プロヴァンスから、ノスタルジー

南仏プロヴァンスから,パリや,祖国日本のことを想いながら・・・・

日本は救われるのか?

2012-12-15 22:14:25 | 日記

 いよいよ明日は投票日。どんな結果が出るか、本当に心配だ。

 選挙とは? 民主主義とは一体何なんだろうか?
 出来るだけ多くの人が満足できるであろう意志の決定手段だと思うが、これも完璧なものではない。みんなに平等の1票がある筈なのだが、その1票の中身は同じ重さなのかどうか?
正しい情報をもとに、純粋に、よくよく考えて判断を下したうえでの1票であれば、たとえ、後悔をすることがあっても、それはその人の責任である。しかしながら、その情報が誤ったもの、あるいはウソの情報であったなら?
 昨今のマスメディアの悪辣ぶりは何ともひどい。人間としての倫理観、ジャーナリストとしての矜持などもないまま、記者、カメラマンとは、行列をしないで特等席が得られる職業、くらいに思っているような横柄な人が多いようだ。このような人達の情報操作で民意がゆがめられ、まちがった方向へ導かれようとしている祖国なのかしら、と悲しい。
 でも、選挙の結果はまだ分からない。小沢さんのラストスパートは見事だったので、日本未来の党の躍進はあるていど期待できると思うが、これまでの経過からすると、敵はどんな汚い手を使うことも厭わないので、明るい見通しはたてられない。
 
 

投票してきました!

2012-12-08 23:23:14 | 日記
 衆議院議員選挙の投票に行ってきました。
 在外投票はこれで3回目。
 日本の未来のために、心をこめて、”日本未来の党”に一票を投じた。
 
 

 今日は12月8日。“パール・ハーバー”の日であるが、あまり語られていないようだ。
 3・11の後は、歴史のページが、特に昭和史が風化してしまったように思える。ヒロシマの原爆記念日にしてもそうだ。碑に彫られた言葉、“安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから。”であるが、いまの政治を見ていると、空しさを感じる。報道関係者は、どのような気持ちで記事を書き、言葉を発するのだろうか?
 日本はヒロシマ、ナガサキの原爆投下により、アメリカにひれ伏して自主性もないままに70年近くも経つのであるが、3.11をきっかけに、そろそろ毅然と起ちあがり、自立、共生の社会をめざすべきである。
 とは言うものの、資本主義社会の崩壊がすでに始まっているところに、国の基礎である教育もメチャクチャで、これを立て直すことは可能かどうか? 相当の(何世代にもわたる)年月を要するであろうことはあきらかだ。その一歩をできるだけ早く踏み出さなければならないのであり、それが“今”だと思うのだが・・・。