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キリキリマイ

キリター†遊水凪の日々のきりきり舞いの軌跡

小西正純×テクノクラート×飴屋法水

2006-05-19 02:45:25 | PIERROT
今週も夜中まで起きていてGブレの番組見ました。

今度、小西正純さんという映像クリエイターと一緒にやるみたいで、対談してたんだけど…、
小西さんて妙に熱くて気になりました。

色々と検索してみたら、小西さんて飴屋法水さんに弟子入りして、テクノクラートに参加してたんですね。


飴屋法水。
久しぶりにその名を聞きました。
すごく刺激的な活動をしていてちょっと好きだった記憶があります。
その昔、梅屋敷にあったレントゲン藝術研究所によく通ってたんだけど、
そこで飴屋法水さんのインスタレーションに出会ったような気がして…
調べてみたら、ありました!!
Dutch Life vol. 4「COMING OUT」ってやつ。

暗い空間のど真ん中にHIVの血液を沢山集めた透明なケースが展示してあって、
『空気ではHIVは感染しません』って書いてあるの。

でもやっぱり怖くって、その血液の周りに立つと外の世界とは違う空気を感じました。

『空気では感染しません。』

…わかってる。

自分の気持ちの持ちよう次第なんだ…と思ったけど、
その時の私はやっぱりコワイって気持ちに支配されました。
眼に見えない何か大きな力の存在、
自分より遥かに高い次元の力に自分が侵されていく感覚、
その威力に抗えない感覚…

結局、無力な自分自身に恐れ戦いていたってことだと思うんですけど。


しばらくその場に立ち尽くして、気持ちに変化があったんだけど…
もうその時の気持ちは忘れちゃった。
なんか途中でどーっと安心したような気がするんだけど、何がきっかけだったのか忘れちゃった。
その瞬間の想いを忘れちゃうのって悲しいけどね…。

でもこうやって記憶の片隅にでも刻印されているものがあるってのは、
それだけ刺激的で影響力のある表現だったんだなぁ…と。
そんな風に人々の脳裏に焼き付けることのできる表現者は偉大だと思います。

映画「ラバーズ・ラバー」もすごく興味があって、観たくって…どうしたんだっけ?
「ピノキオ√964」ってのもその頃流行っていて、観たかったんだけど…どうしたっけ?

PIERROTのいない今、癒しは必要なくって、
心臓を鷲づかみにされるような、神経を奮い立たせられるような、
何かそんな刺激的な表現を求めてやみません。

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