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2011年度に支払われたカルロス・ゴーンの役員報酬は9億8000万円で、彼を含む日産の取締役8人への総額が17億5000万円とのこと。
別にゴーン氏への個人的な恨みはないけれど、何か違和感がある。日産の建て直しの腕前は見事であったのかもしれないけれど、思い切った解雇(首切り)が実行されて、いわゆる"ムダ"を省いた結果の功績であろう。けれども一方で、あの頃から、民間の終身雇用制が見直され(撤廃され)、新自由主義の弱者切捨て、弱肉強食がもてはやされ、日本の社会全体が食い荒らされてボロボロになってしまったように思う。要するに、日本人にできないことが、"しがらみ"のない外国人、ゴーン氏にはできたということだ。そして、拍手喝采をあびたので、それをきっかけに、みんな安心して後に続いたという次第のようだ。
企業にとっては"おめでたい”ことである。
ゴーン氏にとっては"まことにおめでたい"ことである。
そして、”日本人はおめでたい。”
2011年度に支払われたカルロス・ゴーンの役員報酬は9億8000万円で、彼を含む日産の取締役8人への総額が17億5000万円とのこと。
別にゴーン氏への個人的な恨みはないけれど、何か違和感がある。日産の建て直しの腕前は見事であったのかもしれないけれど、思い切った解雇(首切り)が実行されて、いわゆる"ムダ"を省いた結果の功績であろう。けれども一方で、あの頃から、民間の終身雇用制が見直され(撤廃され)、新自由主義の弱者切捨て、弱肉強食がもてはやされ、日本の社会全体が食い荒らされてボロボロになってしまったように思う。要するに、日本人にできないことが、"しがらみ"のない外国人、ゴーン氏にはできたということだ。そして、拍手喝采をあびたので、それをきっかけに、みんな安心して後に続いたという次第のようだ。
企業にとっては"おめでたい”ことである。
ゴーン氏にとっては"まことにおめでたい"ことである。
そして、”日本人はおめでたい。”