待ちに待ったゴールデンウィーク5連休!
仕事の疲れもなんのその。
家族と荷物を積み込み、5月1日の夜に東京を出発した。
ETC1000円の恩恵に預かり、高速代はしめて1500円の表示に感動する。
日付も変わって5月2日深夜に長野県小県郡にある、毎度おなじみ(?)親父の小屋に入った。
睡眠時間3時間で目覚ましのベルが鳴った。心臓が止まりそうになる。
冷たい水で顔を洗い、さぁ釣りに行くぞ!
とっておきの渓の宝石達で、ニュータックルに魂を吹き込むのだ。
まずは、なじみの支流へ。
ここは、イワナの渓だ。
ニュータックルは、ぜひともイワナで入魂したいと思っている。(タックルのインプレッションは、別記事で。)
ほどよい水量とやや低めの水温(6.8℃)。
ここぞというポイントでは、イワナがちらっと姿を現すが、なかなか口を使ってくれない。
このポイントでやっとこさフッキングに持ち込めた。
ナメ床のエグレに着いていたチビイワナ(笑)。でも、この川の在来種だ。
これでめでたくボウズ回避&入魂完了。
このあとちょっと上流の開けたところで、何かの動物のまだ真新しいピンク色した内臓がごっそり落ちていた。
見た瞬間、「まさか人間の?」と少々気持ち悪くなったので、そそくさと退渓。
山道を下っていくと、農作業している方に出会ったので、先ほどの内蔵の話をすると、ハンターが鹿の解体をやっているのだという。ちょっとホッとした。
この日は、別の支流でピンしゃんヤマメにも出会うことができた。
二日目以降、まとめてレポート。
上小漁協管内は、とても広い。
今回は、まだ入ったことのない支流を開拓してみることにした。
親父の小屋からは車で1時間くらい走る。
この川は標高が高いせいもあり、まだ早春の域を出ない。
気温は8℃。水も冷たく、午前5時の段階で5.8℃。
本当なら、もっと遅い時間帯に入渓するべきなのかもしれない。
だが、そこが釣り人の悲しい性。GWのハイプレッシャーに対抗するには、早起きしかないと思っているのだ。
フリースのジッパーを首まで上げて、遡行開始。
水の冷たさで、イワナたちは岩の下から動かないのだろうか。それとも魚影が薄いのだろうか。
反応の無い状態がしばらく続く。
新しい沢の開拓は、いつも疑心暗鬼の連続。釣れない焦りと、選択ミスかもしれないという葛藤が心を支配する。
水温が低いときの鉄則、「深場や脇のタルミ」「スローなアクション」「時にはダウンで」、それら一つ一つの動作をできるだけ集中して行い、他にも考えられることは全て試す。
そして、ついにその時はきた。
かなり大きな滝がつくる深い釜。
近寄ると冷たいしぶきが全身にかかる。
沸き立つ白泡とエメラルドグリーンの深みに何度もキャストする。
あきらめの早い自分にしては珍しく粘った。
十投目、十五投目くらいだろうか、根掛かりかと思わせる「ガツッ」という手応えに脊髄反応でロッドを煽る。
ジーッとドラグが唸り、激しく抵抗する金色の魚影。
新しいロッドは、急激な大物の引きにもティップが柔軟に反応し、そしてバッドパワーで引き寄せる。
勝負あり!
やった! 尺イワナ。
逞しい胸びれ、そして鮮やかなオレンジの斑点。
在来種のDNAを色濃く残す素晴らしい魚体だ。
ルアーを飲み込むようにフッキングしていた。
新しいロッド&リールは、いい仕事をしてくれた。
これで本当に魂が入った、そんな気にさせてくれる一尾だ。
一気にこの川の虜になった。
また別の日も、新たな区間に入渓した。
まずは上流部。
アップで攻めるとほとんど無反応か、またはルアーを追ってきて、追い切れずにそのまま落ち込みから下流へ流れてしまうなど、今一つ活性が低い。
アップクロスでようやくバイトに持ち込んだ。
フック一カ所にちょん掛け。バレなくてよかった。
このあと、鹿や狐とは違う丸い足跡を発見。まだ新しい。
大きさはそれほどではないが、熊の可能性があるので素早く退散。
万が一、子熊のそれだったら、近くに母熊のいる可能性が高い。
君子危うきに近寄らず、なのだ。
下流へ大移動。
一気に渓が開け、高原地帯の快活な流れだ。
ここでもアップでは反応がなかったので、アップクロスやダウンでじっくり攻めた。
脳内にはシアワセの液体が充満している。
田植えを待つばかりとなった水田には、新緑と山桜のコントラストが映り込む。
渓の宝石に癒された釣り人の耳には、カエルたちの声すら優しく響いた。
仕事の疲れもなんのその。
家族と荷物を積み込み、5月1日の夜に東京を出発した。
ETC1000円の恩恵に預かり、高速代はしめて1500円の表示に感動する。
日付も変わって5月2日深夜に長野県小県郡にある、毎度おなじみ(?)親父の小屋に入った。
睡眠時間3時間で目覚ましのベルが鳴った。心臓が止まりそうになる。
冷たい水で顔を洗い、さぁ釣りに行くぞ!
