NORTHBOUND EXPRESS

鉄道好きサラリーマンの◆不定期運転臨時急行◆(全自由席)  

郷愁の西魚津駅 前編

2015年08月16日 | 乗り鉄・実車
一昨年、昨年に続き、今年の夏も北陸へ行ってきました。以前住んでいたとか親戚がいるとか特に縁があるわけではなく、たまたま旅行で行ってみた土地ですが、海が綺麗で人も少なく、夏を気持ち良く過ごせることから我が家ではもう第二の故郷になりつつあります。

そんな静かな北陸も今年3月の新幹線開業により、やはり去年と比較すると地元の町、特に駅周辺はそれなりに活気があり、ツーリストとおぼしき方々の姿も明らかに去年より多い感じでした。去年はそうでもなかったのに今年は宿もなかなか空きがない状況・・(^^;
しかしその陰で国鉄ムード満点だった北陸本線は金沢以東が3セク化され、特急列車もなくなり、急行型列車の生き残りであった475系も静かに旅立っていきました。スケジュールに余裕がなかったのですが、家族を巻き込んで昨夏乗っておいて良かったなぁと思います。。

というわけで、今夏は行程を考えている時から絶対に富山地方鉄道に乗ろうと考えていたんですが、前述のとおり、適地に宿が見つからず、おまけに家族から「ミラージュランド」に行きたいなんてリクエストがあがってしまったことから乗車は泣く泣く諦め、昨夏、475系の車窓でみた雰囲気の良い富山地鉄の西魚津駅と地鉄電車を見学することにしました。
ミラージュランドを出てものの5分くらい、こんなところに本当に駅なんてあるんか?という雰囲気の路地を入っていくと・・


ありました。自販機がちょっと残念な感じですが、絵に描いたような田舎の駅という雰囲気です。駅舎の御神木のような欅もいい情緒を醸していますね。願わくばもっと空の青い日に来たかった・・
  
ここは「西魚津駅」ではなく「驛津魚西」です。

駅舎の中もベンチにいろいろな柄の座布団、町内地図、時刻表・・1時間くらい滞在しましたが、訪問者は自販機のベンダーさんのみ。

これは「伝言板」ではなく「傳言板」です。もう塗装がはげて木目が露出しています。

改札口からホームへ ローカル線のレイアウトみたいな光景です。

もちろん跨線橋なんてものはなく構内踏切で反対側ホームへ渡ります。バックに見えるのは北陸本線あいの風とやま鉄道の築堤です。この駅から富山方へ少し走るとこの築堤をアンダーパスします。

後編に続く・・

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