もう秋ヤマメ

ここ１週間ほど毎日のようにゲリラ雷雨による豪雨に見舞われている。
仕事をしながらも、頭の中では濁りと増水で荒れ狂っている川を思い浮かべ、夏が終わる悲哀に肩を落としていた。

そんなとき、ふとjbopperさんのブログを訪問したら、なんとグッドなヤマメを釣っちゃってる。
秋川も支流なら釣りができる！

８月も最終日の今日、過ぎゆく夏を惜しみつつ、きっちり有終の美を飾るのだ！って、禁漁まではあと１ヶ月あるけどね。。。

１本目に入った沢は、釣り人もいなかったが、魚もいなかった。
このままでは帰れない。
２本目の沢をめざして、車で大移動。
ところが、ここが大混雑。
本流が濁りと増水で釣りにならないのだろう。
餌師５人、フライマン１人に出会う。
挨拶を交わしつつ情報交換をする。
みんな口をそろえて「小さいのしかいないよ～。」と苦笑い。
親指と人差し指で示すサイズは５ｃｍほど。

上に行くことを伝えると、みんな「ご苦労さん、がんばってね！」と励ましてくれる。

林道を小１時間ひたすらぐいぐい歩く。
しかし、苦労した割には全く魚影がなく、またとぼとぼ下ってきた。

行くとき出会った人たちは、みんな諦めてしまったのだろうか、誰もいなくなったので、めぼしいポイントを拾い釣りするように、ルアーを打っていく。


半ばボウズを覚悟していた矢先、このポイントから思いがけず良型がヒットした。


このプレッシャーの中、値千金の一尾だ。
魚体の色にも深みがあり、まさしく秋に向かうヤマメだ。

もう秋ヤマメのシーズンか。