のマヨネーズにつけたり、ソランジュ特製のカレー味のマヨネーズにつけたりと 寒いときにはもってこいの夕食でした。(栄養バランスは知らない)
そして 昨日は 私が話しだした「ユニクロでの 青年しかられ事件」を発端に かなりの討論会になりました。
話は フランスのサービスの悪さについて移行して行き
マックスが 「デカトロン(フランスのスポーツショップビッグチェーン)で自転車買ったけど サービス最低だったよ。
対応が冷たいとかに関しては今更いう必要もないと思うけど 間違ったものをかわされたのには本当に腹が立ったよ」と言った。
すると 彼らの友人のクリストフ(NGOで働いている)は 「デカとロンは労働条件が悪くて有名な会社だからね。彼らに良いサービスを求めるのは間違ってるよ。会社からきちんとした扱いをうけてないのに どうしてその人たちが会社の利益になることに対して笑顔を作る必要がある」 と 言った。
ソランジュと 私は反抗する 「いやいや でもさ 彼ら只で働いているわけではないし 第一お客には何も利害はないはずだよ。 きちんとした対応をすることと 従業員と会社の問題は 同じではないし それは もっと人間性の問題だと思うよ」
と言うが クリストフは納得しない。
そして 「日本のサービスは確かにすばらしいよ でも 自殺者の数があれほど多いというのとは 関係していないのかな」
と言う。
フランスでは 従業員もお客も 同じ人間という考えを元に お客にこびをうる必要はないと考えている人が多い。お客の身からしたら 「ちょっとちょっと 何故私の方が 君たちのおしゃべりが終わるのを待たねばならないんだい?」「何故私の方が 良いサービスをしてもらうために あなたに必要以上に気を使う必要があるの?」など 感じることが 多いが
(でも確かに 日本はちょっと行き過ぎなところもある。同じ人間同士なのに なぜ お金を払う側とそうでない側で 地位が変わってしまうのか。たとえば 挨拶もしないし 始めてあった人なのに すごく失礼な言葉使いをしている人などもいる。
もちろんそれを当たり前に受け入れて 飲み込んでしまっている部分もあると思うが 言われた側にはストレスが残る。)
自分が従業員だったら 「何だか楽だろうなー 失礼なこと言われたら言い返したっていい社会だし」 と思ったりもする。
最近 フランスのNTTである フランステレコムの従業員の自殺者が急増している ということが話題になっている。
ノルマを達成するためのプレッシャーから鬱になる人が増えたり 電話対応もマニュアル通りにやることが義務づけられたらり
と それにたまりかねた従業員が 会社の窓から飛び降りたり 会議中にお腹を刺したり と 会社に見せつけるように自殺を図っていると聞く。
これに関しても 「フランス人は何かと 権威のあるものに反抗したがる」とか「コントロールされることが以上に嫌いだ」などなど 色々と熱い討論が繰り広げられましたが フランステレコムの事態はもっと深刻なようです。
しかし 日本の自殺者の数は異常だ。年間3万人以上の人が ここ11年連続で命を絶っていると聞く。
理由は色々だと思うが 会社からのストレス 社会からのストレスが原因というのもとても多いらしい。
そんな自殺者が後をたたない社会より
少々サービスが悪くても 少々融通が利かなくても つまり少々不便でも もうすこし 自分に正直にいられる社会のほうが健全なのかもしれない。
フランスと日本 お互いに爪のあかをせんじて飲んだら 調度よいくらいかと思うが
どうやって現実になるかは わかりません。
しかし昨日は こんな私も負けじと色々言いたい事が言えて
いやあ 無駄に年をとってないなあ と ちょっと嬉しかったのでした。
追伸
先日あるスーパーマーケットで 商品が切れていたので(よくある)在庫はないのかと聞くために 側にいた店員さんに
「すみません」と話しかけました。すると そのお兄さんは 私がこれから言おうとしていたことを遮り「ボンジュール!!」と言います。私は にこっと笑い また自分の質問をその人に投げかけるのですが またまた遮られ「ボンジュール!!」と言ってきました。 つまり 彼は 私に「ものを頼む前に 人として挨拶をするのが当然だ」と教えようとしたわけです。
蹴っ飛ばしたくなる衝動を押さえ 私はこんな馬鹿者にボンジュールと言うのを拒み その場を去りましたが こういう考えの人がたくさんいるのが フランスです。 「すみません」だって 立派な挨拶だと思うのですが。 ね 腹立つでしょ?
これが フランスなのですよーーー。