とっておきの渓の宝石達で、ニュータックルに魂を吹き込むのだ。
まずは、なじみの支流へ。
ここは、イワナの渓だ。
ニュータックルは、ぜひともイワナで入魂したいと思っている。(タックルのインプレッションは、別記事で。)
ほどよい水量とやや低めの水温(6.8℃)。
ここぞというポイントでは、イワナがちらっと姿を現すが、なかなか口を使ってくれない。
このポイントでやっとこさフッキングに持ち込めた。
ナメ床のエグレに着いていたチビイワナ(笑)。でも、この川の在来種だ。
これでめでたくボウズ回避&入魂完了。
このあとちょっと上流の開けたところで、何かの動物のまだ真新しいピンク色した内臓がごっそり落ちていた。
見た瞬間、「まさか人間の?」と少々気持ち悪くなったので、そそくさと退渓。
山道を下っていくと、農作業している方に出会ったので、先ほどの内蔵の話をすると、ハンターが鹿の解体をやっているのだという。ちょっとホッとした。
この日は、別の支流でピンしゃんヤマメにも出会うことができた。
二日目以降、まとめてレポート。
上小漁協管内は、とても広い。
今回は、まだ入ったことのない支流を開拓してみることにした。
親父の小屋からは車で1時間くらい走る。
この川は標高が高いせいもあり、まだ早春の域を出ない。
気温は8℃。水も冷たく、午前5時の段階で5.8℃。
本当なら、もっと遅い時間帯に入渓するべきなのかもしれない。
だが、そこが釣り人の悲しい性。GWのハイプレッシャーに対抗するには、早起きしかないと思っているのだ。
フリースのジッパーを首まで上げて、遡行開始。
水の冷たさで、イワナたちは岩の下から動かないのだろうか。それとも魚影が薄いのだろうか。
反応の無い状態がしばらく続く。
新しい沢の開拓は、いつも疑心暗鬼の連続。釣れない焦りと、選択ミスかもしれないという葛藤が心を支配する。
水温が低いときの鉄則、「深場や脇のタルミ」「スローなアクション」「時にはダウンで」、それら一つ一つの動作をできるだけ集中して行い、他にも考えられることは全て試す。
そして、ついにその時はきた。
かなり大きな滝がつくる深い釜。
近寄ると冷たいしぶきが全身にかかる。
沸き立つ白泡とエメラルドグリーンの深みに何度もキャストする。
あきらめの早い自分にしては珍しく粘った。
十投目、十五投目くらいだろうか、根掛かりかと思わせる「ガツッ」という手応えに脊髄反応でロッドを煽る。
ジーッとドラグが唸り、激しく抵抗する金色の魚影。
新しいロッドは、急激な大物の引きにもティップが柔軟に反応し、そしてバッドパワーで引き寄せる。
勝負あり!
やった! 尺イワナ。
逞しい胸びれ、そして鮮やかなオレンジの斑点。
在来種のDNAを色濃く残す素晴らしい魚体だ。
ルアーを飲み込むようにフッキングしていた。
新しいロッド&リールは、いい仕事をしてくれた。
これで本当に魂が入った、そんな気にさせてくれる一尾だ。
一気にこの川の虜になった。
また別の日も、新たな区間に入渓した。
まずは上流部。
アップで攻めるとほとんど無反応か、またはルアーを追ってきて、追い切れずにそのまま落ち込みから下流へ流れてしまうなど、今一つ活性が低い。
アップクロスでようやくバイトに持ち込んだ。
フック一カ所にちょん掛け。バレなくてよかった。
このあと、鹿や狐とは違う丸い足跡を発見。まだ新しい。
大きさはそれほどではないが、熊の可能性があるので素早く退散。
万が一、子熊のそれだったら、近くに母熊のいる可能性が高い。
君子危うきに近寄らず、なのだ。
下流へ大移動。
一気に渓が開け、高原地帯の快活な流れだ。
ここでもアップでは反応がなかったので、アップクロスやダウンでじっくり攻めた。
脳内にはシアワセの液体が充満している。
田植えを待つばかりとなった水田には、新緑と山桜のコントラストが映り込む。
渓の宝石に癒された釣り人の耳には、カエルたちの声すら優しく響いた。
長野の渓でネイティブイワナを釣り上げて、いっぱい癒されたようですね。
ご家族も当然色々楽しまれたのでしょうね?
ありがとうございます!
こんなに上手くいくとは思いませんでした。
癒しという点では、これ以上ないくらい癒されましたね。
GWファミリー編は、後日アップ予定です(笑)!今日は疲れたので、寝ます~。
きれいな川ですね~
魚たちも川に磨かれてピカピカ輝いて見えます
尺イワナのとぼけた表情も素敵ですね
東京のやさぐれたヤツも良いですが
いなかっ子も良いですね~
長野釣行☆を満喫したみたいで…いやはや参りますた…(笑)
オイラもpapaさんを見習って新規開拓せねば…汗
でも、ついつい鱒鬼狙いしちゃいます…(笑)
今回開拓した川は、とても水が綺麗でした。
やっぱり綺麗な水には綺麗な魚が育つんだなと思った次第です。
ますますイワナが好きになりました。
全身で長野満喫の5日間でした。
新規開拓も上々の結果でしたし、言うこと無しです。
疑似さんの地元周辺でちょっと気になる川がちらほらあるので、今度は山越えて、会いに行きますから~。