予定では双六・三俣・鷲羽で遊ぶはずだったが、深夜3時に新穂高に到着すると駐車場はすでに満車であった。
後から聞いた話だと、すでに前日の21時には満車になっていたらしい。
登山ブームの過熱ぶりはすさまじい。
まあ、自分もその一人なのだけれども…。
途方に暮れていても仕方ないので、踵を返して沢渡へ。
こっちの駐車場はガラガラ。
時代は新穂高なのか?
なにはともあれバスのチケットを購入し上高地に入った。
当初の目的が果たせないということで、テンションはガタ落ち。
河童橋も朝霧に煙る。
何十回と通いなれた横尾街道をてくてく歩く。
明神、徳沢、横尾。最初の3時間は、いつも短く感じる。
上高地で登山届は提出しなかった。
なぜかというと、横尾まで歩きながら槍に行くか、涸沢に行くか迷っていたから。
結局、ピークハントする気が起きなかったので、涸沢でだらだら過ごすことに決めて、遭対協の受付で登山届を書いた。
涸沢までのルートをなめていたわけではないが、暑さのせいもあり熱中症っぽくなってしまった。
本谷橋を過ぎて急登を30分くらい進んだところで、頭がくらくらして、目がちかちかしてきた。
塩タブレットをなめながら、持っている水を全部飲み切るつもりで、ゆっくりゆっくり進んだ。
「落石注意」の看板のあたりで、引き返そうかどうか考えながらとぼとぼ歩く。
水分とアミノ酸を補給したのがよかったのか、次第に調子も戻ってきた。
涸沢ヒュッテの手前の雪田で、雪を帽子の中に詰め込んでかぶったら、冷たくていい気持ち。
結局、上高地から6時間30分かけて涸沢に到着。
いつもよりちょっと遅いくらい。
何はともあれ生ビール。
この一杯のためにがんばったのだ。
一息ついてテントを張る。
夏の涸沢は人がたくさんいるイメージだったが、人もそれほど多くないし、テントもまばらだ。
涸沢のブームは去ったのか?
もうピークハントはしないと決めていたので、絶景を眺めながらグータラ過ごす。
花の写真を撮ったり、
岩の上で寝転んだり、
なんかのんびりしていいな。
これからは、グータラするのを目的に涸沢に来るのはアリかもしれない。
陽が陰ってきたら涼しくなったので、フリーズドライで早めの夕飯にする。
アマノフーズのカレーは、本格的な味がする。うまい。
テントの中でゴロゴロしていたら、3時間も眠ってしまい、目を覚ましたらもう真っ暗だった。
深夜の運転と熱中症気味の登山で、思った以上に疲れたみたいだ。
歯磨きをするためにテントの外にでると、常念方面は雲の中で輝く稲光がすごかった。
雷鳴はこちらまで届かなかったが、向こうはとんでもない雷雨なのかもしれない。
ひとしきり稲妻を眺めてから、またシュラフに潜り込み本格的に眠りについた。
翌朝は4時50分に目を覚ました。もうじき日の出のようだった。
顔を洗いに小屋まで行くと、モルゲンロートが始まった。
真っ赤とまではいかなかったが、これはこれで美しい。
今日もいい天気になりそうだ。
どうやってグータラ過ごそうかなと思案してると、なんと緊急の仕事の連絡が入った。
はいはい、わかりましたよ。下山しますよ。あーあ。
結局、今回はこういう運命だったのかもしれないな。
ぱっぱとテントをたたみ、撤収完了。
最後に涸沢カールのド定番写真を撮影。
それにしても、本当に人が少ないな。
じゃあね、涸沢。
また今度グータラしに来るよ。
後から聞いた話だと、すでに前日の21時には満車になっていたらしい。
登山ブームの過熱ぶりはすさまじい。
まあ、自分もその一人なのだけれども…。
途方に暮れていても仕方ないので、踵を返して沢渡へ。
こっちの駐車場はガラガラ。
時代は新穂高なのか?
