
おはようございます。蒸し暑かったり、やませで涼しかったりと、天候が不安定な日が続いていますが、みなさんお元気でお過ごしのことと思います。
今日は、赤ちゃんが泣き出したら、まず何をしたらいい?泣くサインの意味と、そのケアについてご紹介します。
言葉を話せない赤ちゃんにとって、泣くことは要求を伝える方法のひとつ。体調に問題がなくても、眠い、おなかがすいたといった理由から、ときには30分~1時間も泣きっぱなし、ということも珍しくありません。
大切なのは、赤ちゃんが泣いていても、焦ってパニックにならないこと。焦ってしまうとその気持ちが赤ちゃんに伝わり、ますます泣いてしまうことがあります。泣いているときこそ、お母さんはゆったりとかまえ、おおらかな気持ちで接するようにしましょう。
ただし、いつもと比べて泣き方が激しいなど様子が普段と異なる場合は、体調不良のサインかもしれません。たとえば、火がついたように激しく泣く→機嫌がよくなる→激しく泣く、を繰り返す場合は、腸の一部が重なり合う「腸重積(ちょうじゅうせき)」という病気が考えられます。そのほか顔色が悪い場合や、発熱、下痢、おう吐、血便ががある場合などは、病院に連れて行くようにしましょう。
【赤ちゃんが泣くのはこんなサイン】
①眠い
眠いときや、眠いのになかなか寝付けないときなど、弱い声でぐずぐず泣く傾向があります。
②おなかがすいた
授乳から時間がたっている場合や、前に飲んだミルクの量が少ない場合は、おなかがすいた合図かもしれません。
③甘え
抱っこしてもらいたいときなど、人肌が恋しいとき、泣いて甘えを表現することがあります。
④オムツを替えてほしい
オムツが汚れていると、不快感から泣き出すことがあります。また、オムツの中が蒸れてかぶれていると、かゆくて泣き出すことがあります。
⑤暑い・寒い
暑いときや寒いときも、赤ちゃんは泣いて知らせます。体にさわって汗ばんでいたり、手足の先が冷たかったりしたら、着替えさせたり、室温調整をしたりしましょう。
⑥人見知り
早い子は、生後3~4ヶ月くらいで人見知りをします。慣れない人の顔を見て泣き出すこともありますが、慣れてくるとそのうちだいじょうぶになります。
【Q&A】
Q:赤ちゃんが泣いたら、まずどうすればいい?
A:まずは抱っこをして安心させてあげましょう。抱っこをして赤ちゃんにさわることで、体温や汗のかき具合、オムツの様子など、多くの情報を得ることができます。
Q:オムツもミルクも大丈夫。体調も悪くなさそうなのに、なかなか泣きやんでくれないときは?
A:具合がわるくなくても、泣きやまないことがあります。そんなときは焦らず、じょうずに気分転換させてあげましょう。
①外に出てみる
外に出ると、景色や気温が変わり、赤ちゃんの興味を刺激します。ベビーカーで散歩するのも効果的です。
②抱っこやおんぶであやす
しっかり抱いてゆっくり体を揺らしてあげると、心地よくて泣きやむ子も。おんぶをしながら階段をゆっくり上り下りするのもよいでしょう。
③音や声を出して遊ぶ
音の出るおもちゃであやしたり、「いないいないばあ」などの声かけ遊びも気分転換になります。