プロヴァンスから、ノスタルジー

南仏プロヴァンスから,パリや,祖国日本のことを想いながら・・・・

大統領選挙

2017-04-23 11:52:27 | 日記






私自身に選挙権はないものの、大統領選挙の行方が気になる。
長女の投票に付き合って、帰りは回り道をして、草花の写真を撮りながら春を楽しんだ。


夜20hからテレビで選挙の結果が少しずつ出てきた。
Macron, Le Pen, Fillon, Mélenchon, Hamon ... の順で続く。
来月7日の決選投票はマクロンとルペンのようだ。メディアはもうほとんどマクロンが大統領に決まったような報道の仕方である。
2002年のシラクとルペン(父)のときのようだ。
番組で、フィヨン支持の学者らしい婦人が、メディアの報道のしかたを問題にしていた。マクロンの報道が多かったとのことである。
私も、そのようなことはあるように思ったので、フィヨンの問題がでてきたあたりから、ホットメールの後に出てくる記事をかなりコピーしているのであるが、印象として、作為を感じていた。
資本主義が行き詰ってきている今、ネオリベとも言われる人が大統領になってどうなるのかとも思うが、これが多くのフランス人の考えなのだろうか? 一部のエリート層の気持ちとしては分らないことはないが、私はメランションの第6共和国の方が魅力がある。
メランションを極左と catégoriser するのも古いと思う。これは、日本で小沢一郎を10年足らず追っていてよく分る。日本でもフランスでも、共産党をアカだと恐れる人達が今もけっこう多いようだ。政治には心理学も多く用いられているので注意して眺めると面白い。