ひとりごと

難聴 Auditory Neuropathy
人工内耳
オカリナ
最近内容が「ひとりごと」から外れてる時多いです〜

マッピング(音調整)13回目と遺伝子検査

2011-04-29 14:14:29 | 人工内耳

人工内耳1周年(祝)・・・・・のマッピングに行って来た

 

1年前の今頃は めまいフラフラで退院できず

ベッドでごろごろしていた私・・

診察行くのに点滴のガラガラにしがみついて

食事も取りに行けず、持ってきてもらって・・・

大変だったけど

 

ここまで元気に回復できたことに

ただただ感謝でいっぱい。

 

めまいと言えば

今回STさんにめまいのことを聞かれて

今の状態やこれまでの経過をお話したんだけど

実は最近手術した方で

私よりひどいめまいが出ちゃった方がおられるそうで・・・

で、めまいのこと聞きたいとおっしゃられ色々お話した。

 

その方は退院後、まだ一人で病院にも来れないとか・・・・

幼稚園に子供の送り迎えされてる若いママさんのようで

私は子供も大きくて、自分の事だけにかかってたらよかったけど

小さい子供さんがおられるのでは大変だろうなと思う。

 

思い出せば私も 退院後初めての診察は

次女に付き添ってもらって

次女にしがみついて病院まで行ったんだよね。

んで、次女に

「ママも年取ったね」なんて言われて

「そういうんじゃないでしょ!」なんて・・・

そんなこともあったわ(苦笑)

 

そんなわけで「こんなんで、あんなんで」と

少しでもその方のお役に立てばいいなと思いながら

自分のめまい経験をお話してきた。

 

 

今回のマッピングは

前回上げた低音が未だ響くしうるさいということで

低音下げて中音を上げてみましょう

・・・と、STさん。

 

結果、以前より音が静かになった。

バイクの音などすごくうるさかったけど

かなりマシになった。

低音は聞こえた方がいいのだろうけど

少し抑えた方がやっぱりクリアに聞こえる。

 

うるさく響いても低音は上げておいた方がいいのか

音を下げても今の快適な状態がいいのか?

どっちがいいんだろうね。

 

 

そんなわけで新しいマップは

前回のより少々音も控えめで小さくなった感じ。

 

 

そしてこれがマッピング後にした聴力検査 ↓

 

4000Hzが15dBになってるんだけど

実は人工内耳では15dBという音は拾えないはず・・・ってSTさんが言うんだよね

えっ?じゃなんで?

間違いかと何度も繰り返して検査したけど

やっぱり聞こえていて・・・・

なぜなのか首をかしげる。

今度コクレアさんに聞いてみよう・・・とSTさん。

 

で、不動の500Hz(笑)

前回うるさいくらい上がってたはずなんだけど

さっきのマッピングでまた下げたからかな・・

結局40dBで前といっしょ(笑)

やっぱり500は不動だ(笑)

 

で、今回ある問題発覚。

右耳。

この一応聞こえてる右耳。

もう完全に左(人工内耳)に聴力はかなわない・・・・

と思ってたもので

ずっと耳栓もせず人工内耳の聴力検査をしていたんだけど・・・・

今まで聞こえがいいと思っていた8000Hzは

どうも右耳が聞いていたものかもしれない・・・・・

ということが発覚

 

今回は右耳にしっかり耳栓をして検査をしてみたら

そんな問題が発覚してしまったというわけなの

 

そして人工内耳はずして 右耳(裸耳)の検査をしたものはこれ。

  ↓

 

 

なんなんだーー!これは。

めっちゃくちゃ

 

つい2か月前はこうだった。

  ↓

 

別人かいな?と思うほどのすごい違い。

 

前回は4分法で40dB

今回は4分法で53dB

 

以前は2000Hzがガクンと悪かった時もあって・・・

変動 激しすぎ

 

あとで、担当の先生に聞いてみたら

この変動のむちゃくちゃぶりは

ANの症状だって。

 

で、この変動が激しいものに「心因性難聴」というのもあるそうで

心因性難聴は本当は聞こえてるけど

諸事情で自分には聞こえないと感じるため起こるようで

そのため検査のたびに違う結果になるらしい。

 

私の場合、数年前なら

「心因性難聴」だと言われておしまいになってたかも・・・

なんて、先生と笑いながら言ってたんだけど

考えたら危機一髪だよね

ANだって見つけてもらってホントに良かったよ~。

 

この右耳、次回はどんな結果になるのかな・・・・・・

 

というわけで、8000Hzに関しては

ずっと人工内耳の聞こえがこれまた良すぎてどうなってるの?って感じだったんだけど

実はこれは右耳が聞き取ってた??(汗)

もうすっかり左(人工内耳)に食われちゃってると思ってた右耳が

まだ奮闘してたってことで

驚くやら、びっくりするやら、驚くやら・・・

 

結局人工内耳の聴力

右耳に耳栓して間違いなく何度も聞いた結果

 

しつこいけど(笑)これが正解ということで。

前回の「8000Hz 15dB」っていうのはなかったという事で・・・(汗)

 

そして今回の「4000Hz 15dB」

これはどうなってるのか・・・。

 

今後の変化に注意してようと思う。

 

 

 

その後、担当の先生と遺伝子検査のことでお話があった。

ANという病気の原因解明の為、遺伝子検査をすることを以前了承していて

その検査(採血だけ)の前に説明があるらしく

別室で後日ということになってて

それがこの日だった。

 

ANの中でも人工内耳が有効な場合とそうでない場合があるようで

今後ANの患者さんへの道しるべになってもらえれば

採血くらい じゃんじゃんしちゃいますよ~と了承。

 