なにはともあれバスのチケットを購入し上高地に入った。
当初の目的が果たせないということで、テンションはガタ落ち。
河童橋も朝霧に煙る。
何十回と通いなれた横尾街道をてくてく歩く。
明神、徳沢、横尾。最初の3時間は、いつも短く感じる。
上高地で登山届は提出しなかった。
なぜかというと、横尾まで歩きながら槍に行くか、涸沢に行くか迷っていたから。
結局、ピークハントする気が起きなかったので、涸沢でだらだら過ごすことに決めて、遭対協の受付で登山届を書いた。
涸沢までのルートをなめていたわけではないが、暑さのせいもあり熱中症っぽくなってしまった。
本谷橋を過ぎて急登を30分くらい進んだところで、頭がくらくらして、目がちかちかしてきた。
塩タブレットをなめながら、持っている水を全部飲み切るつもりで、ゆっくりゆっくり進んだ。
「落石注意」の看板のあたりで、引き返そうかどうか考えながらとぼとぼ歩く。
水分とアミノ酸を補給したのがよかったのか、次第に調子も戻ってきた。
涸沢ヒュッテの手前の雪田で、雪を帽子の中に詰め込んでかぶったら、冷たくていい気持ち。
結局、上高地から6時間30分かけて涸沢に到着。
いつもよりちょっと遅いくらい。
何はともあれ生ビール。
この一杯のためにがんばったのだ。
一息ついてテントを張る。
夏の涸沢は人がたくさんいるイメージだったが、人もそれほど多くないし、テントもまばらだ。
涸沢のブームは去ったのか?
もうピークハントはしないと決めていたので、絶景を眺めながらグータラ過ごす。
花の写真を撮ったり、
岩の上で寝転んだり、
なんかのんびりしていいな。
これからは、グータラするのを目的に涸沢に来るのはアリかもしれない。
陽が陰ってきたら涼しくなったので、フリーズドライで早めの夕飯にする。
アマノフーズのカレーは、本格的な味がする。うまい。
テントの中でゴロゴロしていたら、3時間も眠ってしまい、目を覚ましたらもう真っ暗だった。
深夜の運転と熱中症気味の登山で、思った以上に疲れたみたいだ。
歯磨きをするためにテントの外にでると、常念方面は雲の中で輝く稲光がすごかった。
雷鳴はこちらまで届かなかったが、向こうはとんでもない雷雨なのかもしれない。
ひとしきり稲妻を眺めてから、またシュラフに潜り込み本格的に眠りについた。
翌朝は4時50分に目を覚ました。もうじき日の出のようだった。
顔を洗いに小屋まで行くと、モルゲンロートが始まった。
真っ赤とまではいかなかったが、これはこれで美しい。
今日もいい天気になりそうだ。
どうやってグータラ過ごそうかなと思案してると、なんと緊急の仕事の連絡が入った。
はいはい、わかりましたよ。下山しますよ。あーあ。
結局、今回はこういう運命だったのかもしれないな。
ぱっぱとテントをたたみ、撤収完了。
最後に涸沢カールのド定番写真を撮影。
それにしても、本当に人が少ないな。
じゃあね、涸沢。
また今度グータラしに来るよ。
僕も方々で満杯の駐車場に泣かされちょります。
しかしこの時期、涸沢がこんなに空いているとは、、、
ガシガシ登るのもいいけれど、たまにはのんびりするのもええですよね。
戦意喪失してなかったら北穂あたりまで足を延ばしてコ-ヒ-を啜りつつ大キレットを眺めるのもよかったかも。
と思っていましたが、まさかの涸沢ゴール!
のんびりグータラもいいですね
こんにちは!
駐車場ジプシーは本当に勘弁してほしいですよね。
いつからこんなことになってしまったのか…。
紅葉の時季が恐ろしいです。
北穂や奥穂も考えたのですが、今回はのんびりを決め込みました。
これはこれで正解というか、今後グータラ山行が増えそうで怖いです。(笑)
>ヒルマさん
こんにちは!
インスタも見ていただいているんですね。ありがとうございます!
思わせぶりな投稿ですみませんでした~。(笑)
涸沢は、もう数え切れないほど足を運んでいるのですが、ここを目的にしたのは初めてでした。
たまにはこんなのもいいかなと。