この遺伝子検査というのは

色々ややこしくて

検査についての説明を時を改めて別室でじっくり聞いて

その了解の上 していただくことになる・・・

という事で説明の日時を予約してて

それがこの日だった。

 

先生からは遺伝についての授業のように

遺伝子とは・・・から始まって

DNAは・・・タンパク質A、タンパク質B・・・・

遺伝による聴覚障害・・・

劣性遺伝とは・・・

優性遺伝とは・・・

遺伝子検査はどのように行われるのか・・・

遺伝子検査をすることによる「利益」「不利益」・・・

個人情報の管理・・・

結果について・・・

などなどなど。。。。。。

た~~っぷりとお話を伺う。

 

懐かしい・・・理科の授業をマンツーマンで受けてるようで(笑)

なんと贅沢な授業かしらん(笑)

 

そんなことで約1時間 楽しく授業をお聞きして・・・

  先生忙しいのにお疲れ様でした。

  おかげでちょっと賢くなりました(笑)

 

その後、

どうぞ研究に役立てて今後の治療が向上していきますように・・・

と祈りながら

チクーーーッと

採血して

この日はこれでおしまい~~~

 

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7 コメント

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へえ~~~~~!! (西)
2011-04-29 15:28:04
こうして検査結果を見せられると、
なるほど~~~~と納得。

聞こえが凄く回復しているご様子が手に取るように分かり
なるほど~~~~と再度納得。

右耳と左耳、この両方で一対という考え方をすれば、
左を右が補い、右が左を補う。
当たり前と言えば当たり前なのですが、
私の場合は、右に補聴器を装着した途端、
左の聞こえがよくなり、
補聴器フッティングマン氏曰く、
稀にですが私のように涼味美保直装着によって
聞こえがよくなる場合もあるとの事で、
今のところ原因はよく分からないのが医学上の通説になっているそうです。

しかし、人間の感覚器官の不思議さを
私たちはまさしく今現在体現している最中と言えるのかな。。
返信する
Unknown (Ayami)
2011-04-29 22:46:00
そのママさん、私のお友達ですわ(笑)
めまいは大変だったみたいだけど、聞こえのほうは期待以上に良くなったみたいです!
返信する
西さんへ (ぷーどる)
2011-04-30 10:00:19
えっ?
右に補聴器したら左の聞こえまで良くなるんですか?
その時の左側って補聴器装用した状態ですよね。

そんなこともあるんですねぇ。

両耳での相乗作用が働いてるのでしょうか?

耳って不思議な事がたくさんありますね。


ところで
「涼味美保直装着」というのは
「両耳補聴器装着」の事ですよね(笑)

文字の変換も面白いものが出てきますね(笑)

返信する
Ayamiちゃんへ (ぷーどる)
2011-04-30 10:06:37
そうなんですか??
Ayamiちゃんのお友達だったのね。


そのママさん、聞こえの方は順調なんですね。
それは良かったです。


めまいもじわじわ良くなっていくので
しばらく大変だろうけど頑張って!
・・・とお伝えくださいね~。
返信する
あっちゃ~! (西)
2011-05-01 09:00:22
何時もバタバタと書き込みをして
書き込みした文脈や内容は元より
誤字脱字・変換ミスなんて全く吟味もしないまま投稿する
何時も気を付けなければと重いながらも、
実は書き込んでいる最中に別の内容の事を考えていたり
デザイン案や次に作る自作品の構想を考えていたりと
全く落ち着きのない時ばかりで
後日自分が書いた文章を読むと
なんだかお恥ずかしいばかりで・・・(苦笑)

さてさて、両耳補聴器装着に関してですが、
どうやら私の場合も、左耳の聞こえがよくなったと言うより、
音波のバイブレーション効果が骨導に伝わり
聞こえた!と脳が勘違いしているようなのです。

先月の検査結果は、
右・115dB
左・84dB   と言う結果だったのですが、
昨年3月の検査結果は、
右・105dB
左・75dB   でした。

ドクターの説明によると、
100dBを越えると100dBだろうが115dBであろうが聞こえの質は変わらないとの事で
100dBを超える数値というのは、失聴状態と言っても良いとの説明でした。
そして、通常のオージオ検査では、105dBを越えると正確には検査が出来て否というようなこともお聞きしました。

僕の場合は、野外での仕事も少ししている関係で
右側からの危険察知のため、右側補聴器装用が有効であるとの事で
通常認められていない両耳補聴器の公的補助が認められました。
補聴器装着して検査した所、右側聴力は平均90dB前後になりました。


今回の投稿は、一度読み返して投稿しますが、
もしかして、それでも支離滅裂だったりして・・・(笑)
返信する
NHKみんなの手話。 (西)
2011-05-01 09:03:07
Ayamiさん、毎週楽しみにしています。
それから、8時50分頃に難聴者向けの使いやすい手話を再放送していますが
こちらの方も身ながら手話の勉強させて頂いてます。
返信する
西さんへ (ぷーどる)
2011-05-01 18:02:41
骨導を伝わって反対側に音が届くのですね。

それはすごいです。

115dBが90dBまで上がるというのは
本当にすごいですね。

外での作業中、少しでも危険を回避できでば言う事ありませんね。


私の場合は、
人工内耳側の聴力検査は
防音室でヘッドフォンなしにスピーカーから音を流し
聞こえたら手を上げるという形で検査をしているので
右耳に耳栓してなかったらそのまま聞こえてしまうんですよ・・(笑)

西さんの場合はヘッドフォンから聞こえる音が骨を伝って対側に届いてるのですね。

なるほど~!です。


変換ミスは気にしないでね(笑)
私も気を付けてるつもりでもやらかします(笑)
お互い様ということで~~。
返信する

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